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食費を抑える節約術7選|食費の平均や節約するために意識したいことを紹介

2020 10.21この記事はPRを含みます

食費の平均はどのくらい?

一般家庭の食費は、総務省統計局の2019年のデータによると、4人家族1世帯あたりの1ヶ月の平均は78,898円となっています。

一般家庭の食費の平均がいくらかを知ることで、家計の食費を見直して節約することに役立つでしょう。

家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2019年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

世帯人数ごとの食費の平均

食費の平均は、世帯人数や世帯年収によって大きく変わってきます。ここからは、1ヶ月の食費の平均について、1人暮らしの場合から4人以上の世帯まで、世帯別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1人暮らしの食費

2018年に総務省統計局が発表した1人暮らしの食費の平均金額は、月平均40,026円です。1ヶ月の平均金額の内訳は、外食費が10,653円、お酒の購入金額が1,704円になります。

自宅で飲むお酒の金額や、外食費を除いた1人暮らし世帯の平均の食費は27,669円で、1日あたり約922円です。

家計調査 家計収支編 単身世帯 年報 年次 2018年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

2~3人の世帯の食費

2人暮らしや3人家族世帯の月の平均食費金額は、62,819円です。2人~3人家族の食費の内訳は、外食費が11,724円、お酒の購入金額が2,667円となります。

外食費やお酒の購入金額を省いた月平均の食費は月平均48,428円で、1日あたり1,614円です。

4人以上の世帯の食費

マイナビニュースによると4人家族以上の平均食費金額は、4人家族が82,406円、5人家族になると91,210円になります。4人世帯の食費の内訳は外食費が16,394円、5人家族世帯の食費の内訳は外食費が17,559円です。

4人世帯の食費と5人家族世帯の食費では、5人家族世帯の平均のほうが高くなりますが、1人あたりの食費は、家族4人で20,602円、家族5人で18,242円と人数が増えると安く抑えることができます。

うちの食費は高い?「食費の平均」は家族の人数と関係がある | マイナビニュース

食費を抑える節約術7選

美味しいものを食べたりバランスの整った食事は、健康な身体や心をはぐくむためにとても大切になります。

食費を抑えるために無理に切り詰めたり、買い物を極限まで抑えることはストレスになり、節約したくても長続きすることが難しいでしょう。

食費を無理なく簡単に抑えることができる食費節約術にはコツがあります。ここでは、誰にでも簡単に食費を抑えることができる節約術を7つご紹介します。

食費を抑える節約術1:1ヶ月の予算を設定する

食費を抑える節約術1つ目のポイントは、1ヶ月の食費の予算を設定することです。1ヶ月に使える食費を事前に設定して、決めた予算内でやりくりをすることで無理なくコントロールできるようになります。

1ヶ月の予算を1週間ごとに振り分けると、より食費を意識して使うことができるのでおすすめです。また、家計簿が管理できるアプリや、買い物をした際のレシートを活用すると簡単に意識することができます。

食費を抑える節約術2:飲み物を買う回数を減らす

無理なく食費を抑える節約術2つ目のポイントは、飲み物を買う回数を減らすことです。外出先でのどが渇いた場合に、つい飲み物を購入することがあるでしょう。1回の購入額が安価でも、何度も購入することで大きな出費になることもあります。

そのため、外出時にはお茶や水を持参することで節約にもなりますし、ペットボトルを減らすエコ活動にもつながるのでおすすめです。

食費を抑える節約術3:食料を買う場所を見直す

食費を抑える節約術3つ目のポイントは、食料を買う場所を見直すことです。食品の購入は、自宅から徒歩や自転車を利用して行けるスーパーを選ぶことで、ガソリン代の必要もなく無駄な経費をかけずに済むでしょう。

また、スーパーのプライベートブランドはスーパーが独自で開発しているので、メーカー品よりも低価格で購入できる商品がたくさんあります。1度チェックしてみてください。

食費を抑える節約術4:無駄な買い物をしない

食費を抑える節約術4つ目のポイントは、無駄な買い物をしないことです。スーパーには、毎日特売品やお菓子が展開されているので、子供がいる人は一緒に行くとたくさん買いすぎてしまうことがあります。

食費を抑えて節約するためのコツは、スーパーに行く前に必要な食料品や1週間分の大まかな献立をメモして持参することがおすすめです。また、メモを持参することで、無駄なものを購入することなく買い忘れも防げます。

食費を抑える節約術5:外食をしていい回数を決める

食費を抑える節約術5つ目のポイントは、外食をしてもいい回数を決めることです。外食は料理をする必要もなく便利なのでつい利用してしまいますが、自炊をするよりもコストがかかるので、食費を抑えたい人はなるべく自炊することをおすすめします。

