kinple金融(kinyu-)の世界をsimpleに

ジュニアNISAを始めるのにおすすめの口座5選|メリット・デメリットとは?

2023 10.16この記事はPRを含みます

目次

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAは、未成年者が口座を開設して株式などに投資することを支援する制度です。年間80万円を上限に運用益が非課税となるため、相続税対策の一つとしてもおすすめできます。

 

通常のNISAの非課税枠は一人年間120万円までですので、夫婦それぞれで非課税枠を使い、さらに子どもの分まで非課税枠を使って投資できることになります。

ジュニアNISAの概要 : 金融庁

ジュニアNISAの詳細4つ

ジュニアNISAの制度では、利用可能条件や非課税対象はどのようになっているのでしょうか。通常のNISAとは異なるのでしょうか。

 

ジュニアNISAの投資期間・対象年齢・投資対象・非課税投資枠について、それぞれ詳しく見ていきます。

ジュニアNISAの詳細1:いつまで投資できるのか

ジュニアNISA口座での投資可能期間は、2023年で終了します。

 

ジュニアNISA制度が終了する前に18歳になる場合は、18歳になる年の1月1日にNISA口座が自動的に開設されます。

 

また、制度終了時に18歳になっていない場合は、2024年以降の各年に5年の非課税期間が終了した金融商品を継続管理勘定にロールオーバーという移管手続きをし、18歳になるまで非課税で保有できます。

ジュニアNISAの詳細2:利用できる年齢

ジュニアNISAを利用できるのは、日本に住んでいて17歳以下の人です。年齢は、ジュニアNISA口座を開設する年の1月1日時点を基準とします。もちろん、0歳の方でも利用できます。

 

口座の名義は本人ですが、ジュニアNISA口座の運用・管理は、親権者や祖父母など、二親等以内の親族が代理で行うことになります。

ジュニアNISAの詳細3:非課税の対象は?

ジュニアNISAで取引できるのは、国内外の上場株式・株式投資信託・国内外のETF・国内外のREITなど幅広い商品が対象となります。

 

また、ジュニアNISA口座で保有した金融商品から得られる、譲渡益および配当金・分配金にかかる税金が非課税となります。

ジュニアNISAの詳細4:非課税投資枠について

ジュニアNISAの非課税投資枠は、新規投資額で毎年80万円が上限となります。通常のNISA枠120万円と比べると少ないですが、お子さんがいる家庭では、通常のNISA枠に加えてお子さんのNISA枠もつかえます。

 

NISAの非課税枠をすでに使い切ってしまっている方が、さらに非課税枠を広げたいときにもおすすめといえます。

非課税期間

ジュニアNISAの非課税期間は、通常のNISAと同様の5年です。

 

また、通常のNISAと同じく、5年間の非課税期間終了後は、新たな非課税投資枠へのロールオーバーによる継続保有が可能となっています。

ジュニアNISAのメリット3つ

ジュニアNISAは2016年からスタートしたため、以前からあったNISAやつみたてNISAと比べると知名度は低く、どのようなメリットがあるのか知りたいという方も多いでしょう。

 

ジュニアNISAを利用することで得られるメリットを3点ご紹介します。ジュニアNISAがどのような制度なのか理解する助けにもなりますので、ぜひ参考にしてください。

ジュニアNISAのメリット1:早くから投資に興味を与えられる

ジュニアNISAのメリットの1つに、子どもの投資教育NISA活用することで、早い段階から金融リテラシーを身につけます。

 

資産の運用自体は親権者や祖父が行いますが、子どもが成長してお金について一定の判断ができるようになったとき、自分名義の口座があることで、投資への関心を持てるようになります。

 

投資で得られるメリットだけでなく、リスクについても身をもって学べるのは、貴重な体験になるといえます。

ジュニアNISAのメリット2:税金が非課税になる

ジュニアNISAのメリットとして外せないのが、運用益にかかる税金が非課税となることです。

 

たとえば、非課税枠80万円を満額投資して、運用益を年間5%とすると4万円の利益を得られます。一般の口座では、仮に税率を20%とすると、8,000円が税金として差し引かれてしまいますが、ジュニアNISAは非課税です。

 

ジュニアNISAでは、非課税枠を5年間運用できるので、さらにメリットが大きくなるのです。

ジュニアNISAのメリット3:教育費の準備に活用できる

ジュニアNISAには払い出し制限があり、子どもが進学・就職を迎える18歳に解除されます。子どもが大学進学するときには、まとまった資金が必要です。ジュニアNISAは、子どもが小さいうちから、子どもの将来の教育資金を形成するのに適しているといえます。

ジュニアNISAのデメリット2つ

ジュニアNISAのメリットについてみてきましたが、ジュニアNISAにはデメリットもあります。デメリットを知らず、投資を始めてから後悔しないよう、デメリットについても理解しておきましょう。

 

