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マンションをリノベーションするメリット4つ!マンションの選び方も解説

2020 10.21この記事はPRを含みます

リノベーションとは?

「リノベーション」とは、人気のある間取りや設備にすること、より良い状態にすることを言います。例えば、所有しているマンションが流行遅れになってしまった時などに検討されます。

マンションを探していると、築年数が古い物件で「リノベーション済」として販売されている場合があります。それは古いマンションをリノベーションして現在人気の間取り、設備を取り入れた物件だということになるでしょう。

リフォームとの違い

現状よりもより良いように変更するリノベーションは、あくまでも原状回復を目指すというリフォームと違っています。「リフォーム」はどういう意味なのかというと、古くなった設備や外装・内装を復元すること、となっています。

ただ、リフォームとリノベーションの違いは一般的なものであり、明確な定義がされている訳ではありません。あくまでもこういう風に使われていることが多い、ということです。

マンションをリノベーションするメリット4つ

マンションをリノベーションして販売したり、賃貸に出したりすることで得られるメリットについてご紹介します。

リノベーションするメリット1:広告のアピール効果になる

リノベーションすることによって、新築ではありませんが新築に近い環境が手に入る、ということで広告のアピール効果になるメリットがあります。

新築のマンションは人気がありますが、一度人が住めばもう新築とアピールすることはできません。リノベーションすることで新しく生まれ変わったマンションという印象を与え、築年数が古いマンションでも売りやすく、賃貸に出しやすくなるでしょう。

リノベーションするメリット2:おしゃれにできる

リノベーションすれば、築年数が古いマンションを現代的で人気のおしゃれな物件に生まれ変わらせることができるでしょう。

数十年前に建てられたマンションの間取りや設備は、当時人気だったものを取り入れた作りになっていることが多いですが、現代では人気の間取り・設備ではない可能性があります。

リノベーションすることでマンションを建て直すことなく、おしゃれに生まれ変わらせることができるでしょう。

リノベーションするメリット3:付加価値を付けられる

リノベーションしたマンションは新築ほどではありませんが、築年数が古いだけのマンションとして売るよりも付加価値を付けられ、資産価値を維持したり売りやすくなったりするメリットがあります。

リノベーションしておしゃれに生まれ変わったマンションは、同じ位の築年数のマンションよりもリノベーションしたという付加価値がつくので売りやすくなるでしょう。

リノベーションするメリット4:入居率の維持に繋がる

上手くリノベーションに成功した場合、賃貸マンションとしての人気が高まり入居率が維持できたり、家賃を多少上げられたりする可能性があります。

築年数が経ったマンションは、入居希望者もなかなか現れにくいものです。しかしリノベーションを行うと新しいマンションでありながら新築ほどの家賃ではないマンションとなり、入居率を維持して利回りを高められるでしょう。

リノベーションに適した中古マンションの選び方4選

リノベーションは失われた賃貸物件としての人気を取り戻し付加価値を付けられるとはいえ、どんなマンションでも良いという訳ではありません。マンションによっては、リノベーションするために投資をしたのに思ったような効果が得られない、ということもあるでしょう。

そこで、リノベーションに適した中古マンションとはどういうマンションなのか、4つの特徴から紹介します。

選び方1:築年数を調べる

マンションをリノベーションする際には、しっかり築年数を調べて新耐震基準を満たしているか確認しておきましょう。

もしもマンション1棟の所有を目指している場合は、耐震工事が可能と考えられますが、マンションの1部屋に投資する場合には、耐震工事のようなリノベーションは難しいので、築年数には気をつけましょう。

選び方2:どれくらいリノベーションが可能か確認する

マンションをきちんとリノベーションするために障害となるような部分はないか、どのくらいリノベーションできる物件なのかを確認しておくことをおすすめします。

例えば、マンションの構造として部屋の中に壊すことのできない構造壁があった場合、構造壁が邪魔になって当初予定していたリノベーションの間取り変更が実施できなくなります。そうならないよう、どの程度リノベーションできるかあらかじめ調べましょう。

