QUICPayとiDの特徴・メリット5つと比較ポイント|おすすめカードも紹介
2020 10.21この記事はPRを含みます
QUICPayってどんな電子マネー?
QUICPayはJCB推進の後払い方式の電子マネーサービスです。
会計の際に、お店の決済端末にスマホや電子マネーのカードをかざすだけで、簡単に素早く支払いができます。QUICPayはクレジットカードの付加サービスとして展開されているため、利用するにはQUICPayと提携しているクレジットカードが必要です。
iDってどんな電子マネー?
iDとは、三井住友カードとNTTドコモが提携している電子マネーです。電子マネーの先駆けとなったiDは加盟店が多く、普及率も高いです。
必ずiDカードを作る必要があり、スマホタイプでもクレジットカード、プリペイドカード、デビットカードのどれかと紐づけして使用します。70社以上のカード会社が対応しています。全国のiDマークの店舗で利用できて、会計時に専用端末にかざして支払い完了となります。
QUICPayの特徴とメリット5つ
電子マネーが普及してきました。スムーズな会計ができるので人気があり、種類が豊富になってきています。たくさんある電子マネーの中でもポイントがたまり易いと人気なのがQUICPayです。どのような機能があって、どのようなメリットがあるのかをご紹介します。
QUICPayの特徴とメリット1:ポストペイ型である
ポストペイ型とは後払い方式のことです。紐づけしているクレジットカードからまとめて請求されて、引き落されます。事前にチャージする必要がなく、サインや暗証番号を求められることがないので、支払いがスムーズに終わります。
スマートフォンのアプリで決済することができ、カードや財布を持ち歩かなくてもいいことをメリットに感じる人もいます。紛失・盗難に対してもクレジットカードと同じく補償が受けられるのもメリットです。
QUICPayの特徴とメリット2:対応しているクレジットカードが多い
対応しているクレジット会社は170社以上あります。いつも使っているクレジットカードが対応している可能性も大です。手持ちの使っているカードをすぐに登録・利用ができるので、気軽に始められるというメリットがあります。
QUICPayの特徴とメリット3:nanacoポイントが貯まる
nanacoポイントを貯めている人はQUICPayで、お得に貯めることができます。
一般的に、電子マネーを利用すると、クレジットカードのポイントが加算されます。
しかし、セブンイレブンでQUICPay(nanaco)を使うと、登録しているクレジットカードのポイントに加えて、nanacoポイントも貯まります。セブンイレブンでの利用するとポイントの2重取りができるのでとてもお得です。
nanacoではセブン&アイホールディングスしか使えませんが、QUICPay(nanaco)はセブン&アイホールディングス以外でも使えるため、利用しやすくなります。
QUICPayの特徴とメリット4:さまざまなタイプがある
QUICPayにはタイプが色々分かれています。よくあるカードタイプやスマートフォンタイプだけでなく、コイン型やキーホルダー型があります。
カードタイプは、QUICPay機能だけついている専用カードやクレジットカードと一体型のタイプです。スマートフォンタイプは、持っているスマートフォン端末に設定できます。
コイン型は、その名の通りコインの形をしていて、専用のケースで腕時計のように身につけられます。「ANA QUICPay+nanaco」はキーホルダー型でスポーツやレジャーに加えて、ANAの搭乗手続きなどが便利です。
QUICPayの特徴とメリット5:Apple Pay・Google Payに対応
QUICPayは「Apple Pay」、「Google PayTM」等に対応しています。「Apple Pay」はiPhoneやAppleWatchに、「Google PayTM」はおサイフケータイに対応しているandroid端末にそれぞれ対応している決済サービスです。どちらもキャッシュレス決済が可能なので、お財布が不要です。
お持ちのスマートフォンに対応カードを設定するだけで、すぐにQUICPayが利用できます。
iDの特徴とメリット5つ