ジュニアNISAで投資する際に、必ず押さえておきたい2つのデメリットについて解説します。

元本保証ではない

ジュニアNISAは、運用益が非課税になる点が強調されがちですが、株式や投資信託など元本保証のない商品へ投資するため、購入価格より低い価格で売却すると、価元本割れします。

 

運用益がなければ非課税のメリットを得ることはできません。定期預金や学資保険などとは異なることを理解しましょう。

金融機関を変えられない

ジュニアNISAを利用するには、銀行や証券会社などの金融機関でジュニアNISA口座を開設しますが、金融機関の変更はできません。

 

取り引き金融機関を変更したいときは、開設していたジュニアNISA口座を廃止し、他の金融機関で新たにジュニアNISA口座を再開設することになります。

 

払出し制限が解除される前に口座を廃止すると、過去に非課税で受領した配当金・譲渡益に課税されることにも注意しましょう。

ジュニアNISAを始めるのにおすすめの口座5選

ジュニアNISAでは、金融機関にジュニアNISA口座を開設しますが、金融機関によって、取り扱い商品、取り扱い投資信託本数、手数料、投資信託の最低買い付け額などが異なります。

 

ジュニアNISAを始めるのにおすすめの証券会社の中から、5つの口座についてご紹介します。取引する金融機関選びの参考にしてください。

おすすめの口座1:株式会社SBI証券

SBI証券は、多くの投資家から支持されている証券会社です。

 

SBI証券で取り扱うジュニアNISAの投資信託本数は、2021年9月時点で2,587本に上ります。また、SBI証券では、ほかの証券会社では取り扱われていない、米国をはじめとした海外株式への投資ができる点が魅力です。

 

SBI証券の手数料は、国内株式の売買手数料はもちろん、海外ETFの買い手数料も無料です。また、100円から投資信託の買付ができますので、少額で資産形成を始められるのもジュニアNISAにおすすめです。

SBI証券

おすすめの口座2:楽天証券株式会社

楽天証券は、2023年4月の総合口座数が約900万口座で、幅広い年齢総の方に利用されているおすすめの証券会社です。

 

楽天証券ジュニアNISAの投資信託取り扱い本数は2023年9月時点2,530本ですので、選択肢が豊富なのが魅力です。また、国内株式の売買手数料は無料です。

 

そのほか、親子で参加できるセミナーも開催しているので、お子さんへの投資教育について検討されている方にもおすすめです。

楽天証券

おすすめの口座3:SMBC日興証券株式会社

SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループの会社です。

 

SMBC日興証券ジュニアNISAの、投資信託の取り扱い本数は2023年10月現在で1,000本以上と、選択肢が豊富です。また、国内株式の売買手数料が無料な点もおすすめです。

 

SMBC日興証券には、独自の定期定額買付サービス「キンカブ」があります。「キンカブ」では、100円以上100円単位で株式投資できるので、少額から始められますし、時間を分散することでリスクを回避できるメリットも期待できます。

おすすめの口座4:マネックス証券株式会社

マネックス証券は、手ごろな手数料で充実した商品・サービスを受けられることで人気の証券会社です。

 

マネックス証券ジュニアNISAの投資信託取り扱い本数は1,000本以上あり、豊富な商品から好きなものを選べます。また、株式売買手数料が無料であることに加え、投資信託の購入時申込手数料も無料です。

 

そのほか、マネックス証券では、NISAで投資信託を保有するだけで、様々な特典と交換できるマネックスポイントたまるのもおすすめポイントです。

マネックス証券

おすすめの口座5:松井証券株式会社

松井証券は創業100年を超える老舗証券会社で、手数料が安いことから、個人投資家に人気があります。

 

松井証券ジュニアNISAでは、株式取引手数料と口座維持管費用も無料で利用できます。また、困ったことがあったときには、お客様サイト内から24時間相談できるのも初心者におすすめです。

松井証券【日本株】

ジュニアNISAで投資できる銘柄や商品5選

ジュニアNISA口座を開設し、実際に株式投資する際には、銘柄選びが必要となります。ジュニアNISAの非課税投資枠を活用した株式投資におすすめの銘柄5選とその理由について解説します。

投資できる銘柄や商品1:株式会社サンリオ

サンリオは、ハローキティ・マイメロディなど、子どもから大人まで幅広い世代に人気のキャラクター商品の企画・販売やエンターテイメントビジネスを展開する企業です。

 

サンリオの配当状況を見ると、2023年3月期が年間35円です。過去をさかのぼっても配当性向は比較的高く、株主還元重視の姿勢が見られます。

 

また、株主優待は、サンリオピューロランド・ハーモニーランドの共通優待券に加え、サンリオショップなどで使える株主優待券も保有株数に応じてもらえます。

 

