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食費の節約方法を解説!料理での節約術2つと購入での節約術6つ

2020 10.21この記事はPRを含みます

食費は節約しやすいって本当?

食費は、家計費の中で最も節約しやすいカテゴリーと言われています。契約の見直しや生活スタイルを変えなければならない「固定費」に比べ、食費はちょっとしたやりくりで削ることができるからです。

なかには、できるだけ外食しないで手作りごはんで自炊を続け、「4人家族で週5000円」「5人家族で月平均1万円」と極限まで抑えている人もいます。では、どんな点に気をつければ効率的に節約できるのでしょう。

料理での食費の節約術

まずは、料理をする際に気をつけておきたい節約のポイントを見ていきます。これからもっと節約に励みたい専業主婦や大学生、一人暮らしを始めたばかりの方にも耳寄りな情報です。

特に注目すべきは、食材の使い方でしょう。冷蔵庫にある食材を何気なく使うのではなく、少し計画的に考えるだけで毎月の食費を浮かせることができます。次に挙げる2つの具体的なテクニックを参考に、失敗しない節約術に取り組んでみてください。

賞味期限に余裕のある食材は使い切らない

賞味期限に余裕がある食材を見て、「今日使い切るにはちょっと多いかな」と思ったら無理に使わないようにしましょう。食材を消費するためにおかずを大量に作りすぎてしまうと返って食べきれず、食品ロスにつながりかねません。

少し残った食材でも、調理次第で立派なお惣菜に仕上がります。残り物を集めて浅漬けにしたり味噌汁の具にするなど、翌日以降のおかず用や常備菜用として活用してください。

肉は買ったその日に下処理して冷凍する

肉は買ったその日に下味をつけて、冷凍しておきましょう。まとめ買いしても「結局使い切れなかった…」と後悔することもありませんし、そもそも冷凍は節約するうえでかなり効率的な保存方法です。

また、作り置きは時短にもなります。帰ってきてすぐにご飯が出せるのは、特に共働きのご家庭ならかなり嬉しいのではないでしょうか。食費が節約できるうえ毎日の家事がラクになり、一石二鳥です。

購入での食費の節約術6つ

続いては、買い物をする際の注意点を6つ見ていきます。買い物の仕方のコツを掴むことが節約術ではとても重要です。買うものを選ぶ時にいくつかルールを決めるだけで、出費をグッと抑えられます。

すべて完璧に網羅しようとするとストレスが溜まり、限界を感じて続けられなくなってしまうかもしれません。まずは気軽にできるところから始めてみてはいかがでしょうか。

食費の節約術1:見切り品を上手に使う

見切り品とは賞味期限や在庫処分などの関係で通常よりも価格を下げて売る、つまり「売れ残り商品」のことをいいます。売れ残りとはいえ賞味期限はあくまでも目安ですから、店頭に出ているということはまだまだ安全に食べられるものばかりです。

ただし、買ったら早めに使い切ることを原則としてください。食べられるギリギリであることは確かです。それを踏まえたうえで上手に活用して、食費節約に役立てましょう。

特売肉をまとめ買いする

牛肉や豚肉はまとめ買いがお得です。大容量でパックになっている場合、広告に出ている100gあたりの値段より下回ることもあります。冷凍しておけばいつでも使えますから、大家族はもちろん、同棲カップルや夫婦2人暮らしなど、2人以上なら迷わずまとめ買いを選びましょう。

また、特売日は当日よりも翌日が狙い目です。セールのために大量に仕入れた肉を底値買いできます。ぜひ一度「特売日の翌日」を狙ってみてください。

値引きシールのあるものだけを選ぶ

どのスーパーでも値引きシールが付いている商品は必ずあります。日持ちのする牛乳などは賞味期限から数日前に、魚などの生鮮食品はその日の夕方に貼られることがほとんどです。