普段から料理をしたことがなく自炊が負担になる人は、朝昼晩のうち夕飯だけを自炊にしたり、ランチを持参するなどの工夫をして無理がないようにしましょう。

食費を抑える節約術6:割引やセールを活用する

食費を抑える節約術6つ目のポイントは、割引やセールを活用することです。スーパーには特売日やポイント還元のように、お得に買い物できる曜日がありますので、チェックしておくようにしましょう。

また、店舗ごとにセール日は異なるので自宅近くのスーパーをチェックし、スーパーのお得情報を意識することで、お得に買い物ができるようになります。セール日は価格が安いので買いすぎないためにも、チラシで買うものを決めてから買うようにしましょう。

食費を抑える節約術7:食材宅配サービスを活用する

食費を抑える節約術の7つ目のポイントは、食材宅配サービスを上手に活用することです。コロナの流行で便利な点から注目され話題になった食材宅配サービスは、スーパーに出向くことなくネットや電話で食材を取り寄せることができます。

新鮮な野菜や肉の素材から、献立に必要な食材がセットになったものまでさまざまなニーズに対応できて便利です。また、ネットで注文できるので、無駄な物を買わずに済むことも魅力の1つです。

食費を節約するために意識したいこと4つ

食費を削りすぎることなく、無理せず節約するためには、普段から節約や食費を抑える方法を意識することが大切です。

ここからは、節約につながるために意識したい4つのポイントをご紹介します。節約に興味がある人や、何度もリバウンドを繰り返してしまう人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

意識したいこと1:ストックを見える化

食費の節約で意識したいポイント1つ目は、家にある食材のストックを見えるように収納することです。スーパーに行くたびに安いからと購入し、棚の中やストックに収納してしまうと購入したことを忘れてしまったり、同じものを2度購入してしまうことがあるでしょう。

無駄買いを防ぐためにも、ストックは見える化することがおすすめです。調味料やパスタなどの乾物もガラスの瓶に収納すると、残量が把握できて管理しやすくなります。

意識したいこと2:安売り食品を買いすぎない

食費の節約で意識したいポイント2つ目は、安売り食品を買いすぎないようにすることです。スーパーの特売日に安いからと、野菜や肉、魚などを買いすぎてしまうことがあるでしょう。使いきれず破棄することにつながるので、無駄にならないよう買いすぎに注意しましょう。

また、ネットを活用してスーパーのチラシを事前に確認してノートにメモしたり、買いすぎた分は冷凍保存などすることが無駄遣いをしないポイントです。

意識したいこと3:レトルト食品を上手に活用

食費の節約で意識したいポイント3つ目は、レトルト食品を活用することです。食費の節約のために無理をしないように、たまにはレトルト食品や冷凍食品を上手に活用して楽に過ごすようにしましょう。

冷蔵庫の中にあるものとレトルトを組み合わせたり、食材が揃った食材宅配を利用すると、外食よりはコストがかからないのでおすすめです。

意識したいこと4:家計簿でお金の流れを把握

食費の節約で意識したいポイント4つ目は、家計簿をつけてお金の流れを把握しておくようにすることです。家計簿を利用して、食材の価格や使った金額をメモして把握することで、損することなく買い物ができるようになります。

また、食材の金額や購入日が分かるため、購入した食材を余すことなく使いきることや、食材ごとの底値を把握することもできるのでおすすめです。家計簿をつけることで外食費や無駄な出費に気づくでしょう。

食費の正しい金額を設定する方法

食費の正しい設定方法は、エンゲル係数を利用して計算することができます。エンゲル係数とは、食費÷消費支出×100の計算式で、支出に対する食費の割合を数値化するものです。係数が25%程度であれば日本人の平均的な数値で理想的となります。

毎月いくらぐらいの食費が必要か悩んだときや、毎月の食費の見直し目標にしてください。そしてエンゲル係数と併せて、総務省の統計局が発表した食費の平均予算で正しく設定しましょう。

食費を上手に抑えてその分貯金に回しましょう

今回は食費の抑え方や食費を安くするための節約ポイント、食費の平均についてご紹介しました。普通に生活していても毎月食費が予算オーバーしてしまう人や、節約が苦手な人はぜひ参考にして、できることから少しずつ生活に取り入れてみてください。

無理せず、節約を楽しむことで楽に食費を減らすことができるでしょう。食費を上手に節約して浮かすことができた分で貯金も楽しんでください。

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