たくさんある電子マネーの中でも、他に比べて、使い勝手が良いと言われているのがiDです。iDを利用するにはどうしたらいいのでしょうか。どのような特徴やメリットがあるのかを5つご紹介します。
iDの特徴とメリット1:ポストペイ型・プリペイド型・デビット型がある
電子マネーの決済方法やタイミングには注意が必要です。iDはポストペイ型、プリペイド型、デビット型があります。
ポストペイ型は、利用した分だけクレジットカード代金と一緒に請求される後払いタイプです。プリペイド型は、事前にチャージして使う前払いタイプです。デビット型は、口座の残高から直接引き落とされるタイプです。
iDは自分に合った決済方法やタイミングが選べるというメリットがあります。
iDの特徴とメリット2:使える店舗数が多い
iDは、iDマークのあるお店で利用できます。コンビニやレストラン、ドラッグストアはもちろん、タクシーやカラオケ、ガソリンスタンド、自動販売機、レジャー施設など、幅広いジャンルのお店や施設で利用できます。その数90万店舗以上と言われています。
また利用店舗によっては、ポイント還元率が高くなっている場合があるので、さらにお得です。
iDの特徴とメリット3:dポイントが貯まる
dポイントはドコモユーザーに関わらず、dポイントカードかアプリがあれば誰でも利用できます。そして、iD決済で引き落としのクレジットカードをdカードに設定していれば、ポイントを貯めることができます。
貯まったポイントも1ポイント1円としてお店やネットショッピングで利用できます。
ドコモユーザーは毎月の携帯電話の料金でコツコツ貯まりますが、iDを利用することで、さらに効率よく貯めることができ、ポイント利用の幅が広がるのでお勧めです。
iDの特徴とメリット4:スマートフォン専用機能
iDは、Apple Pay・Google Pay、iDアプリに対応しているので、スマートフォンを使って決済ができるようになります。
GooglePayはおサイフケータイ機能に対応しているandroid端末をiDとして利用することができます。iPhoneはApplePayにクレジットカードを登録してiDとして利用できます。iDアプリは対応している機種にインストールしてからクレジットカードを登録します。
どれもスマートフォンを使って専用端末にかざすだけで決済ができるのでとても便利です。
iDの特徴とメリット5:紛失・盗難補償付き
後払いのiDはクレジットカードと同等な扱いのため、各クレジットカード会社の紛失・盗難補償の対象になります。不正利用の被害にあった場合でも、不正な利用が起こる前までさかのぼって、被害額を補償してくれるというメリットがあります。
クレジットカードやiDを登録したスマートフォンを紛失した場合も、携帯電話会社やカード会社に連絡して、すぐに遠隔ロックして、利用停止できるので安心です。
QUICPayとiDの比較ポイント3つ
QUICPayとiD、それぞれの特徴とメリットを紹介しました。どちらも大変便利な電子マネーなので、どちらを使うか迷うところです。
QUICPayとiDを、3つポイントから特徴を比較してみましょう。
QUICPayとiDの比較ポイント1:所有するクレジットカードに対応しているか
対応しているクレジットカード会社は、QUICPayが170社以上、iDが70社以上と、圧倒的にQUICPayが多くなっています。
すでに持っているクレジットカードに紐づけすれば、新たにカードを作る必要がありません。手持ちのクレジットカードや新しく作りたいクレジットカード会社との兼ね合いで電子マネーを選ぶと良いでしょう。
QUICPayとiDの比較ポイント2:獲得できるポイントの魅力
電子マネーを利用すると、ポイントを獲得できます。ポイントは1ポイント1円でとしてお買い物をするのに使えるため、効率よく貯めたいものです。中には電子マネーに登録しているクレジットカードのポイントに加えて、別のポイントが加算されることがあります。
QUICPayではnanacoポイント、iDではdポイントが二重に獲得できます。セブンイレブンを利用する人はQUICPay、ローソンをよく利用する人はiDのように、利用するお店の頻度を考えて電子マネーを選ぶと大変お得になります。
QUICPayとiDの比較ポイント3:よく利用する店舗で使えるか