献立は買った後に考えても遅くありません。値引き品を利用することで食費を抑えられるのはもちろん、食品ロスを減らすことにもつながります。

食費の節約術2:米は生産者から調節購入する

主食として欠かせないお米や玄米ですが、実は生産者から国産米を直接購入できます。仲介者がいない分手数料が省け、品種の違う米がブレンドされる心配もありません。

多くの農家は発送直前に精米してくれますから、新鮮な状態で届くのもメリットと言えるでしょう。

食費の節約術3:購入先の店舗は固定しない

買い物をする店は固定せず、使い分けたほうが食費は抑えられます。豆腐・納豆・朝ごはん用の食パンなど日常的に欠かせない食品が安い店、素麺・うどん・お菓子・レトルト・冷凍食品・お酒が安い業務スーパーなど、底値を把握して徹底的にムダな出費を回避しましょう。

どこで何を買うか迷わないよう、店ごとの買い物リストを作っておくのも良いかもしれません。ネットスーパーなどの通販を利用するのもおすすめです。

食費の節約術4:少額でもクレジットカードで支払う

支払う際は、少額でもクレジットカードを使うのがおすすめです。明細が家計簿がわりになりますし、何よりポイントを貯められることがメリットでしょう。ポイントは商品に交換したり決済金額にも当てられますから、ほぼ現金と同じ使い方ができます。

また、今話題のキャッシュレス決済もお得です。ポイント還元でいくらか返ってきますし、履歴が必ず残るので1ヶ月のお金の流れをしっかり把握できます。

食費の節約術5:3段階の予算管理

予算は細かく決めておくことで無駄遣いしません。まずは一週間に使う分の「買い出し予算」、その中で何にいくらかけるか内訳を決める「区分け予算」、そして万が一足りなくなったときのための「買い足し予算」の3段階が理想です。

また、買い物に行く時は基本的に、予算分だけをお財布に入れましょう。使えるお金が限られていれば、余計な嗜好品に手を出したり買い物中の飲み物を買ったり、無闇に買いだめすることがなくなります。

食費の節約術6:プライベートブランドを選ぶ

プライベートブランドとは、スーパーやコンビニなどが独自で展開しているブランドのことです。企画や開発を自社で行なっているため、多くのものが食品メーカーの商品よりも安く売られています。

プライベートブランドの製品が低価格の理由は人件費や配送費のコストが削減されていることにあるので、品質には何の問題もありません。質の良い商品がほとんどですので、積極的に活用しましょう。

食費の節約レシピ3選

最後に、食費を節約するための究極アイデアレシピを3つご紹介します。節約だからと言って貧相な食卓にしては意味がありません。工夫次第でボリュームたっぷり、心も体も楽しい豪華で贅沢な献立を作ることができます。

健康に良く、空腹を満たしてくれるメニューばかりなので、特に中学生など食べ盛り・育ち盛りの子供がいるご家庭におすすめです。ちょっと品数が足りないという時などにも、ぜひ参考にしてみてください。

食費の節約レシピ1:簡単!中華あんかけ

「簡単!中華あんかけ」は、かさましに最適な食材をふんだんに使ったメニューです。一食あたり100円前後ででき、タンパク質も豊富で栄養バランス満点なので、家族みんなが満足できる献立になっています。普段野菜をあまり食べない方は、ラーメンの上にかけるのもおすすめです。

〈材料/三人分〉
・豚肉(バラ、小間、切り落としなど):180g
・玉ねぎ:1/2個
・ニラ:1/3束
・もやし:1/3袋
・えのき:1/4株
☆醤油大さじ:1.5
☆オイスターソース:大さじ1
☆酒:大さじ2
☆砂糖:小さじ2
☆中華(鶏がら)スープの素:小さじ1
☆水:300cc
・ごま油:小さじ2
・片栗粉:大さじ1.5
・塩こしょう:少々

〈作り方〉
・ごま油をしいたフライパンで豚肉を炒め、軽く塩こしょうをふります。
・肉の色が変わったら玉ねぎを加え、しんなりしてきたら残りの野菜を入れて炒めます。
・☆の調味料を入れたら数分煮立たせ、水溶き片栗粉を入れてトロミが出てきたら味を整えて完成です。

