kinple金融(kinyu-)の世界をsimpleに

モルタル床はインテリア性が高い?7つのメリットとリフォームの方法

2020 10.21この記事はPRを含みます

モルタル床とは?

モルタルとはセメントや砂、水を強度を高める配合で混ぜ合わせた素材のことです。家の壁や床の下地、土間の仕上げとして使うことが多いですが、最近では新築の床材として使用し、デザインを楽しむ人が増えています。

今回は、モルタル床にする場合に必要なことや、モルタル床へリフォームする方法などについて解説していきます。

セメントとの違い

セメントとモルタルは、含まれている素材に違いがあります。セメントは粘土が含まれている石灰石や石膏を焼いたものを細かく砕いて粉末にしたものです。

モルタルは、砂と水にセメントを混ぜ合わせたものになります。柔軟性と強度があるのが特徴で、装飾性と暖かみを感じられるといった理由から壁や玄関先など、人から見られる場所をモルタル床にする場合があります。

モルタル床のメリット7つ

お洒落なモルタル床にしてみたいけど、どのようなメリットがあるのかチェックしたい人も多いのではないでしょうか。

それでは、モルタル床のメリットを7つ取り上げて、それぞれ詳しくご紹介しましょう。

メリット1:玄関のリフォームに向いている

モルタル床のメリットは、玄関のリフォームに向いていることです。モルタル床は硬いといわれているので、自転車やベビーカーなどの重量があるものを置いても凹まず、玄関を広く使用することができるでしょう。

生活感を感じる所であっても、モルタル床はインテリアの一部としてお洒落に見えますし、掃除もしやすく、水にも強いので、泥で汚れやすい玄関には最適ではないでしょうか。

メリット2:インテリア性が高い

インテリア性の高さが、モルタル床のメリットです。シンプルで個性がない部屋をパッと明るく、モダンな部屋へと変身させるモルタル床は、どのようなインテリアにも合います。

洋風なだけでなく、深みのある色も揃うモルタル床は、和室を一段とクールさのある格好いい部屋にするでしょう。

さらに、幅広い場所にマッチするモルタル床は、くつろげるリビングや、おしゃれな印象のキッチンになるでしょう。

メリット3:DIYで手軽にできる

DIYで手軽にできるのがモルタル床のメリットです。

コテで部屋の奥から塗っていくだけで、お洒落なモルタル床に変身させてしまえるのが、手軽にDIYができると言われる理由です。

3段階に分けて丁寧に塗っていけば、床の凹凸もなく、綺麗でなめらかに仕上がります。多少、塗りムラが出る所はありますが、それも味として楽しめることでしょう。

メリット4:水捌けが良くなる

水捌けが良くなることがメリットです。ほとんどのモルタル床には水や汚れが奥まで浸透しないよう防塵塗装がしてあり、水をかけても問題ありません。

ブラシ洗いをして、水で汚れを流し洗いすることもできますので、こびり付いた汚れを取り除くことが可能です。

また、水を含んだモップで定期的に掃除すれば、モルタルの美しい色合いを常に楽しめますし、土足で家の中に入って洗い流せるので、衛生面でも安心できるのではないでしょうか。

メリット5:掃除がしやすい

硬く滑らかな素材のモルタル床の表面は凸凹がないので、ゴミが溜まりにくいため掃除がしやすいメリットがあります。ゴミが目地に入らないので、ホウキでサッと掃くだけで、簡単に埃やゴミを集められるのも魅力的です。

また、細かく砕けたクッキーなどの食べカスから小麦粉、砂の粒子は濡れた布巾でサッと取り除くことができます。さらに、窓から砂泥をホウキで簡単に掃き出せるので、土間や玄関の掃除も楽になるでしょう。

メリット6:仕切りがなくても部屋を分けられる

モルタル床を使用すると、壁やパーテーションで仕切ることなく部屋を分けることも可能です。
例えばモルタルの床とフローリングであれば、境目がはっきりしているので、室内空間をより開放的に感じられるでしょう。

