セキュリティがアパート経営に与える影響3つ|セキュリティ対策9つ
2020 10.21この記事はPRを含みます
不動産投資におけるアパートのセキュリティの重要性
不動産投資をする際には、立地や建物のデザイン、価格や設備など、いろいろな判断材料があります。その中にセキュリティも含まれています。特に、複数の人が生活するアパートでは、重要度が増すでしょう。しかし、セキュリティの重要性は見落とされることもあるようです。
不動産投資をする際には、セキュリティがアパートなどの不動産経営に与える影響について把握しておく必要があります。
セキュリティがアパート経営に与える影響
アパートは若い世代が活用することも多いでしょう。その中には、地方から出てきた社会人や大学生の女性なども含まれています。このような若い世代の女性は、セキュリティ面を重視することが多いようです。
また、若い世代の女性でなくても、セキュリティを重要視する人は多く存在します。そのため、セキュリティの重要性を把握しておかないと、アパート経営に大きな影響を与えてしまう可能性があります。
入居率
アパート探しをする人の中には、セキュリティ面を重視している人は多くいます。そのためデザインや立地などが良くても、セキュリティ面で不安を感じてしまうと、そのアパートは選択肢から外されてしまうこともあり、入居率の低下につながってしまう可能性があります。
アパートでは、マンションのようにセキュリティ対策が万全にはできないという部分もありますが、最低限のセキュリティ設備は整えておくべきでしょう。
空室対策
セキュリティの設備が整っていない場合、部屋探しをする人はセキュリティ面に不安を感じて、選択肢から外してしまう可能性があります。入居率が下がると、空室が増えてしまい、アパート経営に影響を与えかねません。
しかし、オートロックやモニター付きインターホンの設置などがあれば、これらは物件情報に載せることができ、アパート探しをする人に良い印象を与えられる可能性があるため、空室対策にもなるでしょう。
リフォーム費用
セキュリティ面に不安を感じられてしまうと入居率が下がってしまい、空室リスクが上がってしまう可能性があります。しかし、セキュリティ設備は後からでもリフォームで追加することはできます。
ただし、その費用は決して安いものではなく、不動産の購入費用もあるため、初期費用が高くなってしまう可能性があります。そのため、不動産投資でアパートを購入する際には、セキュリティ設備を確認しておきましょう。
アパートのセキュリティ対策9つ
アパート探しをする際に、セキュリティを重視するという人は多くいるでしょう。そのため、空室リスクを避けるためにも、アパートのセキュリティ対策は重要となります。
アパートのセキュリティ対策にはいくつかの方法があります。
セキュリティ対策1:防犯ガラス
空き巣の侵入手口の中に、窓ガラスを破って侵入するというものがあります。しかし、窓ガラスが防犯ガラスであれば、簡単に破ることはできません。
また、防犯ガラスを無理に破ろうとしても、大きな音が出て、時間もかかってしまうため、侵入者は見つかってしまうリスクが高くなります。
そのため、単に侵入を防ぐだけでなく、短時間で犯行を行う空き巣は防犯ガラスということがわかるだけで諦めるということもあるようです。
セキュリティ対策2:モニター付きインターホン
モニター付きインターホンは、チャイムを鳴らした人の顔をモニターで確認することができます。また、中には録画機能が付いているものもあるので、ストーカー対策にも有効でしょう。
モニター付きインターホンは物件情報に載せると、アパートのセキュリティ面をアピールすることにもつながるため、入居率を高める効果も期待できます。
セキュリティ対策3:オートロック
オートロックは鍵を持っているか、暗証番号を知らないとエントランスを抜けることができません。そのため、空き巣やストーカーなどへのセキュリティだけでなく、訪問販売や勧誘などへの対策にもなるでしょう。
ただし、入居者がアパートに入るタイミングで、一緒に入られてしまうこともあるため、絶対にアパート内に入れないということはありません。また、規模的にオートロックが付いているアパートは珍しいかもしれません。
セキュリティ対策4:防犯砂利
アパートにおける1階部分の部屋は、2階・3階と比べると侵入されやすい傾向にあります。そのため、不審者がアパートの敷地内に入ってきた際に、音がなるように防犯砂利を外に敷き詰めているところもあります。
防犯砂利は粒が大きく、上を歩くと大きな音が鳴るため、不審者が敷地内を歩くと気がつきやすくなっています。
セキュリティ対策5:防犯シャッター
空き巣は、窓を破って侵入してくることが多いのではないでしょうか。そのため、窓を守るために防犯シャッターを付けているアパートもあります。防犯シャッターが閉まっていれば、窓を破ることができず、シャッターを開けることも容易ではありません。
そのため、防犯シャッターが閉まっているだけで空き巣が諦めることもあるようです。また、防犯以外にも、台風時には強風から窓を守ることも可能です。
セキュリティ対策6:バルコニーを高くする
アパートの1階部分は覗かれたり、侵入されたりするなどのリスクがあるため、アパート探しをする人の中には、2階以上という条件を付ける人もいるでしょう。
しかしアパートの1階部分でも、バルコニーに高さがあれば部屋の中を覗かれる可能性は低くなり、防犯にもなります。
ただし、設計の時点でのセキュリティ対策となるため、中古物件を購入する際には1階部分の環境はよく確認しましょう。
セキュリティ対策7:外灯の設置
アパートの敷地内に外灯がなく、夜になると暗くなってしまう場合、不審者が侵入しやすくなってしまいます。そのため、外灯を設置して、夜でも人の顔がハッキリ確認できるようにしておきましょう。
