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個人事業主で不動産投資をする|個人事業主のメリットとデメリット5つ

2020 10.21この記事はPRを含みます

目次

個人事業主になるには

税務署に開業届を提出することで個人事業主として働くことができます。

個人事業主として働いていく場合、自分の得意分野を仕事にしていけるだけでなく、会社員のように副業に関する制約が少ないので、不動産投資をしながら仕事をしていくことができます。

個人事業主と法人との違い

個人事業主は税務署へ開業届が必要になり、また、法人として仕事をしていく場合は会社名を決め、資本金や企業内の取り決めを税務署、自治体、年金事務所に届け出れば法人として仕事をしていくことができます。

個人事業主、法人どちらの形で事業を始めてもメリットとデメリットが生じるので、事業内容や事業規模に合わせて経営形態を選択する必要があります。

国税庁 個人で事業を始めたとき/法人を設立したとき

個人事業主として不動産投資するメリット5つ

個人事業主として不動産投資する場合、金融機関からの融資が受けにくいなどの欠点がありますが、会社員として働きながら不動産投資をするよりメリットが多いことがあります。

個人事業主として不動産投資する場合のメリットはさまざま存在しますが、投資で得た収入を経費として計上したり、会社に勤務していない分、不動産投資に集中することができます。

不動産投資するメリット1:安定した収入が期待できる

個人事業主として不動産投資をする1つ目のメリットに安定した収入を得ることが可能なことが挙げられます。

不動産投資で黒字を出していくには時間がかかりますが、不動産の投資を軌道に乗せてしまえば安定した収入を得ていくことができるでしょう。

そのためには不動産投資に関する知識を身につけ、入居者を増やしていくリフォームや改装を施し、空室を出さない工夫をしていくことが大事になります。

不動産投資するメリット2:本業との両立ができる

個人事業主として不動産投資する2つ目のメリットに本業との両立ができることが挙げられます。

個人事業主は会社員のように職場へ出勤せず、組織全体を考えて仕事をする必要がないため、本業と不動産投資を両立しやすくなっており、不動産の投資を始めても仕事への負担が少ない利点があります。

本業に支障をきたさないためにも、不動産投資についての知識を身につけ、委託できる部分は管理会社に任せるようにしましょう。

不動産投資するメリット3:収益次第で本業を拡張することができる

個人事業主として不動産投資する3つ目のメリットに収益次第で本業を拡張することが可能なことが挙げられます。

不動産投資が成功し黒字を上げていくことができれば、収益の一部を使って本業を拡張させることができます。

不動産投資を行なっていく場合、自分なりのゴールや目標を立てて投資を進めていくことが大切です。

不動産投資するメリット4:経費にできる項目が増える

個人事業主として不動産投資する4つ目のメリットに、経費にできる項目が増えることが挙げられます。

個人事業主として不動産投資をしていけば、共益費として受け取る水道代などの光熱費や税金、火災保険などの保険料、減価償却費、税理士への報酬などは経費として計上することができるので、節税に役立てることができます。

不動産投資するメリット5:物件管理を委託することで本業に集中することができる

個人事業主として不動産投資する5つ目のメリットに、物件管理を委託することで本業に集中できることが挙げられます。

家賃徴収や建物の清掃、セキュリティの管理、空室対策などは賃貸物件を管理する会社に委託すれば、大家の代わりに代行管理してもらうことが可能です。

本業や不動産投資に力を注いでいくためにも、委託できる部分は委託会社へ任せることも検討しておきましょう。

個人事業主として不動産投資するデメリット5つ

個人事業主として不動産投資することで生じるデメリットが5点ほどあります。

個人事業主として仕事をしていく場合、大手企業の社員より社会的信用度が落ちることがあるので、金融機関からの融資を受けづらい欠点があるため、突発的な出費を考えて資金を用意しておくなどの配慮が必要になります。

では、個人事業主として不動産投資した際に生じるデメリットについて紹介していきます。

不動産投資するデメリット1:金融機関からの融資が受けにくい

個人事業主として不動産投資することで生じるデメリットに金融機関からの融資が受けにいくことが挙げられます。

個人事業主でフリーランスや自営業として働いている場合は、収入が安定していないと判断されることが多くなり、金融機関から融資を受けにくくなることがあります。

金融機関は所得で融資の審査をすることが多いので、本業での所得を増やしておいたり、不動産などの財産を多く所有しておく必要があります。

不動産投資するデメリット2:十分な投資予算を準備することが難しい

個人事業主として不動産投資することで生じるデメリットに十分な投資予算を準備することが難しいことが挙げられます。

個人事業主として社員を雇い仕事をしていても、十分な給与を得られない場合が多いので、不動産投資のための資金を確保できないことがあります。自分の所得や収入に見合った不動産投資をしていくようにしましょう。

