電子マネーとは?今更聞けない3つの特徴やメリット・デメリットをご紹介
2020 10.21この記事はPRを含みます
電子マネーとは?
電子マネーとは、現金を使わずにスマホなどの「デジタルデータ」を使って支払いを行なう決済サービスです。電子マネーには「交通系」「流通系」「クレジットカード系」「QRコード決済系」があります。
電子マネーはクレジットカードとは違い、会員登録や本人確認するだけで誰でもすぐ利用できるので、近年利用者が増えてきています。
支払いの方法には前払いでチャージする「プリペイド型」と、即払いの「デビット型」、後払いの「ポストペイ型」があります。
電子マネーの特徴3つ
電子マネーといえば、スマホ決済、お財布カード決済などがあります。では、キャッシュレスでよく使われるクレジットカードと電子マネーとは何が違うのでしょうか。
クレジットカードと電子マネーの大きな違いといえば決済方法で、クレジットカードとは電子カードでいう後払い方式「ポストペイ型」のみという点がまずは挙げられます。
他にもそれぞれ違う特徴があります。では、それぞれ何が違うのか特徴ごとにご覧ください。
電子マネーの特徴1:スマホで決済できる
スマホで決済できるのが、電子マネーの特徴の1つです。スマホで決済する場合は「非接触型決済(非接触IC決済、Suicaなどの交通系ICカード、Edyなど)」、「QRコード決済(PayPay、LINE Payなど)」の2通りの方法があります。
スマホ決済での支払い方法は「前払い式(プリペイド、チャージ)」「即時支払い(デビッド)」「後払い(ポストペイ)」があります。
電子マネーの特徴2:審査が不要な場合も
クレジットカードとは違い、基本的にほとんど審査が不要なのも電子マネーの特徴です。例えば、交通系電子マネーなどは購入後、そのまま利用可能です。
電子マネーならではのポイントや特典、サービスなどを幅広く受けたい場合は、本人確認などが必要ですが、それもクレジットカードに比べると審査もそれほど厳しくないので、利用者も増えています。
電子マネーの特徴3:現代で普及率が高い
現代で普及率が高くなっているのも電子マネーの特徴です。その要因の1つとして、クレジットカードは審査が厳しく、ハードルが高く使いづらいということがあります。
もう一つの要因はポイント還元です。ほとんどの電子マネーは買い物などで利用した際にポイントとして(例:100円=1ポイント)還元されます。また、おサイフケータイとクレジットカードの連携でさらにポイント還元率が高くなるのも普及率アップの特徴です。
電子マネーのメリット3つ
電子マネーが普及し始めた背景には、メリットが多いことも挙げられるでしょう。そこで、ここからは電子マネーのメリットを3つ紹介します。
電子マネーのメリットとは、どういったものでしょうか。現金を持たなくてもいい、ということは電子マネーのメリットとして知られていますが、他にも電子マネーだからこそのメリットがあります。
電子マネーのメリット1:現金を持ち歩かなくてよい
電子マネーのメリットとして真っ先に挙げられるのが、現金を持ち歩かなくていいということです。
電子マネーでもおサイフカードなどはチャージをする際には現金が必要な場合がありますが、おサイフケータイの場合は銀行口座と紐づけできる場合もあるので、スマホ1つでチャージできます。
電子マネーのメリット2:盗難のリスク軽減
電子マネーのメリットの2つ目は、盗難リスクが軽減されることです。現金の場合は落としたり、盗まれたりした場合、手元に戻って来る確率は相当に低いと言えるでしょう。
ですが、電子マネーの場合は紛失時でも補償してくれるサービスもあります。また、スマホ決済の場合はパスワード設定もしくはロックをかけておくことで、不正利用を防ぐことができます。
電子マネーのメリット3:キャッシュレスで割引
電子マネーの3つ目のメリットとは、キャッシュレス決済で割引などが受けられるということです。
例えば、スマホ決済ではおなじみの「PayPay」。終了してしまいましたが、 Pay Payを利用すると、40%が還元されるといったキャンペーンもありました。
