kinple金融(kinyu-)の世界をsimpleに

おすすめの水道料金節約術13選|水道代を節約するために心がけることとは

2020 10.21この記事はPRを含みます

水道料金とは?

水道代を節約するためにはまずその仕組みについて理解する必要があります。一般的に水道代は、上水道と下水道それぞれの利用料金の合算により発生しています。

皆様が日々お支払いされている水道料金は、一律で発生する基本料金と使った分だけ請求される水量料金の2つから構成されます。

これらの料金はお住まいの地域によって異なりますので、それぞれの費用がどうなっているのかをご確認ください。

水道料金の確認方法

普段、水道料金がご自宅でどれくらいかかっているのか確認してらっしゃるでしょうか?銀行口座からの引き落としに設定して、具体的な金額については把握していないという方も多いでしょう。

水道料金は、自宅に郵送される水道使用料のお知らせという案内で確認することができます。

また、自治体によってはインターネット上で水道料金を確認することが可能ですので、ぜひ自治体のホームページをご確認ください。

水道料金の計算方法

水道料金および下水道料金は、冒頭で述べた基本料金と水量料金(従量料金)から算出されます。金額についてはお住まいの自治体水道局をご確認ください。

計算式は水道料金=基本料金+従量料金です。

従量料金については、使用した水道量により単価が変動します。そちらについても水道局の計算方法ページを参照ください。利用する水の量が増えると、単価そのものも上がるために結果として水道料金も割高になってしまいます。

家庭内ではお風呂で使われる水が多い

家庭の日常生活の中で、どのような場面で多くの水が消費されているのかについてご紹介いたします。

東京都水道局の平成27年度の調査では、家庭で消費する水の40%はお風呂で使用されています。

浴槽にお湯を張った場合、一般家庭ではおよそ180リットル、シャワーを3分間流しっぱなしにするとおよそ36リットルの水が使用されてるのです。

普段多く使用されている場所での節約が効果的な取り組みとなります。

おすすめの水道料金節約術13選

水を使う量を節約することで、水道料金の計算式にある従量料金を下げることができます。使用量が減ることで単価も下がるため、純粋な使用量の差以上の金額差を生むことが可能です。

そこで、家庭内での水道使用料を減らすための水道節約術を13選ご紹介します。挑戦できるところから実践し、ぜひ節約にお役立てください。

おすすめ水道料金節約術1:シャワーはこまめに止める

まず1つ目の節約術は、シャワーについてです。髪や体を洗っている間、シャワーを流しっぱなしにしていませんか?

3分間流すだけで、なんと36リットルもの水を消費してしまいます。シャワーを意識的に都度止めるだけで、現状から大きく使用料を減らすことができます。

おすすめ水道料金節約術2:洗濯はためすすぎにする

洗濯機にはすすぎ方法が2つあることをご存知でしょうか。それは注水すすぎとためすすぎです。これらは洗濯機の機種により設定することができます。

注水すすぎとは、水を少しずつ出し給水しながら行うすすぎ方法です。洗剤や汚れの残りが生じにくいことが特徴ですが、もう一方のためすすぎよりも水の使用量が多くなってしまいます。

節水の観点では、ためすすぎの方が優れたすすぎ方法となります。

おすすめ水道料金節約術3:お風呂のお湯の入れ替え頻度を下げる

入浴する際、浴槽には毎日お湯を張っていますか?

毎日浴槽のお湯を交換していると、月の水道の使用量が膨大となってしまいます。そのため、可能な範囲で入れ替えの頻度を下げることで、節水につながります。

しかしながら、お湯を替えずに何度も追い焚きをしていると雑菌が増えてしてしまうことも報告されているため注意が必要です。

おすすめ水道料金節約術4:食洗機を導入する

食器洗いは手洗いよりも食洗機を利用した方が水道代を節約することができる場合があります。

食洗機では汲みためた水を機械内で循環させて洗いやすすぎを行うため、水道を流しっぱなしで行う手洗いと比較して消費する水の量を削減することが可能です。

それ以外にも、電気を消費する一方でガス代の節約につながることや、家事の時間短縮になるなど多くのメリットが食洗機にはありますので、持っていなかった方もぜひ購入検討ください。

