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マンションのベランダの有効な使い道とは|マンションのベランダの活用法5選

2020 10.21この記事はPRを含みます

マンションのベランダとは

ベランダとは家屋から外へ張り出している、柵などで囲まれた屋根付きのスペースを指します。

マンションのベランダは建物から戸外に張り出しており、上階のフロアや屋根によって雨避けが行われているという特徴があります。

また、ベランダは基本的には洋式の建物で上記に該当するスペースを指しますが、和風の建物でも庭に対して広く用意された縁側をベランダと呼ぶ場合もあります。

マンションのベランダは共用部分

マンションやアパートといった集合住宅のベランダは共用部分です。

集合住宅のベランダは部屋に繋がっており、洗濯機や物干しなどを置く場合があるため、個人のスペースのように思えます。しかし実際にはベランダは共用部分なので、非常時には避難通路として利用されます。

そのため、隣のベランダに繋がる部分が壁ではなく蹴破り戸になっているという特徴があります。

バルコニーとの違い

バルコニーもマンションなど戸外に張り出したスペースを指しますが、屋根が付いていないという特徴があります。

バルコニーもベランダも洋式の建物やマンションなどの戸外に張り出したスペースですが、ベランダには必ずあるはずの屋根がバルコニーには付いていません。

たとえば町のカフェやレストランなどに設置されている折り畳み式の屋根がついているスペースの場合、簡易的な屋根なのでベランダではなくバルコニーだと言えます。

テラスとの違い

テラスはウッドデッキなどにより地面より少し高くなっており、屋根が付いていないスペースを指します。

テラスはベランダやバルコニーと違い、建物の1階部分の空間になります。1階でも屋根があればベランダですが、屋根がなく、さらに人工的に作られたスペースであればテラスだと言えるでしょう。

ただし、それが玄関横にあればテラスではなくポーチになるため、呼び方には注意が必要です。

容積率や延床面積に含まれない場合がある

マンションのベランダは容積率や延床面積に含まれない場合があります。

ベランダやバルコニーは外壁から張り出している幅が2m以下の場合、延床面積には含まれません。さらに屋根や庇などで囲まれていない空間も、2m以下なら延床面積には含みません。

また、ベランダの張り出している部分が2m以上ある場合、2m差し引いて残った部分のみ延床面積として換算されます。

入居者にマンションの魅力を伝えるためのベランダ活用法5選

マンションのベランダは魅力的な活用方法があります。

オーナーとしてマンションやアパートを所有している場合、魅力的なベランダの活用方法を提示すれば入居者も集まりやすいでしょう。

ここでは入居者にマンションの魅力を伝えるためのベランダ活用法5選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

活用法1:ガーデニング

マンションのベランダはガーデニングに活用することができます。

庭がない場合でも、ベランダを利用すればガーデニングをすることもできます。ベランダでも北側でなければ日は当たるため、植物を育てるのに適しています。

ただし、ガーデニングを行う場合は虫が湧かないように気を付けましょう。また、土を排水溝に流してしまうと詰まらせてしまう可能性があるため、注意が必要です。

活用法2:家庭菜園

マンションのベランダは家庭菜園に活用することができます。

プチトマトなど小さめの野菜の家庭菜園なら、ガーデニングと同じくベランダで行うのに適しています。ベランダで行う家庭菜園なら、ハーブ類やパセリもおすすめです。

ただし、場所によってはカラスなどの鳥に食べられてしまうことがあるため、ネットなどを張って対策をとるのがおすすめです。

活用法3:喫煙所

マンションのベランダは喫煙所として活用することができます。

賃貸の部屋に煙草のヤニがつくと困るので、やむを得ずベランダに出て煙草を吸っている人もいるでしょう。そういう方におすすめなのが、ベランダにゆっくりできる喫煙所を作ることです。

イスやテーブルだけでは冬場は寒いので、簡易的なビニールハウスなどを用意すると良いでしょう。ビニールハウスを建て、中にテーブルセットと灰皿を置けば完成です。

ただし、トラブルを防止するためにも、近隣状況やマンションの規約を確認しましょう。

活用法4:飲食スペース

マンションのベランダは飲食スペースに活用することができます。

イスやテーブルを置けるスペースがあるベランダなら、簡単な飲食スペースとして活用することもできます。おしゃれなテーブルセットなら、カフェテラス風にすることもできるでしょう。

また、そこまでスペースに余裕がない場合でも、ベランダにテーブルのみを置いて室内にソファなどを置くことで、外を眺めながら食事ができるカフェテラスにできます。

活用法5:休憩スペース

マンションのベランダは休憩スペースに活用することができます。

飲食スペースと同じように、ベランダにイスやテーブルを置けばいつでもリラックスできる休憩スペースになります。特にフリーランスで働いている人の場合、自宅で仕事をしているため、側に息抜きができる空間も必要でしょう。

ベランダにゆったりできるイスを置くだけでも、いつでも一息つける休憩スペースとして活用できるでしょう。

マンションのベランダには禁止事項がある

マンションのベランダにはいくつかの禁止事項もあるため注意が必要です。

ベランダを魅力的なスペースとして活用するのは良いことですが、前提としてマンションのベランダの禁止事項を破らないようにする必要があります。ここではマンションのベランダの禁止事項について解説します。

避難の妨げになること

マンションのベランダには避難の妨げになるような物を設置してはいけません。

ベランダは火事などの緊急時、避難用通路として利用されることを想定しています。そのため、緊急時の避難を妨げるような物をベランダに置いたり、放置するのは禁止事項にあたります。

落下の危険のあるもの

マンションのベランダでは落下の危険があるものを置いてはいけません。

上階から物が落下すれば大変危険なため、ベランダには落下の可能性があるものは配置してはいけません。また、落下した場合に危険なので、手すりなどに布団や洗濯物を掛けることを禁止しているケースもあります。

物干しや喫煙が禁止の場合もある

マンションのベランダでの物干しや煙草を禁止事項にしているマンションもあります。

前述のとおり、ベランダで煙草を吸うという人もいるでしょう。しかし煙草の臭いが別の部屋の住人の洗濯物についたり、部屋に入り込んでトラブルにならないように、ベランダでの喫煙自体を禁止にしているケースもあります。

また、ベランダでの物干し竿の設置に制限を掛けているケースもあるため注意が必要です。

マンションのベランダの有効活用は隣人トラブルもある

マンションのベランダを活用する際は、隣や上下階への配慮を忘れないようにしましょう。

ベランダを活用する場合は近隣住民への配慮が必要です。ベランダを有効活用したはずが、トラブルになってしまっては台無しになってしまいます。

たとえば、ガーデニングや家庭菜園をするなら土を排水溝に流さない、虫が湧かないように防虫対策をしっかりするといった配慮は必須です。

マンションのベランダ利用のルールを明確にする

マンションのベランダの利用ルールは明確にしましょう。

ベランダを有効活用するにしても、マンションによっては置けるものに制限があったり、ベランダで煙草を吸うのを禁止しているケースもあります。そのため、ルールを守って活用してもらうためには、まずはベランダの利用ルールを明確にしておく必要があります。

利用者のニーズに応えられるマンションのベランダの活用の仕方を考えよう

マンションのベランダを活用して魅力的なマンションにしましょう。

マンションのベランダは緊急時の避難通路になるため共有部分にあたりますが、ルールの範囲内で入居者が楽しめるスペースに活用するのは自由です。

ぜひこの記事でご紹介した魅力的なベランダ活用法を参考に、ルールの範囲内で活用できるベランダの活用方法を考えてみてはいかがでしょうか。

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