他にも電子マネーを使うことで、ポイント還元や50%割引など各種サービスが受けられます。
電子マネーのデメリット3つ
どんなものでもそうですが、メリットがあるということは、デメリットもあります。では、電子マネーのデメリットとは、どういったものがあるのでしょうか。
初めて電子マネーを利用する方は電子マネーを使用する前の心構えとして、デメリットの部分もしっかり抑えておきましょう。
では、電子マネーのデメリットを3つ紹介します。
電子マネーのデメリット1:お金を使いすぎるリスク
電子マネーの1つ目のデメリットは、お金を使いすぎてしまうリスクがあるということです。これはクレジットカードでもありがちなのですが、手元に目に見える現金がないので、どうしても使いすぎてしまうことがあるからです。
前払い式ならばチャージしてある金額以上を使うことはありませんが、ポストペイ型は後払いとなるので所持金以上を使ってしまうことがあります。
使いすぎが心配な場合は、前払い方式を利用しましょう。
電子マネーのデメリット2:スマホの電源が切れた時
電子マネーの2つ目のデメリットはスマホの電源が切れた時、現金がないと何もできなくなるということです。
これもよくあることの1つなのですが、交通手段も買い物もスマホ1つで全部済ませるという方が、うっかり充電を忘れて現金も持ち合わせていなかった為に、身動きが取れなくなったという事例がありました。
また災害時にはスマホの通信障害があって使えない、という事例もあります。
電子マネーのデメリット3:競合サービスが多い
電子マネーの3つめのデメリットとは、競合サービスが多く、どれを使えばいいのか迷ってしまうことです。
Pay Payの人気に伴い、各社がこぞって「○○ Pay」を出してきました。しかし、数が多すぎて、半数以上が使われていないということもあるようです。
スマホ決済を取り入れたものの、使わないという場合もあるのでしょう。選ぶ時のポイントとしては、よく行くお店の電子マネーを利用するのがおすすめです。
おすすめの電子マネー3選
メリット、デメリットを考えてもやっぱり使ってみたい、という方におすすめの電子マネーを3つ紹介します。
もちろん、他にも数多くの電子マネーがあります。例えば、イオンをよく利用するのであれば「WAON、モバイルWAON」がおすすめですし、セブンイレブンを使うのであれば「nanaco」がおすすめです。
おすすめのは電子マネーは利用できる場所が多いので、ぜひ参考にしてください。
おすすめの電子マネー1:iD
おすすめの電子マネーの1つめは「iD」です。docomoが展開している電子マネーとなります。
電子マネーが流行する前より展開されているため、普及率が高く加盟店も多いのがおすすめできる理由です。
iDカード所持かアプリ会員であればいつでも利用できます。iDはチャージ型、デビット型、ポストペイ型どれでも選べるのが魅力です。
おすすめの電子マネー2:QuickPay
おすすめの電子マネーの2つ目は「QuickPay」です。QuickPayはiDと同じく全国で加盟店が多く普及率も高い電子マネーです。
iDと比べると使える電子マネーの種類が多いのが特徴です。専用カード、スマホ決済はもちろん、キーホルダー型、コイン型、nanacoカード一体型やおサイフケータイなど、その種類の豊富で電子マネーの中でも特出しています。
おすすめの電子マネー3:楽天Edy
おすすめの電子マネーの3つ目は「楽天Edy」です。楽天Edy会社が運営するプリペイド型の電子マネーです。
楽天Edyの特徴は楽天市場だけでなく、全国加盟店どこでも使える上にチャージできるクレジットカードが多いことです。
そして何よりキャンペーン等が多いので、ポイントの恩恵が受けられやすいのが魅力的です。
電子マネーを活用しよう!
電子マネーはポイント還元や補償制度など現金では、なかなか受けられない恩恵を数多く受けることができます。
クレジットカードとは違い、スマホや専用カードがあれば登録せずとも使えるのが電子マネーの魅力です。
よく利用する店舗などがキャッシュレス決済に加入されていたら、電子マネーを利用してみるのもいいのではないでしょうか。