サンリオはお子さんにとっても身近ですし、株主優待も魅力的なので、ジュニアNISAにおすすめの銘柄といえます。

投資できる銘柄や商品2:株式会社タカラトミー

タカラトミーは、トミカ・プラレール・リカちゃんなどのキャラクターグッズの企画・製造する玩具大手企業です。

 

タカラトミーの魅力は、一般販売をしていない限定商品を株主優待でもらえることです。2023年3月の優待商品は、保有株式数100株以上1,000株未満でオリジナル「トミカ」2台セットでした。

 

また、保有株式数2,000株以上は、オリジナル「トミカ」4台セットに加え、アニア10周年と コラボをしたsafari Lookリカちゃんとなります。

 

そのほか、タカラトミー公式通販サイト「タカラトミーモール」で、割引価格でおもちゃを購入できる、割引制度もあります。

投資できる銘柄や商品3:日本マクドナルドホールディングス株式会社

日本マクドナルドホールディングスは、誰もが知っている人気ハンバーガーチェーン「マクドナルド」を日本で経営する会社です。

 

マクドナルドの魅力は、年2回もらえるお食事お引換券です。バーガー類・サイドメニュー・ドリンクの引換券が6枚ずつで1冊もらえ、保有株式数に応じてもらえる枚数も増えます。

 

2023年度の配当実績は年間1株あたり39円で、過去にさかのぼっても配当性向は比較的高く吸いしており、株主還元重視の姿勢も魅力です。

投資できる銘柄や商品4:株式会社ゼンショーホールディングス

ゼンショーホールディングスは、牛丼の「すき屋」、回転寿司の「はま寿司」、ファミレスの「ココス」をはじめとした外食チェーンを展開する、外食最大手の企業です。

 

ゼンショーホールディングスのおすすめポイントは、株主優待で、さまざまな店舗で利用できるお食事優待券をもらえることです。お食事優待券は保有株数に応じて決まり、100株以上300株未満は 500円券を2枚、5,000株以上で一律3万円もらえます。

 

株主優待は年2回受けられるので、家族で外食する機会が増えるメリットがあり、ジュニアNISAにおすすめの銘柄といえます。

投資できる銘柄や商品5:株式会社スシローグローバルホールディングス

スシローグローバルホールディングスは、世界各地で回転ずしチェーンを展開する企業です。

 

スシローグローバルホールディングスのおすすめポイントは、国内570以上の店舗で使える優待割引券を年2回もらえるところです。保有株数100株で年間1,100円分、2,000株以上で年間1.1万円分利用受け取れます。

ジュニアNISAを始めたい人はおすすめの口座を参考にしよう!

お子さんの名義でジュニアNISAを始めようとしている方は、まずは証券会社などの金融機関で、ジュニアNISA口座を開設する必要があります。

 

金融機関によって取扱商品の種類や数、手数料が異なりますので、こちらでご紹介した5つの証券会社を参考にし、証券会社選びをしてみてください。

 

ジュニアNISAについて以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

つみたてNISAを利用して子供の教育費を貯めるには?ジュニアNISAとの違いを解説!

 

 

お金の勉強をしてみませんか

これからに備えて、資産形成や投資信託を検討している方も多くいらっしゃると思います。

そんな方に株式会社FinancialAcademyが開催する「お金の教養講座」をご紹介します。

「お金の教養講座」は累計70万人以上が受講した人気講座となります。

この講座だけで、資産形成や投資信託の要点をしっかり押さえることができます。

無料体験セミナーもありますので、おすすめです。

お金の教養講座

 

株式投資のセミナーについて

株式投資に興味がある方もいらっしゃると思います。

知識なしで株式投資を始めると、約20%の人しか利益を出すことができないと言われています。

そこで、株式会社FinancialAcademyが開催する「株式投資スクール」をご紹介します。

投資初心者から経験者まで満足できる体系的なカリキュラムであり、株式投資の正しいルールと、成果を出すためのノウハウがわかるセミナーとなります。

本セミナーでは、株式投資で利益を上げるための道筋を学んでみませんか。

無料の体験セミナーもありますので、ぜひ受講してみてください。

株式投資スクール

 

不動産投資セミナーについて

不動産投資に興味がある人もいると思います。

そこで、体系的なカリキュラムで不動産投資で成功するために必要な知識を学ぶことができるセミナーがございます。

株式会社FinancialAcademyが開催する「不動産投資スクール」を受講してみてはいかがでしょうか。

初心者から経験者までいずれの方でも満足できる内容となっています。

不動産投資スクール

 

投資に関するセミナーについて

投資家を目指すにあたっては、投資に関するセミナーの受講をおすすめします。

株式会社Free Life Consultingが開催する「投資の達人になる投資講座」は、投資の基礎から解説されるため、初心者でも安心です。

無料入門講座もありますので、ぜひ受講してみてはいかがでしょうか。

投資の達人になる投資講座

 

\ お金の勉強をしよう/
ページの先頭へ