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電気毛布の電気代はいくら?1か月あたりの目安と使用する際の注意点3つを紹介!

2020 10.21この記事はPRを含みます

電気毛布の電気代は?

冬になると、寒い土地柄の人や、冷え性で布団に入ってもなかなか寝付けない人など、電気毛布が欠かせない人も多いのではないでしょうか。

寒い日々、電気毛布を使い続けていると、電気代はどれくらいになるのでしょう。

電気毛布を使用するうえでメリットや平均的な電気代など、知っておきたい情報をご紹介します。

電気毛布の特徴

電気毛布はどのような構造で、なぜ暖かいのでしょうか。

電気毛布とは、毛布の中に電熱線が通っていて、その電熱線に通電させることで、毛布が暖かくなる仕組みになっています。

冬は気温が下がることで布団がつめたくなるため、快適な睡眠や体を暖めることを目的に、就寝時に使用されることが多くなります。

暖め方と時間

電気毛布はストーブや他の暖房機器のように、電源を入れると瞬時に暖まるという性質ではありません。快適に使う方法として、眠る準備で電気毛布を暖めておくことがおすすめです。

眠るときに布団が十分に暖まっていることが理想的なので、20〜30分前に電源を入れておくとよいでしょう。

設置に向いている場所と使い方

一般的に電気毛布はどのように使うとよいのでしょうか。電気毛布、というと体にかけて使うイメージがありますが、効率よく布団を暖めるためには、マットレスや敷き布団の下に置いて使うことがおすすめです。

熱は暖かくなると軽くなる性質があるので、電気毛布を布団の下に置いて、上から熱を逃さないようにすることが大切です。空間を暖めるのはエアコンで、足もとに近い場所を暖めるのはカーペットや電気毛布を使うと、効率よく部屋全体を暖められます。

電気毛布の電気代の計算

何気なく使っている電気毛布ですが、1日ごと1ヶ月ごとに電気代がかかります。日々の電気代はどのように計算したらよいのでしょうか。

消費電力、電気代の目安とあわせて説明していきます。

電気毛布の消費電力の目安

メーカーによって違いがありますが、電気毛布の消費電力はおおよそ40Wが目安といわれています。

電気毛布のタイプによっては弱・中・強と調節がついているものがあり、弱で30W、強で30〜40Wほどと、使いかたによっても幅があります。

電気ストーブ(個人用)が250W、ホットカーペット(1畳用)が250Wという目安があることから、他の暖房機器と比べて、電気毛布はかなり消費電力がおさえめであるのがわかります。

1か月当たりの電気代目安

冬は暖房機器を毎日使用しますので、電気代は気になるところです。

1ヶ月の電気代目安について、たとえば電気毛布の消費電力が40Wで毎日3時間使うとすると、40W÷1000×3×27=3.24円が1日の電気代、これを1ヶ月とすると3.24×30=97.2円が電気代となります。

ここでは新電力料金目安をもとに、1kWhを27円として計算しています。

電化製品の電気代の計算式

電気毛布を使用するメリット

冬の暖房器具として、多くの人に使われている電気毛布ですが、メリットがいくつもあります。

電気毛布は乾燥の気になる冬でも、必要以上に湿度を失うことなく体を暖められることや、毎日使っていても電気代がかなり安いことです。

エアコンのように空気を乾燥させてしまわず、暖房器具としては低価格で手頃なこともメリットといえるでしょう。

電気毛布を使用する際の注意点3つ

寒い日が続くと毎日使う機会が増える電気毛布ですが、使用する際に注意点が3つほどあります。購入する前、使い始める前に、何に気をつけるべきか知っておくことが大切です。

まず、電気毛布の安全で効率のよい使いかたを考えていきましょう。

電気毛布を使用する際の注意点1:低温やけど

電気毛布は長く肌に接し続けることで、低温やけどをする可能性があります。

低温やけどは、ほどよい暖かさと感じる44℃くらいで起こりやすく、肌が赤くなったり、ピリピリした痛みや水ぶくれが発生します。

低温やけどを防ぐには、電気毛布が長く肌、特に同じ場所へ密着するのを避けることです。布団が十分に暖まったら電源を切ること、タイマーで使用時間を設定しておくのもよい方法です。

