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電気代を節約したいときに見直すと良い4つの家電|待機電力にも注目

2020 10.21この記事はPRを含みます

電気代を節約するには?

夏のクーラーや冬の暖房に加えて、パソコンやスマホなどの普及で私たちの電気使用量は今までになく増えていると言われています。毎月の電気代の請求書を見て、電気料金を節約したいと思う人は多いのではないでしょうか。

今回は電気代を節約する方法とアイデア、裏ワザをご紹介していきます。どうぞ参考にしてください。

電力会社を見直す

電気代の節約を考えるうえで初めに検討したいのは、契約している電気会社を見直すことです。

2016年4月より電力小売が自由化となりました。これによりたくさんの業者が参入して、様々な料金プランができ、電気代がお得になるケースが増えています。

基本料金、アンペア数などを確認してお得な電力会社に契約変更を考えてみましょう。様々な比較サイトを利用してみるのもいいでしょう。

電力小売全面自由化|資源エネルギー庁

契約プランを変えるだけで安くなることも

今契約している電力会社を変えるのは面倒だな、という人は契約プランの変更を検討してみましょう。

電力小売りの自由化後、様々なプランが出ています。基本料金ゼロで使った分だけ支払うシンプルなものや、長期契約による割り引きプランなどがあります。

自分のライフスタイルに合わせた契約に変更するだけで、電気代を節約できることもあるのでぜひ検討してみましょう。

家電を買い換える

オール電化の住宅などが増える中、ここ最近の家電の効率が大幅に向上しています。

例えば、冷蔵庫の場合、10年前の冷蔵庫に比べて最新のものは約43%の省エネ、照明器具に至っては、一般電球をLED電球に切り替えで約85%の省エネになるようです。新しい省エネ家電に買い換えてみるのもいいでしょう。

家電量販店などでは政府が定めた省エネ情報を記した「統一省エネラベル」が各商品に貼られているので、購入する際の目安にするといいでしょう。

機器の買換で省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

電気代を節約したいときに見直したい4つの家電

いくら省エネの家電に買い替えたとしても、使い方を間違っていると電気代の節約にはなりません。

これからは使い方を工夫したり、見直したりすることで簡単に節電できるおすすめの家電を4つご紹介します。すぐ簡単にできることばかりですので、ぜひ試してみてください。

電気代節約で見直したい家電1:冷蔵庫

24時間365日働き続ける冷蔵庫は、家庭での年間電力消費量の多くを占めています。冷蔵庫は置き方や使い方を変えることによって、大きな省エネ効果があります。

壁から適切な間隔で冷蔵庫を置くことで、冷蔵庫からの放熱を防ぐことができ、庫内の設定温度を低く抑えることができると言われています。庫内設定温度を「強」から「中」にすると、年間約1,670円の節約になるというデータもあります。

ガスコンロの近くや直射日光が当たる場所を避けて置くと、さらに効果があるでしょう。

家庭の省エネ 徹底ガイド

冷蔵庫と冷凍庫の中身の量も重要

冷蔵庫に物を詰め込みすぎていませんか。物を詰め込んだ場合と、半分にした場合で年間約1,180円の節約になるというデータがあります。

冷蔵庫の中の整理をしましょう。食べ残した食品や消費期限の過ぎた物、また、常温で保存できる開封前の缶詰、瓶詰や調味料は冷蔵庫に入れる必要はありません。

また温かいままのシチュー、カレーや麦茶などをそのまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上がり余分なエネルギーが消費されるので注意してください。

電気代節約で見直したい家電2:エアコン

暑い日本の夏に欠かせないエアコンも使い方を工夫すると電気代の節約になります。

夏の冷房時の設定温度は28度、冬の暖房時は20度を目安にして、必要な時だけつけるようにしましょう。冬の暖房時に設定温度を21度から20度にして、さらに使用時間を1時間短縮した場合、年間で約2,530円の節約になるというデータがあります。

フィルターの掃除はなるべく2週間に1回の頻度で行い、室外機の周りに物を置かないことや、掃除をすることでも節電効率が上がるようです。

カーテンやブラインドもポイント

冷暖房時にカーテンやブラインドを使って熱の出入りを防ぐと電気代の節約になります。

冷房時はレースのカーテンやすだれなどで日差しをカットし、外出時は昼間でもカーテンやブラインドを閉めておくのも効果的です。

暖房時は厚手の床まで届く長いカーテンを使うといいでしょう。

サーキュレーターとの併用もおすすめ

サーキュレーターは扇風機と違って、直線的に遠くまで空気を循環させる家電です。

サーキュレーターで部屋の空気を循環させることで、冷房時には体感温度が下がり、より涼しく感じられます。また、暖房時には天井付近に溜りがちな、温かい空気を足元まで運んでくれます。

