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40代の貯金の平均と給与とは?40代からの主な支出4つと貯金術6つ

2020 10.21この記事はPRを含みます

40代の貯金の平均は?

500~600万円と言われているのが、40代の平均貯金額です。独身・既婚や性別などによっても異なりますが、世間の平均では目安の貯金額と言われています。

働き盛りの40代ですので、1,000万円を超える貯金をしているケースもあり、逆にほとんど貯金がない40代も存在します。いずれにせよ、こちらが平均額です。断定的にすべての40代に当てはめられる数値とは言い切れませんので、参考として捉えておきましょう。

40代の貯金の平均と給与4つ

平均的な40代の貯金額・給与を4パターンに分けて見ていきましょう。

独身・既婚、そして男女それぞれのパターンがあるため、4つの平均額の数値が挙げられますが、世間一般の40代の人は、いったいどれほどの貯金・給与額なのか、ぜひ参照してみてください。

40代の貯金の平均と給与1:独身の場合

独身の40代は564万円が平均の貯金額で、約33万円が平均の給与額と言われています。

一般的な会社員の額ですので、自営業者には当てはまらないケースが多いでしょう。会社員でも40代では、それぞれに給与の高低差があるため、あくまでも平均的な数値と言えます。

40代の貯金の平均と給与2:既婚の場合

既婚の40代は694万円が平均の貯金額で、約60万円以上が平均の給与額と言われています。

既婚の平均値の場合、夫婦で合算されている可能性もあるため正確さに欠ける数値でしょう。ですが、貯金・給与額の平均値としては、上記の金額が世間の既婚40代の一般的数値であると言われています。

40代の貯金の平均と給与3:男性の場合

約36万円と言われているのが40代男性の給与で、約650万円と言われているのが貯金額です。

常に変動する数値ですので、あくまでも目安として捉える数値だと言えます。30%ほどの40代は貯金していないとも言われており、上記の数値には当てはまらないケースも多く存在しています。

そしてやはり、正規か非正規雇用など、労働状況によっても大きく異なるのが40代の貯金・給与額と言えるでしょう。

40代の貯金の平均と給与4:女性の場合

約27万円と言われているのが40代女性の給与で、約450万円と言われているのが貯金額です。勤務する企業や働き方・スキルによっても異なるのが給与です。

そのため、あくまでも世間一般の平均値ですので、必ず当てはまる数値とは言い切れませんが、上記が40代女性の平均的な給与・貯金額だと言われることが多くあるでしょう。

40代からの主な支出4つ

年齢が40歳を超えると必要になる、支出の項目を4つ見ていきましょう。

若い頃と違って40代に突入すると、さまざまなことにお金が掛かります。これから40代を迎える人や、すでに40代だけれども理解していなかった項目があれば参考にし、お金の支出について考えてみましょう。

40代からの主な支出1:子供の教育費

結婚して出産をすると子供1人の教育費として、合計で公立の場合は約750万円、私立の場合には約2,400万円が必要となります。

進路や方針によっても異なるのが子供の教育費です。夫婦間での考え方次第では、子供の教育費は上記のように多額にもなります。

どのようなプランで生活を営んでいくかの検討がなければ、子供の教育費の支払いに追われてしまうため、毎月の貯金や資産運用が必要と言えるでしょう。

40代からの主な支出2:老後資金

自分が年老いたあと、生活のために約3,360万円が必要であると言われているのが現代社会です。老後資金問題とも言われていて、定年退職後に公的年金以外に必要なお金とも言われています。

正規や非正規など、雇用形態によっても受け取れる年金受給額は異なります。あくまでも3,360万円という金額は、平均的な老後に必須となる資金ですので、個々の生活様式によって大きく異なるでしょう。

40代からの主な支出3:親の介護費

両親の介護費に1人あたり、毎月約8万円弱が必要だと言われています。40代を超えると両親の介護費が必要になるでしょう。状況にもよりますが、平均して月に約8万円の介護費が掛かります。