電気毛布を使用する際の注意点2:脱水症状

寒いからとはいえ、ずっと電気毛布を使い続けることはおすすめできません。人間は眠っている間に体温上昇があり、肌からも水分が失われますので、体を暖め続けると気づかないうちに脱水症状を起こすことがあります。

適切な温度設定や、タイマーで電源を切るなどして長時間の使用にならないように気をつけましょう。また、冬はただでさえ乾燥しやすい季節です。電気毛布を使うことでのどが乾きやすくなりますので、水分補給をすることも必要です。

電気毛布を使用する際の注意点3:火災

電気毛布の内部にある電熱線の破損や、コードの劣化により発火し、火事の原因になることがあります。コードの銅線が見えている場合には使用中止することを考えましょう。

電気毛布の上に引火の可能性のあるものを置かない注意も必要です。また、見ために破損がなくても、年数が経ち古くなった電気毛布は使わないこと、長時間熱を持たせないように電源をまめに切ることにも気をつけましょう。

電気代を節約する方法4つ

毎月の電気代は、思っていたより安いと得をした気分でうれしいものですが、電気代が増えていると何が原因なのかと気になります。効率よく電気代を節約するのにはどんな方法があるのでしょうか。

ここでは始めやすい節約方法を4つご紹介します。

電気代を節約する方法1:適切な機器を使う

節約の基本として「使ったあとは電気を消す」ことに注意しましょう。特にエアコンやテレビ、照明器具は生活にかかる電気代の大半をしめています。必要のないとき、外出するときには電源オフを癖にすると節約に効果的です。

省エネ家電を使うことでも電気代が安くなりますので、買い換えの際に機器を選ぶ参考にするとよいかもしれません。

電気代を節約する方法2:複数の機器を併用する

複数の機器を併用して、電気代をおさえめにする節約方法があります。エアコンと合わせて扇風機を使うことで、暖かさを部屋の中でうまく循環させ、温度設定を高くしないといったアイデアもあります。

エアコンとこたつ、または膝かけタイプの電気毛布を使うこともおすすめです。併用する際にはエアコンなど高価な機器に対して、扇風機やこたつといった安価で電気代も低い機器を選びましょう。

室温が十分快適になったら1度電源を落とすなど、使いっぱなしを避けることでも節約につなが
ります。

電気代を節約する方法3:電気代のかからないグッズを活用する

電気代をおさえるコツとして、便利なグッズを活用するのも方法のひとつです。人気があるのは、待機電力が大きな機器と電源タップをつなげて使う、主電源オンオフ管理が楽にできるグッズです。簡単に取付けられて使用ができ、2個口から10個口のものまでたくさんの種類があります。

また、部屋の照明をLEDライトに替えることでも、照明が長持ちし消費電力も少なくなることから、手間なく節電ができるようになります。

電気代を節約する方法4:契約プランを変更する

契約プランを変更することで、電気代を根本から見直し、節約できる方法があります。電気料金には料金プランがあり、生活している家の広さや家族の人数に適したものに契約しています。

まれに、生活環境と料金プランが合っていない場合がありますので、節電を考える機会に契約を見直すのもよいかもしれません。最近では電力会社が増え、多くの料金プランが用意されていて、生活に合った料金プランへの変更が簡単にできるようになりました。

各電力会社のウェブサイトでは、他社のプランとも比較できる資料がありますので、参考にするのもよいでしょう。

電気毛布の電気代を知ろう

電気代はなるべくおさえて、でも寒い冬には家の中で快適に過ごしたいものです。冬の暖房機器は種類がたくさんありますが、その中でも電気毛布は電気代がとても安く、低価格で購入できる機器です。

冬に寒い思いをすることなく暖かい布団に入れることは、疲れた体に大切な癒しになります。また、電気毛布にはエアコンやストーブと併用できる便利さもあります。効率よく上手に使えて、さらに節約につながることは電気毛布の利点といえるでしょう。

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