kinple金融(kinyu-)の世界をsimpleに

内見者を増やす方法とは|物件を見てみたい」と思うポイントや工夫4つ

2020 06.4この記事はPRを含みます

目次

内見者を増やす方法とは?

経済的に安泰な老後生活を送るために、あるいは不労所得を得てゆとりのある暮らしを送るために、不動産投資を行っている方も多いことでしょう。

入居者がなかなか決まらずに空室の状態が続いていると、管理費などがかさんでしまい、利益よりも損失のほうが高くなってしまいます。

たくさんの内見者からの「ここに住みたい」といった関心を増やすことが、不動産投資を成功させるためのひとつの鍵となるでしょう。

空室リスクを防ぐためにオーナーがやるべきこと

せっかくよい物件を購入したとしても、入居者が決まらなければいつまで経っても利益は得られず、どんどん損失が増えてしまうでしょう。

では、空室を出さないためにはどうすればよいのでしょうか。空室リスクへの対策としてまず不動産オーナーが行うべきは、内見者を増やして潜在的な入居者の枠を広げるということです。

この記事では内見者を増やすための方法やテクニックについて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

内見者を増やす方法4つ

よっぽど急である場合や遠方からの引っ越しでもない限り、ほとんどの人は複数の物件を内見した上で、自分の生活スタイルや好み・予算に合致するものを選びます。

入居者を確実にゲットして空室を出さないためには、内見者を増やすことが必須だと言えるでしょう。では、具体的にどうやって内見者を増やせばよいのでしょうか。

ここからは、内見者を増やすための方法についてご紹介していきますので、ぜひご参照ください。

内見者を増やす方法1:不動産屋に依頼する

内見者を増やす方法としてまずご紹介したいのが、不動産会社に直接頼むということです。

普段からこまめに不動産会社とコンタクトを取り信頼関係をある程度まで作っておくと、空室が出た場合でも客に物件の内見を勧めてみるよう依頼できます。

不動産屋によっては、客に優先的に勧める物件とそうでない物件とを区別しているところもあります。

優先的に客に勧めてもらえるような関係性の構築が必要です。

内見者を増やす方法2:ビラの投函や配布

ビラを投函したりチラシを配布したりするというのも、内見者を増やすための方法のひとつとして挙げられるでしょう。

不動産屋に依頼するだけでは内見者が増えないことも多いので、自助努力として自らの物件をより多くの人に知ってもらうべく、ビラやチラシを配布してみてください。

多くの人は、ビラやチラシが見るに値するかどうかを一瞬で判断します。きちんと見てもらえるようなデザインのものを作りましょう。

内見者を増やす方法3:来場者特典をつける

内見者を増やす方法のひとつとして、来場者特典をつけるということも挙げられます。たとえば「先着〇名様に〇〇のギフト券をプレゼント」といった特典をつけて、アピールしてみてはいかがでしょうか。

自らの所有する物件についてのチラシやビラを人にちゃんと見てもらうためには、目立ちやすい場所に大きな字や見やすい字体で「来場者特典」のフレーズを入れることが必要です。

多少の出費にはなりますが、内見者は増えるでしょう。

内見者を増やす工夫4:SNSやブログで宣伝する

シニア世代の内見者を増やすためにはチラシやビラの投函・配布も効果的ですが、より若い世代の内見者を増やしたいならば、インターネットを活用する必要があります。

ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのSNSを上手に活用して、物件の素晴らしさを伝える努力をしてみてください。

ブログで物件を紹介するのもよいでしょう。チラシやビラと違い、SNSやブログでのアピールならば手間も費用も少なく済みます。

内見者が部屋を見てみたいと思うポイント3つ

ここまでは不動産オーナーにおすすめな、内見者を増やすための取り組みについて解説してきました。

入居者がなかなか見つからず、空室の状態が続いているのならば、不動産屋に依頼したりSNSなどを通じて物件をアピールする努力が必要です。

ここからは、内見者が物件を見てみたいと感じるポイントについてご紹介していきます。

内見者が部屋を見てみたいと思うポイント1:住んだときのイメージがわく

「この部屋に住んだら、きっと素敵な生活が送れるだろう」と具体的なイメージを持てると、内見した際に物件を吟味したいと考えるようになります。

つまり、内見者を増やすためには、その部屋に住んだときのイメージを湧かせるような工夫が必要です。

チラシやネット上にただ間取りだけを掲載するのではなく、家具を設置するとどのような状態になるのかをイメージ図や写真などで効果的に伝えてみてください。

内見者が部屋を見てみたいと思うポイント2:狭いけどオシャレ!古いけど便利!

「うちの物件は狭いから内見者がなかなか来ない」「古すぎる物件だと内見者は少ない」というのは誤解です。

狭かったとしてもおしゃれで住み心地がよさそうならば、「実際に物件を見てみたい」と考える人はいます。

また、古かったとしても交通アクセスがよく、近所にスーパーや病院・学校などの施設が充実していれば入居者は多いでしょう。

「狭い」「古い」というデメリットを、メリットに変えるような工夫が必要です。

内見者が部屋を「見てみたい」と思うポイント3:「いいかも」と思う付加価値がある

「物件を見てみたい」という内見者を増やすためには、「なかなかいいな」と感じる付加価値を物件に加えることが必要です。

狭くて古いアパートを所有していると、新しいアパートに入居者を奪われてしまいがちですが、たとえば防犯カメラを設置するなどしてセキュリティ面を充実させることで付加価値が高まります。こうすることで内見者も入居者も増えやすいと言えるでしょう。