簡単節約レシピ♪とろっと中華あんかけ レシピ・作り方料理レシピ材 料(3人分)豚肉(バラ、小間、切り落としなど)180g玉ねぎ1/2個ニラ1/3束もやし1/3袋えのき1/4株☆醤油大さじ1.5☆オイスターソース大さじ1☆酒大さじ2☆砂糖小さじ2☆中華(鶏がら)スープの素小さじ1☆水300ccごま油小さじ2片栗粉大さじ1.5塩こしょう少々

https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1560010239/

食費の節約レシピ2:キャベツともやしのオムライス

「キャベツともやしのオムライス」は一人あたり100円以下ででき、朝食や昼食、お弁当にもぴったりの満腹最強メニューです。炭水化物の代わりに野菜を使っているので、糖質制限中の方にもおすすめします。

〈材料/2人分〉
・キャベツ:1/5玉
・もやし:1/2袋
・塩こしょう:少々
・卵:2個
・サラダ油:小さじ1
・お好みソース:大さじ1
・マヨネーズ:小さじ1
・青のり:少々

〈作り方〉
・もやしと千切りにしたキャベツに塩こしょうをふり、600wのレンジで2分温めます。
・水分をキッチンペーパーなどで除き、溶きほぐした卵の1/4量を加えて全体によく絡め、再びレンジで1分温めます。
・フライパンに油をしいて残りの溶き卵を加え、軽く3~4回かき混ぜてから②を乗せ、形を整えたら出来上がりです。

節約ヘルシー♪オムキャベもやし レシピ・作り方材 料(2人分)キャベツ1/5玉もやし1/2袋塩コショー少々卵2個サラダ油小さじ1お好みソース大さじ1マヨネーズ小さじ1青のり少々

https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1790011313/

食費の節約レシピ3:かぼちゃグラタン

最後に簡単かぼちゃグラタンをご紹介します。こちらは鍋1つでできるので、普段料理しない料理下手な方やズボラさんにもおすすめです。ランチやおうちデートの夜ごはんにもぴったりですし、かぼちゃは腹持ちが良いのでお腹いっぱい食べたい男性にも喜ばれるでしょう。

〈材料/2〜3人分〉
・かぼちゃ:1/4個
・マーガリン:大さじ2
・塩こしょう:少々
・コンソメスープの素:小さじ1
・薄力粉::大さじ2
・水:50cc
・牛乳:300cc
・とろけるチーズ:3枚

〈作り方〉
・厚さ1cmに切ったかぼちゃをマーガリンで炒め、塩こしょう・薄力粉・水を入れ、蓋をして弱火で蒸し焼きにします。
・かぼちゃに火が通ったら牛乳・コンソメスープの素を入れ、丁寧に混ぜながらかぼちゃがとろっとしてきたら火を止めます。
・耐熱容器に入れてとろけるチーズを乗せ、200度のオーブンで5分ほど焼いたら完成です。

鍋一つで作る!簡単かぼちゃのグラタン レシピ・作り方材 料(2~3人分)かぼちゃ1/4個マーガリン大さじ2塩コショウ少々コンソメスープの素小さじ1薄力粉大さじ2水50cc牛乳300ccとろけるチーズ3枚

https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1890003939/

食費の節約術を活用しよう

食費の節約は、決して貧乏飯を作ることではありません。賢くやりくりして生活費を浮かせ、少しでも貯金にまわすことが目標です。はじめは苦手意識が出て「これ以上できない」と感じても、慣れれば必ず楽しくなってきます。

やりすぎはよくないですが、自炊なしの節約しない生活よりも将来的な安心を確実に得られるはずです。インスタやブログ、アプリなどにも方法はたくさん紹介されていますから、ぜひこれを機に始めてみてはいかがでしょうか。

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