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国内債券のメリット4選|国内債券のデメリットやポートフォリオに外国債券が不要な理由を解説

2023 12.15この記事はPRを含みます

国内債券とは

国内債券とは日本国内の発行体(国・地方・企業)が資金調達のために円建てで発行する債券のことであり、債券は発行体や硬貨などによりいくつかの種類にわけられます。

 

一般的に債券は償還期間が長いほど利率が高くなっており、債券の価格は金利の変動に左右されます。

 

債券が発行された時点より金利が上がると債券の価格は下がり投資元本を下回る可能性があり、反対に金利が下がると債券の価格は上がり投資元本を上回る可能性があります。

債券の種類

債券にはさまざまな種類があり発行元によって分類される債券や利払いの方式、通貨の違い、信用リスク、機能、募集形態、発行時によっても分類される債券があります。

 

国内債券は大きく7つに分けられます。①国債(国が発行する債券)、②地方債(地方公共団体が発行する債券)、③政府保証債(政府関係機関が発行する債券のうち政府が金利について保証しているもの)④普通社債(民間事業が発行する債券)、⑤転換社債型新株予約権付社債(株式に転換できる債券)、⑥新株予約権付社債、⑦金融債があります。

 

外国債券は大きく3つに分けられます。①公共債(外国の国・政府機関・地方公共団体が発行する債券)②国際機関債(世界の公的な国際機関が発行する債券)③民間債(外国の民間事業が発行する債券)があります。

国内債券のメリット4選

国内債券のメリットは法律で償還や利子の支払いがしっかり行われるように規定がきめられており、株式投資に比べ安全性が高められています。

 

国内債券の購入時には償還期間と利率・利払い日が決まっているため、利益計算を容易にできます。また現在銀行の金利は低く、銀行に預けるより金利が高くなっています。

国内債券のメリット1:元本の安全性

発行体の信用度にもよりますが国内債券は満期日になるまでに価格の変動があっても、満期日に償還や利子の支払いが確実に行われるように債券発行により規定が決められているため、元本の安全性を高めています。

 

発行者の信用度を図るのに専門機関が安全性を評価・分析した「格付け」があり、購入の参考になります。

国内債券のメリット2:利払い日が決まっている

利払い日とは債券の利息が支払われる日のことです。利払いの頻度は年に2回ほどが一般的ですが銘柄により年1回、年4回、毎月など様々です。

 

利子が支払われるタイプの国内債券をもっている場合は発行時に決められた利率の利息を定期的に受け取れ、利払い日はあらかじめ決められた日に支払われることになっています。

国内債券のメリット3:銀行の金利よりも高い

2016年からは「マイナス金利」でさらに金利が下がってきており預金の魅力は減っています、銀行の金利は低く普通預金年利率は0.01%のため預金金利に対して期待が持てないのが現状です。

 

銀行に比べて国内債券のほうが高く金利が設定されており、元本保証のある国債でも下限金利が0.05%に設定されています。

日本銀行金融機構局

国内債券のメリット4:利益計算が容易

株式投資はいつ株が値上がり値下がりするか株価の変動を予測するのは難しいですが、国内債券は償還期間と利率が決まっているため満期に保有した利率の計算を容易にできます。

 

変動金利の債券では完璧にリターンを計算するのは難しいですが、固定金利の場合であれば自分の受け取れる利益を容易に計算できます。

国内債券のデメリット3選

国内債券のデメリットとして市場で取引可能な債券は価格が日々変動するため価格変動のリスクがあります。またリスクの高い社券に関しては、会社の財形状況が悪化し倒産してしまうという信用に対するリスクも発生します。

 

債券は市中金利が上ると価格が下がり、市中金利が下がると価格が上がるという性質があるため株式市場の状況把握も重要になります。

 

国内債券を購入する際しっかりデメリットを把握しておく必要があります。

国内債券のデメリット1:価格が変動するリスクがある

金利が上昇した時に債券価格が下がり、金利が下がると債券価格が上がるという関係があります。

 

市場で取引可能な債券は価格変動のリスクがあります。市場で取引可能な債券は日々価格が変動しており市場金利の影響を強く受けるため、途中売却で利益を得るには市場金利について注意が必要です。

国内債券のデメリット2:信用に対するリスクがある

国債に関しては日本が経済破綻することは考えにくいですが、国債に比べリスクの高い社債においては会社の財形状況が悪化すると元本の払い戻しや利息の払い出しが滞ってしまったり、倒産してしまうと元本自体を失ってしまうことがあります。

 

そのため自分で社債を購入する場合は、信用度をしっかり確認してから購入しましょう。

国内債券のデメリット3:株式市場の把握が必要

債券は市中金利が上昇すると価格が下がり、市中金利が下がると価格が上がるという性質があります。

 

株式市場が下向きになった場合、債券価格は上昇しやすくなります。債券は株式より値動きが少ないため債券を購入する人が増加します。そのため株式市場の動向も把握しておく必要があります。

ポートフォリオに外国債券が不要な理由とは?

外国債券を購入する場合、債券の償還時に受け取れる金額が為替変動により増減するため為替によって基準価格が変動するリスクも出てきます。

 

外国債券は国内債券に比べリターンはそこまで高くなく、為替のリスクを考えると外国債券はポートフォリオに不要です。

国内債券への理解を深めよう

国内債券は元本や利払いの安全性は高くローリスク・ローリターンの投資商品であり、あらかじめ決まった日に利払いや償還があるので必ず必要になる資金の運用に国内債券投資は最適です。

 

債券を選ぶポイントとして発行体の信用はどうなのか、利率は何%なのか、償還日はいつで、いくら払い戻しがあるのかしっかり把握しておくことでお金が必要な時にしっかり準備できます。

 

債権に関する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

債券投資信託のメリット8つ|債権型投資信託のデメリット5つ

 

 

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