おすすめ水道料金節約術5:食器を手洗いするならため洗いをする

キッチンでの水道節約方法として、食洗機を導入する以外にも手洗い時にできることがあります。

それは、水のため洗いをすることです。

蛇口をひねり、水道を流しっぱなしにしてしまう流し洗いが水道の大量消費の原因となります。水をためながら洗い物をすることで手洗いでも節水することができます。

食洗機を持っている方も、薄口グラスなど食洗機が利用できない時には有効な節水方法になりますので実践ください。

おすすめ水道料金節約術6:歯磨きのときはコップに水をくむ

歯磨きは毎日複数回行われる方が多いですが、ここでも節水する方法があります。

歯磨きの際に30秒間水道を流しっぱなしにするとおよそ6リットルの水を消費してしまいますが、コップに汲んで行うことで水の消費を1リットル以下に節約できます。

1回あたりに5リットル程度の節約ができ、簡単な方法でもありますのでぜひお試しください。

おすすめ水道料金節約術7:お風呂の水は再利用する

お風呂の浴槽の残り湯は使用状況によって異なりますが、一般家庭ではおよそ180リットルと相当の量があります。

この残り湯を家事に転用し、洗濯や掃除に活用することで残り湯を使用した分をそのまま節水することが可能です。

残り湯の半分程度を使用したとすると1回あたりで90リットルの節水効果がありますので手間はかかりますが非常に有効な手段です。

おすすめ水道料金節約術8:洗濯はまとめてする

実は、洗濯機で消費される水の量は、洗濯物の量でそこまで変わることがありません。

すなわち、少量の洗濯物を複数回に分けて洗濯するよりも、まとめて一回にすることで使用する水の量を減らすことができます。

しかしながら、洗濯物を入れすぎると汚れが残ってしまったりと弊害が生じますので、容量を考慮しながら実践ください。

おすすめ水道料金節約術9:トイレは大・小を使い分ける

見落としがちな節水方法がトイレに眠っています。

トイレの排水方法には大小が分かれていますが、使い分けていない方も多いのではないでしょうか。一回あたりの節約量はわずかですが、1日に何度も利用される場所ですので、継続することで相当量の節水に結びつきます。

ご家族の人数が多い世帯ほど節水量が比例して増えますので、大家族におすすめできる節約法です。

おすすめ水道料金節約術10:節水型トイレにする

トイレそのものを刷新することも有効な節約術です。節水型トイレというものが登場しています。

1990年代の製品では大で流した時に10リットル以上の水が消費されておりましたが、節水型のトイレに交換することでその量を半分以下に節約することができます。

節約型トイレへの交換に費用は発生してしまいますが、毎日複数回利用するのがトイレですので、先行投資として有効な手段の1つです。

おすすめ水道料金節約術11:トイレの音は音消しを利用する

トイレで用を足している際、音消しに水を流していませんか?

毎回音消し目的で大を流しているとすると、数リットル余分に消費していることになります。それを止めることで継続して節水が実現できます。

消音のためにはぜひ機能として備わっている音消しを利用し、水道代を節約しましょう。

おすすめ水道料金節約術12:家族が多い場合はお風呂をためる

シャワーの流しっぱなしは非常に多くの水道量を要します。シャワー15分ほどで浴槽1杯分と同程度の量になります。

家族が複数人で一緒に住んでいる場合、それぞれが15分ほどのシャワーを使用するとかなりの水道利用量になってしまうために、その際はお風呂を溜めた方が結果的には節水になることが多いです。

冬には体を暖めるためシャワーの時間が長くなりがちなため、お湯を張ることでシャワー時間を短縮することができます。

おすすめ水道料金節約術13:節水型シャワーヘッドに変える

シャワーの使用はお風呂に入る際に避けることができないため、シャワーヘッドを取り換えるという方法があります。

節水型シャワーヘッドに交換することで節水効果は40%から60%と非常に高いだけでなく、それに伴いお湯を沸かすためのガス代電気代の節約にも繋げることができます。

水道代を節約するために心がけること3つ

これまで、実に13種の水道代節約の方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

全てを実践することは簡単ではないかもしれませんが、取り組みやすいところから継続させることが非常に重要です。

ここからは、節水取組を継続させるために大切にしてほしいことを3点お伝します。

節約するために心がけること1:水を使うべきところはどこか考える

家庭で使用できる水道水は貴重な資源です。

有限であることを理解した上で、水を使うべきところと使わなくても済むところを意識することが大切となります。

その一つの例が、13選でご紹介したトイレの音消しでの流し利用が挙げられます。水の使用を他のもので代用できないか考えることで節水に繋がる場面が複数あるのではないでしょうか。

節約するために心がけること2:水の使い方を考える

日常の生活で水をどのように使用しているのか、水の使用方法を考えながら使うようにすることで気づきが得られます。

お風呂のお湯の残り湯を洗濯や掃除に使う、といった取り組みがこれに該当します。新しい水を使わなければいけないのか、と見直すことで再利用による節水が可能です。

あくまで一例となりますが、それ以外にも普段の水の使い方から合計の水の使用量を減らせる箇所を発見することができます。

節約するために心がけること3:水道を使うときは意識する

最後に、水道の水を使う時には必ず意識を向けるようにしましょう。

無意識であればどこでどれだけ水を使っているのか気づくことができません。また、意識せず流しっぱなしにしてしまっていたところから改善することが簡単な節水方法です。

このように、意識して水を使うようにするだけで水道代を節約することができます。さらに1人ではなく家族全員で意識することでさらに節水をすることが可能です。

水道料金の節約はコツコツ続けよう

水道代の節約のための取り組みは1つ1つの差は小さく、1回で金額に直結する様な効果はなかなかありません。

しかしながら、ご紹介した節水方法を継続してコツコツと続けていくことが非常に重要です。

1日あたりの差額ではなく、長期間続けることで生じる年間での金額差をイメージしながらめげずに続けていきましょう。

\ お金の勉強をしよう/
ページの先頭へ