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オーナーズブックの特徴5つ|利回り率やエクイティ型について解説

2021 12.9この記事はPRを含みます

オーナーズブックとは?

オーナーズブックとはロードスターキャピタル社によって運営している不動産に特化したクラウドファンディングです。

不動産投資を行いたい投資家と融資を必要としている不動産をマッチングさせるサービスです。不動産を購入して保有する不動産投資を行うには多額な資金が必要ですが、オーナーズブックを活用すれば1万円から不動産投資を行うことができます。

オーナーズブックの業績

オーナーズブックはロードスターキャピタル株式会社という東証マザーズ上場会社が運営されています。

ロードスターキャピタル株式会社の資本金は、約27億円以上となっています。

2020年8月5日に公開された決算説明資料によると、オーナーズブックの業績は売上高10,107百万円、売上総利益3,530百万円、純利益1,832百万円となっています。純利益は前年同期比162.7%と、良い業績を上げています。

オーナーズブックの特徴5つ

オーナーズブックにはどのような特徴があるでしょうか。

オーナーズブックは国内では初めての不動産投資に特化したクラウドファンディングです。

オーナーズブックには不動産投資ならではの特徴が多数あります。その中にSNS機能やスマホからの登録など便利な機能などがあります。ここではオーナーズブックの特徴5つをご紹介します。

オーナーズブックの特徴1:マザーズ上場企業である

オーナーズブックの特徴1つ目はマザーズ上場企業であることです。

オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル社は2017年9月に上場しました。株式公開をしていることから投資家の目も厳しく、安定した運営がこれまでされていることがわかります。

オーナーズブックの特徴2:SNSがある

オーナーズブックの特徴2つ目はSNSがあることです。オーナーズブックには投資家間でコミュニケーションができる会員限定のSNSがあります。

オーナーズブックのSNS機能では投資仲間と投資の動向を共有できます。友達申請機能、メッセージ送受信機能、自分の投資案件の友達への開示などの機能があり、情報交換をすることができます。

オーナーズブックの特徴3:スマホから利用できる

オーナーズブックの特徴3つ目はスマホから利用できることです。オーナーズブックは口座開設から投資までスマホ上で行うことができるため、操作がしやすいです。

オーナーズブックはAppやGoogle Playでアプリをダウンロードして使用することが可能なため、普段使い慣れているスマホから操作ができるのでとても便利です。

オーナーズブックの特徴4:エクイティ型の金融商品がある

オーナーズブックの特徴4つ目はエクイティ型の金融商品があることです。エクイティ型の金融商品はオーナーズブックのみの取り扱いであり、上級者向けの商品です。

エクイティ型の金融商品とは貸付型と異なり、特別目的会社(SPC)を経由して行います。貸付型が融資による利息と元本をオーナーズブックから配当として受け取るのに対し、エクイティ型は賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益を受け取ります。

信託受益権とは?

オーナーズブックの特徴5:信用性が高い

オーナーズブックの特徴5つ目は信用性が高いことです。オーナーズブックは過去の取引で元本割れをしたことが一度もありません。

投資のリスクとして、投資した金額よりも少なくなって元本が返ってくる元本割れがあります。オーナーズブックは過去の取引で元本割れをしたことが一度もしたことがなく、信頼性が高い投資先であることがわかります。

オーナーズブックのメリット4つ

オーナーズブックは1万円からの小額資金で不動産投資を行うことができることが特徴です。他にも投資を行う上でのメリットがたくさんあります。

ここからは、オーナーズブックのメリット4つをご紹介します。

オーナーズブックのメリット1:リスクを明確に判断してくれる

オーナーズブックのメリット1つ目はリスクを明確に判断してくれることです。オーナーズブックは案件ごとにリスクを明確にしているので、投資判断に利用することができます。

オーナーズブックでのリスクは投資期間中に換金できない流動性リスク、倒産することによる元本割れリスクなどがあります。また、比較的リスクの低い貸付型とリスクとリターンが高いエクイティ型に分かれています。これら3つの指標が明確になっています。

オーナーズブックのメリット2:プロが目利き

オーナーズブックのメリット2つ目はプロが目利きしていることです。オーナーズブックの物件は不動産のプロが厳選しているので、貸し倒れリスクは比較的低いです。

経験豊富な不動産鑑定士等の不動産関連資格取得者が案件を厳選しています。そのため安定した収益、キャピタルゲインを生み出す物件の案件を揃えている可能性があります。

オーナーズブックのメリット3:分散投資できる

オーナーズブックのメリット3つ目は分散投資できることです。少額から始められて、物件やタイプも豊富であるため、分散投資をすることができます。

不動産投資は通常、多額の投資資金が必要と言われているため、難易度が高いと言われています。その点、オーナーズブックで不動産投資を行うことで分散投資効果が見込めます。