また、40代以降は自分の老後資金問題もあるなか、両親の介護に掛かる費用の捻出も検討しておく必要があるのが、今の日本の少子高齢化社会と言えるでしょう。

40代からの主な支出4:健康維持費

健康を損なう確率が高まる40代を超えてから必要と言われているため、健康維持に関する出費を考えておきましょう。

病を発症しやすくなる年齢が40歳以降です。40代に突入すると各所に体の負担が蓄積しやすくなり、体質によっては多くの病に悩まされることになるでしょう。

例えば、ガンを発症してしまうと数十万円から1,000万円以上ものお金が必要になる可能性が生じます。

40代の上手な貯金術6つ

貯金をしておくことにより、40代以降の生活に余裕が生まれるため、おすすめの6つの貯金術をご紹介します。

見てきたように40代に突入すると、多くのことにお金が掛かってきます。予期せぬ事態に直面して借金をしないためにも、事前に貯金をしておくことで急な出費の際にも落ち着いた行動ができるでしょう。

40代の上手な貯金術1:投資をする

手元の資金を活用して、不動産投資・積み立て投資などを実践しましょう。

40代になるとある程度、貯金のある人が多くなります。金融機関へ預けていても利子が付かない時代ですので、思い切って投資をして資産運用をする方法がいいでしょう。

活用しやすい積み立て投資からはじめてみたり、本格的な不動産投資をしてみるのもおすすめできます。軌道に乗れば多額の資産を得ることもできるため、40代の貯金術としては効果的でしょう。

40代の上手な貯金術2:家計簿を記載する

家計簿をつけておけば無駄な出費を回避できるでしょう。40代になると多くのことに出費が必要となります。何にいくらの出費をしているかを把握していなければ、貯金はできません。

家賃・食費・交通費・遊戯費など、箇条書きで記しておけば非常に見やすい家計簿となります。また、スマートフォンを使った家計簿アプリなどもあるので、毎月の出費項目を挙げておけば、給与に対する出費額が把握できるので、スムーズに貯金ができるでしょう。

40代の上手な貯金術3:副業をする

本業以外に、時間に余裕がある40代は副業をして貯金に充てましょう。もし物件を所有しているならば、賃貸契約をして不労所得を得る副業があり、定期的な収入になります。もしくは、インターネットを使った動画編集・ライティングなども副業に適しています。

また、アルバイトが可能な本業に就いている40代であれば、休日に稼働する副業もおすすめです。理解して実践しやすい副業を見付け、40代から副業を開始して貯金していきましょう。

40代の上手な貯金術4:固定費を見直す

毎月支払う固定費となっている、家賃・通信費・保険料・駐車場代などを見直して、可能な限り削減してみましょう。

毎月の固定費は必ず支払うお金です。少しでも削減できれば、年間の合計出費を抑えることも可能となり、貯金へ回せるお金が増大して生活に余裕が生まれます。

無駄に支払っている固定費をしっかりと見直し、支出項目を1つでも減らせれば、老後の資金問題に直面しないで済むでしょう。

40代の上手な貯金術5:収支のバランスをチェックする

今の給与と支出額を見直し、バランスが取れた生活をするべく改善をすれば貯金できる金額がUPします。収入に見合っていない項目へ多くの出費をしていれば、当然ながら貯金はできません。

まずは、今の給与と支払っている項目をすべて羅列し、トータルバランスを検討してください。1つや2つでも削減することで、毎月の収支に余裕が出るケースが多々あり、貯金に回して老後資金の蓄えにできるでしょう。

40代の上手な貯金術6:先取り貯金をする

給料をもらったら、まずは貯金するお金を確保し、残りのお金で生活していきましょう。生活費に使った残りのお金を貯金するのではなく、最初から貯金額を決定しておき、毎月必ず蓄えるようにします。

それによって生活改善もできますし、必ず貯金できるため、老後資金に困窮する可能性を軽減できます。まずは給与から自分に合った貯金額を設定し、生活費が不足しないバランスを検討して、無理のない貯金額を設定してみましょう。

40代の貯金について知ろう!

とくに貯金の重要性を感じるのが40代以降ですので、老後資金問題も兼ねた蓄えをしていきましょう。

多くのお金が必要となり始めるのが40歳以降と言われています。自分の老後にも影響を及ぼすのが資産運用ですので、金銭面でストレスを感じないためにも、貯金に関する検討が重要となります。

人生100年時代と言われている日本社会ですので、残り半分以上の人生を豊かに暮らせる資産運用も検討して、貯金を開始しましょう。

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