また、人が通ると点灯するセンサーライトであれば、灯りが付けば人が通ったということで、不審者を発見しやすくなります。
セキュリティ対策8:防犯カメラ
防犯カメラはセキュリティ対策の定番であり、効果も高いといわれています。また、犯罪を未然に防ぐ効果だけでなく、万が一でも犯罪が起こった場合には、犯人特定の手がかりにもなります。
アパートではエントランス、廊下、自転車置き場など、多く設置されているほどその防犯効果は高くなりやすいでしょう。
セキュリティ対策9:郵便受けの設置の工夫
郵便受けの形状によっては、誰でもハガキや郵便物を取り出すことができます。そのため、ストーカー被害や情報の流出のリスクがあるでしょう。
このような被害を防ぐためにも、郵便を入れるのは外側で、郵便の取り出し口はアパートの内側にするような設置の工夫をしましょう。
また、宅配便を無人で受け取れる宅配ボックスの設置も、配達員のフリをした不審者の侵入を防ぐことに有効でしょう。
アパート経営で利用できるオススメのセキュリティ6つ
アパート選びをする人の中には、セキュリティ面を重視するという人もいます。セキュリティ対策には、オートロック、防犯カメラなどのように設備によってセキュリティを強化する方法もありますが、セキュリティ会社のサービスを利用するという方法もあります。
セキュリティ会社のサービスには、アパート経営者向けの商品を取り扱っているところもあります。会社によって、持っている特徴が異なるので、適したサービスを選びましょう。
オススメのセキュリティ1:HOME ALSOK
ALSOKではマンションオーナー、管理会社向けのホームセキュリティサービスを取り扱っています。ALSOKでは24時間のオンライン監視によって、入居者の身の安全を守ってくれるでしょう。
また、アパートの各部屋にホームセキュリティ機器を設置して防犯強化をしたり、防犯機能付きインターホンと連動して、インターホンの信号をALSOKが受信することも可能です。
提供会社 | 綜合警備保障株式会社 |
---|---|
料金プラン | アパートの状況やオーナーの要望を確認し、最適なサービスとプランが提案される |
利用できる機器 | AED・防犯カメラ・緊急キットなど |
オススメのセキュリティ2:セコム・ホームセキュリティ
セコム・ホームセキュリティもHOME ALSOK同様、24時間オンラインでセコム・コントロールセンターからアパートを監視してくれます。
基本機能には、火災監視や防犯、非常通報などがあります。さらにオプションで救急通報やガス漏れ監視、健康相談などを追加できるため、アパートの状況に合わせたセキュリティ対策が可能です。
提供会社 | セコム株式会社 |
---|---|
料金プラン | 見積もり無料 |
利用できる機器 | 監視カメラ・センサーライト・AEDなど |
オススメのセキュリティ3:東急セキュリティ
東急セキュリティは24時間、365日休みなくアパートを守ってもらうことができます。屋外やエントランス、共用部分など、ゾーンごとに細かく防犯設計を行うことが可能です。
また、PASMOや専用のICカードを鍵に設定することもできます。常駐警備や巡回警備などにも対応している点も特徴の1つでしょう。
提供会社 | 東急セキュリティ株式会社 |
---|---|
料金プラン | ニーズヒアリングによってベストなプランを提示 |
利用できる機器 | オンラインセキュリティ(外周センサー)・遠隔画像監視・防犯カメラ・センサーライトなど |
オススメのセキュリティ4:関電SOS
24時間365日、侵入や火災などの異常があればすぐに通報でき、警備員が駆けつけてくれます。また、アパートのレイアウトに合わせた適切なプランを立ててもらうことが可能です。
入居者の部屋にはコントローラーが設置され、異常信号を送信したり、出動の指示を出したりすることができます。オプションもパッシブセンサーやフラッシュライト、火災センサーなどが揃っています。
提供会社 | (株)関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ |
---|---|
料金プラン | 相談後にプランを提案 |
利用できる機器 | コントローラー・ワイヤレスマグネットセンサー・パッシブセンサー・フラッシュライト・火災センサーなど |
オススメのセキュリティ5:エーワンセキュリティサービス
エーワンセキュリティサービスでは、総合防犯設備士による現地調査をもとに、適切なプランを提案してもらうことができます。
また、防犯対策が一定の基準を満たすことで、防犯優良マンションの認定を受けることができます。その防犯優良マンションの審査基準に照らし合わせたセキュリティの対応も可能です。
提供会社 | 有限会社 エーワンセキュリティサービス |
---|---|
料金プラン | 見積もり無料 |
利用できる機器 | オートロック・防犯カメラ・放火監視センサーなど |
オススメのセキュリティ6:全日警 マンションセキュリティ
全日警のマンションセキュリティでは、規模に合わせて適切なセキュリティシステムを提案してもらうことができます。
また、インターホン設備と連動して、専有部の異常を24時間監視したり、防犯カメラで不審者を監視したりするなど、マンション、アパート全体を総合的に管理してくれます。
提供会社 | 株式会社全日警 |
---|---|
料金プラン | 規模とニーズに合わせて見積もり |
利用できる機器 | 管理室親機・送信機・鍵管理ボックス・監視カメラなど |
アパート経営のセキュリティ対策を考えよう
アパート探しをしている人には、セキュリティを重視している人も存在します。そのため、セキュリティ対策ができていない場合は、アパートの入居率を下げてしまう可能性があります。
アパート経営をするのであれば、セキュリティ設備やセキュリティ会社などについて検討し、セキュリティ対策を万全にしましょう。