オーナーズブックのメリット4:情報がわかりやすい

オーナーズブックのメリット4つ目は情報がわかりやすいことです。貸付先や担保内容、予定利回りなどを公開しているため、サービスの利用者はリスクやリターンをあらかじめ理解した上で投資を行うことができます。

ホームページには投資案件が一覧になって表示されており、気になった案件があれば、個別のページで詳細を確認することができます。また、投資額に対する見込みリターンを自動で計算してくれることも可能です。

オーナーズブックのデメリット5つ

オーナーズブックは少額での分散投資やプロの不動産関係者が案件を持ってくるなどメリットが多数あると説明しましたが、その一方でリターンが低い、投資期間中の解約が難しいなどのデメリットがあります。

他の投資商品と比較してオーナーズブックにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。オーナーズブックのデメリットを5つご紹介します。

オーナーズブックのデメリット1:運用期間中に解約できない

オーナーズブックのデメリット1つ目は運用期間中に解約できないことです。オーナーズブックでの運用は最短でも3ヶ月程度の運用期間があり、急に現金化できません。

すぐに現金化できないリスクは流動性リスクと呼ばれ、オーナーズブックには流動性リスクがあるので、注意しましょう。

オーナーズブックのデメリット2:利回りが低い

オーナーズブックのデメリット2つ目は利回りが低いことです。貸付型タイプの利回りは2~6%であり、大きく稼ぐことには向いていません。

オーナーズブックの投資はミドルリスク・ミドルリターンの為、より高いリターンを求める人には不向きな商品です。

OwnersBook

オーナーズブックのデメリット3:人気の案件に投資できない

オーナーズブックのデメリット3つ目は人気の案件に投資できないことです。人気案件はすぐに募集が埋まってしまうので、抽選方式を導入しています。

オーナーズブックの案件にはそれぞれ募集総額が設定されています。案件への投資が募集総額に達してしまうと、投資をすることができません。人気の案件に対しては抽選方式が設定されており、誰でも投資をすることができるというわけではありません。

オーナーズブックのデメリット4:四半期ごとの分配

オーナーズブックのデメリット4つ目は四半期ごとの分配であることです。オーナーズブックの配当は毎月分配ではないため、毎月分配の商品と比較するとパフォーマンスが落ちる傾向があります。

同じ総額の分配金を毎月分配と四半期分配で比較した場合、配当金を再投資した複利計算により毎月分配の方がパフォーマンスが高いです。その点からオーナーズブックはパフォーマンスが低くなることがあります。

オーナーズブックのデメリット5:元本の保証はない

オーナーズブックのデメリット5つ目は元本の保証はないことです。オーナーズブックの投資は貸付先の倒産などで元本が返還されない可能性があります。

オーナーズブックは不動産投資なので、貸付先の倒産によって元本割れの可能性は否定できませんが、オーナーズブックの案件の場合、これまでで元本割れをしたことが一度もないので、元本割れの可能性は低いとも言えます。

オーナーズブックの今後の活躍

オーナーズブックは安定して2~6%の利回りが見込めるので投資先としては魅力的です。また、2019年12月期通期決算説明資料では、貸付型案件組成のために大手金融機関と提携していくことが記載されています。

具体的には、西武信用金庫、オリックス銀行、イオン銀行などが提携先金融機関としてあげられます。これらの大手金融機関と提携することで、さらなる案件獲得を推進しています。

オーナーズブックの始めるには?

オーナーズブックを始めるには、まずホームページより無料の会員登録をします。会員登録が完了したら、投資家申請をします。投資家申請では住所や氏名といった本人情報やパスワード設定をします。

投資家申請の中で本人確認書類をアップロードします。本人確認書類のアップロードまで終了したら、本人が行う処理は完了となります。あとは運営側が審査を行い、審査が通れば手続きは完了です。

オーナーズブックの案件を検討しよう

オーナーズブックの特徴、メリット、デメリットなどについて解説をしてきました。オーナーズブックには不動産投資ならではの特徴が多数あります。個別株などと比較して値動きが激しくなく、安定したリターンを見込むことできる可能性があります。

不動産投資は大きな初期投資が必要となりますが、オーナーズブックを利用することで少額からの不動産投資を行うことができます。この機会にオーナーズブックから不動産投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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