物件をより魅力的に感じさせるプラスアルファが必要です。

内見者を増やすための宣伝する際の注意点5つ

以上では、内見者を増やすために心がけたいポイントや、「実際にこの物件を見てみたいな」と人々に関心を持ってもらうための取り組みについて解説してきました。

入居者を増やすためにはこうした地道な努力が欠かせませんが、間違った方法で内見者を増やそうとしても、お金と手間がかかるだけで、肝心の入居者を獲得することはできません。

ここからは、内見者を増やすための宣伝の注意点についてご紹介していきます。

内見者を増やすための宣伝の注意点1:広告宣伝費をかけすぎない

内見者が極端に少ないと、「なんとかして内見者を増やしたい」と考えるのはある種当然のことでしょう。

ですが、だからと言って広告宣伝費をかけすぎてしまうのはNGです。お金をかけて広告を行っても内見者が増えないこともあるので、リスクがやや高いと言えるでしょう。

お金をかければ効果的な広告ができるというわけでもないので、費用を抑えたコスパの良い公告方法を研究することも必要です。

内見者を増やすための宣伝の注意点2:写真は盛らない

写真を盛ってしまうのも、避けるべきNGポイントとして挙げられるでしょう。内見者が少ないことから危機感を抱いて、写真に加工をして物件の見栄えを良くしたい気持ちは十分に理解できます。

ですが、それはとても不誠実な行為です。盛った写真で内見者を数人「釣る」ことができたとしても、「写真と全然違う」「騙された」と思われて入居に至ることはないでしょう。

つまり、写真を盛るということは逆効果をもたらしてしまいます。

内見者を増やすための宣伝の注意点3:ターゲットを絞る

内見者を増やすために宣伝を行うならば、ターゲットを絞ることも必要です。老若男女すべての属性をターゲットにした広告よりも、特定の属性に絞り込んだ広告を展開したほうが、内見者を確実に増やせるでしょう。

たとえば、ペットと住める物件ならば、ペットを飼っている人に的を絞りこんで「ペット飼育可」という点をアピールしてみてはいかがでしょうか。

内見者を増やすための宣伝の注意点4:周辺情報は正確なものにする

周辺情報は正確なものにするというのも、内見者を増やすための宣伝で実践したいポイントのひとつに数えられます。

入居先を探している人の多くは、物件そのものだけではなく、周辺にどのような施設やお店があるのかも重視しているからです。

物件から徒歩で何分ほどのところにどのようなお店や施設があるのかを正確に記載し、ビラの配布や広告掲載を行う必要があるでしょう。

内見者を増やすための宣伝の注意点5:安さや特典だけを売りにしない

内見者を増やすための宣伝においては、安さや特典だけを売りにしてしまうのはNGです。確かに安い家賃や来場特典のある物件は、一時的に内見者をゲットすることができますが、継続して内見者を増やすことや肝心の入居者を確保するまでには至りません。

安くて来場特典のある物件は他にも山ほどあるので、それらとは違う付加価値を物件にもたせることで差別化を図る必要があるでしょう。

内見者が喜ぶ工夫4つ

せっかく内見者が来てくれたのならば、少しでも良い印象を持ってもらい入居へとつなげたいところでしょう。

では、具体的にどうすればよいのでしょうか。ここからは、内見者を喜ばせるために実践したい工夫についてご紹介していきます。

内見者が喜ぶ工夫1:特別感のあるウェルカムボード

まずおすすめしたいのが、特別感のあるウェルカムボードを作成・設置するということです。

事前に内見者が来ることがわかっているならば、「〇〇様ご来場ありがとうございます」などと書いたウェルカムボードを作成し、歓迎していることを伝えましょう。

オーナーに対して好印象を持ってもらうことも、内見から入居につなげるためのテクニックです。

内見者が喜ぶ工夫2:姿見などの鏡の設置

家具も何も置かれていない空室は時に寂しくてさびれた印象を与えてしまうので、姿見鏡などを設置して部屋に明るさをプラスするとよいでしょう。

外の光を鏡が取り込んで室内を照らしてくれます。そうすることで、部屋の中が明るく好印象に感じられるはずです。

内見者が喜ぶ工夫3:証明や家具・観葉植物による雰囲気づくり

内見者に喜んでもらうためには、照明や家具・観葉植物などを効果的に配置してよい雰囲気を作るということも大切です。

おしゃれな家具や観葉植物が室内に配置されており、明るい照明で照らされていれば「この部屋に住んでみたいな」と内見者に感じてもらえるでしょう。

インテリアデザイナーに依頼するのが金銭的に難しい場合には、ネット上でおしゃれな部屋の画像を参考にして、自分で家具を配置してみてください。

内見者が喜ぶ工夫4:独自のエリアマップ

独自のエリアマップを作成して渡すというのも、内見者が喜ぶ工夫のひとつとして挙げられるでしょう。

内見者は物件そのものだけでなく、物件の周りにどのようなお店があり、生活しやすいのかといった点も検討しています。

独自に周辺のお店や交通アクセスをリサーチしてエリアマップを作成すれば、内見者に喜ばれるでしょう。

内見者を増やすには住む人の立場に立つことも大事

今回は内見者を増やす方法や工夫について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。

内見者を増やすためには、不動産オーナーの立場ではなく内見者から見て、どのような広告や来場特典が効果的なのかを考えることも必要です。

\ お金の勉強をしよう/
ページの先頭へ