さらに、階段やちょっとした段差をつけるだけでも、やわらかく部屋を区切ることができるでしょう。

メリット7:投資用物件の広告PRに映える

モルタル床物件の投資におけるメリットは、広告PRに映えることです。床を全面モルタル床の家にすることで緑と、窓から入る光のコントラストがとても合います。

また、お店の床もモルタル床にすることで、棚・テーブル・椅子も映え、素敵な空間として広告でPRすることが可能でしょう。

こういったお店の広告は個性と気品を併せ持ち、お洒落な内装でよりお客様を惹きつけ、集客を望めるお店としてPRすることができるでしょう。

モルタル床にする場合に必要なこと3つ

モルタル床にする際にどうすれば、より快適で安心して住める床になるのかチェックしておきましょう。

それでは、モルタル床にする場合に必要なことを3つ取り上げて、それぞれ詳しくご紹介します。

必要なこと1:床暖房と組み合わせる

モルタル床にする場合に必要なことの一つは、床暖房と組み合わせなければ、部屋が寒くなってしまうということです。

木などに比べると断熱性が低くなるモルタル床は、気温の低くなる冬場は靴下を履いていても、ひやりと冷めたい感覚を足の裏に感じることがあります。

そのため、モルタル床にする場合、ほとんどの業者では床暖房を勧めるほど一般的となっており、施工費が高くなってしまうことが多いようです。

必要なこと2:転倒防止策を行う

モルタル床が硬いからこそ必要なことは、転倒防止策を行わなければ危険ということです。硬いモルタル床は転倒した時、転び方によってはフローリングの床よりも骨折しやすいので、転びやすい小さな子供やお年寄りがいる場合は気をつけなければなりません。

また、硬いモルタル床は膝への衝撃もかかりやすいので、膝の悪い人は考えてから選ぶことが必要となるでしょう。

必要なこと3:防音対策

モルタル床には防音対策が必要になるのではないでしょうか。硬いモルタル床は靴を履いて歩くとカツンコツンと音が反響します。

そのため、部屋や廊下など、全面をモルタル床にすると、さらに足音が反響しやすくなってしまうでしょう。

また、扉の開け閉めの際は音が他の部屋にも伝わりやすいので、防音対策が必要になります。防音対策としては、専用の防音対策カーペットを敷き、その上からモルタル床を貼る工事が必要となるでしょう。

モルタル床へリフォームする方法2つ

モルタル床にリフォームする場所で多いのが、室内や玄関ではないでしょうか。

それでは、室内に使う場合と玄関に使う場合の2つのパターンを取り上げて、モルタル床へリフォームする方法をご紹介します。

室内や玄関をモルタル床にリフォームすることを検討されている方は、参考にしてみてください。

リフォームする方法1:室内に使う場合

室内の床をモルタル床にリフォームする方法は、コンクリートで床を固めてから、その上に自分の好きな色のモルタルを上塗りしていきます。

モルタル、砂を買い揃えて、砂は3、モルタルは1の割合で混ぜ合わせ、モルタル6に対して水1を少しずつ入れていきましょう。

よく練ってから土台となるコンクリートを水で濡らして、その上から丁寧に3段階に分けて、3cm程の厚さになるように塗っていきます。

リフォームする方法2:玄関に使う場合

玄関にモルタル床のリフォームをする時は、床が硬化するまでに時間がかかりますので、完璧に硬化するまでの日数を確保しましょう。

そして、室内のリフォームと同様に、コンクリートで床を固めてから、モルタルを上塗りしていきます。

また、コンクリートを水で濡らし、コテで床を綺麗にならすように3回に分けて塗っていき、最後に平らにならして硬化するまで待ちましょう。

モルタル床でオシャレな物件にしよう

モルタル床でオシャレな物件にしてみるといいのではないでしょうか。

モルタルの質感や色でモダンな室内の床にしたり、家族や友人を素敵な床でもてなしたい時は玄関の床として選ぶのもいいものです。掃除がしやすく、水捌けもいい素材ですので、清潔に保ちたい人には最適な床となるでしょう。

寒い時は床暖房を取り付けたり、お年寄りがいる場合は転倒防止の対策をするなど、必要なアイテムをプラスして、快適なモルタル床生活を満喫してみてください。

\ お金の勉強をしよう/
ページの先頭へ