選び方3:購入価格が適正か知る

そのマンションを購入してリノベーションで投資したとしてきちんと回収できる価格なのか、適正な物件価格かをチェックしましょう。

リノベーション工事をしたとしても新築マンションのような価格では売れませんし、築年数には変化がないので新築として賃貸に出すこともできません。

適正でない高い価格で購入してしまえば、リノベーションしてもその投資を回収できるか怪しくなります。リノベーション費用も含めて、適正価格かどうか調べましょう。

選び方4:立地条件が良いか調べる

駅近物件や公共交通機関が利用しやすい、生活しやすいなどマンション周辺の立地条件はリノベーションしても変わらない部分なので、念入りに調べておきましょう。

築年数が古いだけで駅に近い立地条件の良いマンションなら資産価値が下がりにくく、リノベーションすることで大きく入居率を回復させられる可能性があります。反対に不便な立地であれば、どんなにリノベーションをしても入居率・資産価値の維持は難しいでしょう。

マンションのリノベーション方法3つ

マンションを生まれ変わらせるリノベーション方法は、主に3つあります。

マンション1棟に投資した場合は外装もリノベーションすることがありますが、ここでは主に内装部分でのリノベーション方法について見ていきましょう。

リノベーション方法1:壁紙や床材を変える

壁紙や床材といった内装部分は経年劣化で汚れやすい部分であり部屋の雰囲気にも影響するため、リノベーションで両方取り換える方法があります。

ここでの注意点は、両方一緒にリノベーションするということです。一方だけリノベーションした場合、片方だけ雰囲気が変わってしまいちぐはぐな印象を与えることがあります。壁紙と床材を合わせて選び、同時に工事した方がお得にもなるでしょう。

リノベーション方法2:間取りの変更

間取りの変更では思い切って人気の間取りに変更したり、アピールしたい対象に合う間取りに変更したりすることが重要でしょう。単身者向けのマンションと家族向けのマンションでは、必要な間取りが違います。

リノベーションで崩すことができない構造壁のようなものはないかどうか、配管はあまり動かせない場合が多いので、水回りはそれほど動かさないなど、間取りについて考えてみましょう。

リノベーション方法3:需要が高い設備の導入

マンションに古くからある設備は現在の人気の高い最新設備を導入すると入居者を募集する際にアピールできるポイントになるでしょう。

現代で人気の設備とは、浴室乾燥機や浴室TV、モニター付きのインターフォンやIHキッチンなどです。これらの需要の高い設備をつければ、マンションに付加価値を付けることも可能でしょう。

マンションをリノベーションする際の注意点

マンションにリノベーションで投資する際、あらかじめ気をつけておきたいポイントについて見ていきましょう。

マンションの場合、リノベーションするにも何かしら制約がかかることがあります。例えば、管理規約を守った範囲でリノベーションしなければならないとか、事前に管理組合に対してリノベーションする申請が必要になることなどです。

リノベーションできるのは専用部分のみ

そもそも自分の権限でリノベーションできるのは自分が購入した専用部分のみであり、共用部分には手を出すことはできません。

専用部分とは、自分が購入したマンション内部のことで、扉をはさんで外に出れば、廊下は共用部分です。マンションのバルコニーも、専用使用権は認められていますが共用部分です。どこまでリノベーションできるのか、専用部分はどこまでなのか考えておきましょう。

マンションの新たな管理方式の検討 | 国土交通省

マンションをリノベーションして投資しよう

新築で買うよりも、中古マンションを買ってリノベーション投資することで価格が安く、望んだエリア・立地条件の物件を手に入れやすいなどメリットがあります。

しっかりとリノベーションする際の注意点やリノベーション向きの物件を知っていれば、成功することも難しくはないでしょう。

築年数の古い物件をお手軽価格で購入し、リノベーションで投資してみましょう。

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