不動産投資するデメリット3:突発的な出費が必要になることがある

個人事業主として不動産投資をすることで生じるデメリットに突発的な出費が必要になることが挙げられます。

自然災害や震災が起きた際の修繕費を準備しなければいけなくなったり、建物が古くなることで部分的に建て替えることになるので、不動産投資には急な出費が必要になることがあります。

入居者から集めた修繕積立金を効率的に使うことで建物の維持をしていくようにしましょう。

不動産投資するデメリット4:不動産投資の利益を黒字にしていくまで時間がかかる

不動産投資の利益を黒字にしていくまでに時間がかかることも、個人事業主として不動産投資することで生じるデメリットの1つといえるでしょう。

節税や住宅ローンについての知識が乏しいと、賃貸経営で得た収入を黒字に変えていくのが難しくなるので、不動産投資で得た収益を安定させるのに時間がかかることがあります。

不動産投資で得た収益を無駄にしないためにも、不動産投資や住宅ローンについて知識を身につけておきましょう。

不動産投資するデメリット5:個人事業主で不動産を買い続けると税金が多くかかる

個人事業主として不動産を買い続けると税金が多くかかることも個人事業主として不動産投資することで生じるデメリットの1つです。

個人で不動産を買い集めていくと不動産1件ごとに課税所得がかかってしまうので所得税などの税率が上がることになり、税金の負担が大きくなります。

投資する不動産が多い場合は税率を抑えていくためにも、事業を法人化することを検討しておきましょう。

所得税の税率ー国税庁ー

個人事業主が不動産投資ローンを借りる際のポイント3つ

個人事業主として働く人が不動産投資ローンを借りる際は会社員や公務員のように借り入れ自体が難しい場合があるので、大切なポイントを押さえておきましょう。

個人事業主の仕事は大手企業のように収入が安定しないことがあるので、自分の身の丈に合った額の融資を受けるようにしたり、ローン自体を返済していけるのかシミュレーションしておく必要があります。

個人事業主が不動産投資ローンを借りる際のポイント1:ローンの返済能力があること

個人事業主として働く人が不動産投資ローンを借りる際のポイントに自分自身にローンの返済能力があるか理解しておくことが挙げられます。

自分自身にローンの返済能力があるのか把握しておかないとローンの返済を滞納してしまうことになるので、金融機関からの融資が受けにくくなり、不動産投資自体がうまく進まなくなります。

月々の収支を把握することで税金、社会保険料、公共料金の滞納にも気を付けるようにしましょう。

個人事業主が不動産投資ローンを借りる際のポイント2:貯蓄や収入に見合った額の融資を受けるようにする

個人事業主として働く人が不動産投資ローンを借りる際のポイントに貯蓄や収入に見合った額の融資を受けることが挙げられます。

不動産投資で思うように収益を上げられない場合などを考慮し、金融機関などから借り入れる金額も自分の収入に見合った額を借りることが大事なことになります。

不動産投資ローンを受ける場合は、月々の返済額を把握した上で借入額を決めるようにしましょう。

個人事業主が不動産投資ローンを借りる際のポイント3:団体信用生命保険の加入を検討する

個人事業主として働く人が不動産投資ローンを借りる際のポイントに団体信用保険の加入の検討があります。

団体信用保険とは融資を受けている契約者が亡くなった場合でも、保険で一括返済することができるので、相続人はそのまま物件を相続することができます。

国税庁 団体信用保険にかかる課税上の取り扱いについて

個人事業主として不動産投資するメリットとデメリットを理解しよう

個人事業主として不動産投資するメリットとデメリットについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

個人事業主として不動産投資する場合、経費に計上できたり、本業と両立できるメリットがありますが、金融機関からの融資が難しいことがあるので、個人事業での収入を上げていく努力も必要になります。

個人事業主として不動産投資する場合は、どのようなメリットとデメリットが生じるのか把握しておきましょう。

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