サーキュレーターを上手に使って、冷暖房時の電気代を節約しましょう。

電気代節約で見直したい家電3:テレビ

テレビは家電の中でも待機電力を多く使っている家電のひとつです。つけっぱなしにしないのはもちろんの事、画面の明るさや音量などでも電気代が変わってきます。

リモコンでテレビを消してもテレビ本体は電力を消費しています。旅行などの長期不在の場合は、主電源を切るようにしましょう。ゲームが終わった後の消し忘れにも注意してください。

明るさセンサーなどの省エネモードで画面が明るすぎないように設定したり、自動オフモードなどを活用したりして消し忘れを防ぎましょう。

電気代節約で見直したい家電4:照明

照明の節電では電球をLED電球に替えることで、大きい効果が得られます。

LED電球は単価が高いですが、昔ながらの白熱電球からLED電球に替えると実に年間約2,430円の節約になるようです。家中の電球をLED電球に替えた場合の電気代の節約はかなりのものになるでしょう。

一番の節約方法は照明を使わないで太陽光を有効活用することや、こまめに消すことですが、LED電球に切り替えることもひとつの節約法といえるでしょう。

電気代節約で意識しておきたい待機電力

家庭で一年間に消費する電力のうち約5%が待機電力で、電気代にすると年間約6,160円に相当すると言われています。電気代の節約を考えるときに意識しておきたいものです。

待機電力を減らすには、主電源を切る、長時間使わない家電はコンセントを抜く、オートオフ機能や表示オフ機能などの省エネモードを使うようにしましょう。

毎回プラグを抜くのが面倒な場合は、スイッチ付き電源タップを使うといいでしょう。

省エネって何? | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

予約をしているものなどは注意

テレビの録画や、エアコン、炊飯器など予約の設定が無効になってしまうものは、主電源を切ったり、コンセントを抜くことができないので注意が必要です。

このような場合は、省エネモードの表示オフ機能などを使って待機電力を減らすことができるので試してみるといいでしょう。

マンションより一軒家のほうが電気代がかかる3つの理由

一般的に一軒家などの戸建て住宅はマンションなどの集合住宅に比べて、エネルギー消費が多くなり電気代が高くなると言われています。

ここからは、マンションより一軒家の方が電気代がかかる理由を3つご紹介します。

一軒家のほうが電気代がかかる理由1:部屋数や広さ

一般的にマンションより一戸建ての方が建物面積が広く、その分部屋数も多く広くなります。

一軒家では、各部屋が階段や廊下で区切られている場合が多いのに比べて、マンションでは、廊下などの部分を減らして一つの大きな空間になるよう設計されていることが多いため、一気に冷暖房を効かせられます。

一軒家のほうが電気代がかかる理由2:断熱性

周囲がほかの住宅に囲まれていることの方が多いマンションに対して、一軒家は窓が多く外はすぐ外気に触れることになるので断熱性に違いが出るようです。

一軒家で電気代節約を考えるときに、窓や壁の断熱性を上げることはとても重要になってきます。

一軒家のほうが電気代がかかる理由3:契約アンペア数

電気の料金プランにはアンペア制があり、契約アンペア数は、同時に使える電気量を表しています。契約アンペア数が多くなるほど基本料金が高くなります。

必要以上のアンペア数を契約していると、それだけで基本料金の無駄になってしまうので、自分に合ったアンペア数に契約し直すといいでしょう。

自分の契約アンペア数は、電気代の請求書で確認することができます。各電力会社のHPで適切なアンペア数を割り出すことができるので、試してみましょう。

太陽光発電で電気代節約

日本を代表する再生可能エネルギーが太陽光発電です。設置する地域の制限がなく、屋根や壁などの未利用スペースに設置できるため、比較的導入しやすいシステムです。

既存の電気と併用することで電気代を大幅に節約できるほか、災害時などに非常用電源としても利用できるメリットがあります。

しかし、設備導入コストが高い、気象条件によって発電能力が左右されるなどのデメリットもあります。

いろいろと見直して電気代を節約しよう

ここまでいろいろな電気代節約のコツや技をご紹介してきました。まずは、電力会社のサービスやプランの見直しをするといいでしょう。

電気代を節約する方法はいろいろありますので、この記事を参考に実践してみてください。

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