QUICPayもiDも、基本的にコンビニエンスストアや大手チェーン店では利用できます。iDのほうが使える店舗数は多いですが、どちらかしか使えないお店もあります。
自身のお店の利用頻度を考えて、電子マネーを選ぶことをお勧めします。
QUICPay・iD対応のおすすめのクレジットカード
QUICPayとiDでは、それぞれ提携しているクレジットカード会社が違います。持っているクレジットカードやよく使うクレジットカードと提携できるほうを選ぶとポイントがたまり易く便利です。
それぞれ提携できるクレジットカードの中からおすすめのカードをご紹介します。
QUICPayとiD両方搭載のクレジットカード
2大電子マネーのQUICPayとiDは、どちらでも使えるお店が大多数なので、どちらか1つを持っていれば、日常生活に差し支えない程度でカバーできます。しかし、どちらかしか使えないお店もあります。
たくさんクレジットカードを作らなくても、「一枚で両方使えたらいいな」ということで、両搭載のクレジットカードをご紹介します。
Orico Card THE Point
オリコカードの中でも、一部にはiDとQUICPayの両搭載した珍しいカードがあります。
中でもOrico Card THE Pointは、年会費永久無料、ポイント還元率1%の高還です。さらに、新規入会キャンペーンでオリコポイントプレゼントの特典がついています。
利用できる店舗がQUICPay、iDそれぞれの場合でも1枚のカードで決済できて、ポイントもしっかり貯まるのでとても便利です。
QUICPay対応のおすすめクレジットカード
JCBカードW
JCB CARD Wは年会費無料で、ポイント還元率の高さが売りのクレジットカードです。
申し込みは18歳~39歳に限定されています。基本還元率は1%ですが、セブンイレブンやAmazonなどのパートナー店では2%の還元率になります。また、海外旅行保険や旅行関連のサービスが充実しているので旅行好きの方にもおすすめのポイントです。
楽天カード
楽天カード自体にはQUICPay機能がついているわけではありません。ApplePayとGooglePayに楽天カードを登録して、スマートフォンを使ってQUICPayで決済をするというをするというシステムです。
年会費無料でポイント還元率が常に1%以上の高還元率カードです。楽天ポイントの使い道も楽天サービスだけでなく街中の会計時にも利用できます。
楽天カードは、ApplePayとGooglePayに対応している携帯電話を端末にQUICPayを利用したい人にはお勧めです。
iD対応のおすすめクレジットカード
三井住友VISAカード
三井住友VISAカードは、iD発足の頃から提携しているのでお互いに強い結びつきがあります。
インターネット入会で初年度年会費無料、2年目から年会費が1,375円(税込)かかります。 ポイント還元率は0.5%~1.0%、カード紛失盗難の際も安心のサポートサービスがついています。iDは専用カードタイプ、クレジットカード一体型タイプ、携帯タイプから選べます。
三井住友カードの特徴は、貯めたポイントをiDの利用に充当できる「iDバリュー」が使えます。クレジットカード利用のポイントを無駄なく消化でき、1ポイント1円の値引きとしてiDの請求から引くことができます。
dカード GOLD
年会費10,000円(税抜)とやや高めですが、ドコモのケータイや「ドコモ光」の利用料金税別1,000円ごとに税別金額の10%ポイントが還元されます。さらに、通常利用のポイントの還元率は1%ですが、特約店なら2%以上還元されます。
国内・ハワイの主要空港ラウンジが無料で利用でき、携帯補償額が最大10万円の特典がついています。ドコモユーザーはポイントを貯めやすくお得なカードなのでお勧めです。
QUICPayとiDを生活に上手に取り入れながら活用しよう
QUICPayとiDの2大電子マネーについて紹介しました。どちらも大変便利な電子マネーです。電子マネーが普及することで、会計時のお支払いがスムーズになるだけでなく、現金や大きな財布が不要になるため手荷物が減って身軽になります。
自分の生活の中で、利用頻度の高いお店や、持っているクレジットカード、ポイントの貯め方・利用の仕方など踏まえて選択し、利用すると良いでしょう。電子マネーを上手に使って、お得な日常生活を過ごしましょう。