【FX】トレンド転換を見極める際の必要な知識10選|見極める際のタイミングや注意点を紹介
2024 01.15この記事はPRを含みます
トレンド転換とは
投資では必ずトレンドが発生します。価格が上昇しているトレンドは上昇トレンド、価格が下降している時は下降トレンドです。
トレンドが転換する際は、急にトレンド転換するのではなく、レンジという横ばい相場が入ることもあり、この相場の動きを読み切ることが重要です。基本的にトレンド転換とは「上昇」「下降」「レンジ」の3パターンであることを覚えておきましょう。
FXでトレンド転換の必要性
FXや仮想通貨で投資を行う際は、トレンド転換の見極めが特に重要です。トレンド転換が見極めることができれば、どこで買いを入れるかや、どこで売りを入れるかの指標が明確になるでしょう。FXでは上昇トレンドで「買い」を入れ下降トレンドで「売り」を入れるのが基本です。
トレンド転換の見極めをせずに、闇雲に売り買いを行うのは無謀です。トレンド転換のタイミングの見極め方をしっかり覚えることが重要です。
方向性がわかる
FXにおけるトレンドは相場の方向性を示します。チャート形状が右肩上がりになっている場合、上昇トレンドになります。上昇トレンドの際は、基本的に「買い」を選択し、トレンドに乗り上昇の相場に合わせて利益を取りにいくのが基本です。
逆にチャートが右肩下がりの場合には「売り」から入り、利益を狙います。初心者のうちは特に、チャートの動きに合わせてトレードを行い、方向性を理解することが重要でしょう。
初動が明確にわかる
トレンド転換を読むことができると、トレンド転換の初動がわかるようになります。例えば下落トレンド中、安値から一気に直近の高値を越してしまう動きが発生した場合、トレンド転換の初動の可能性があります。
上昇トレンドに転換する際は、直近の安値を明確に上抜けすることが条件です。そこから一気に下落する可能性もありますが、下落しても、一気に深掘りしなければトレンド転換初動とも言えるでしょう。
トレンド転換を見極める際の必要な知識10選
FX相場はトレンドが発生しやすく、トレンドを読むことができれば、利益が上げやすいとも言われています。トレンド転換を見極めるには、トレンド転換を見極める知識を十分に持っておく必要があるでしょう。
トレンド転換を見極める知識は基本的な知識ですが、プロトレーダーもこの基本的な知識を徹底的に駆使してトレードを行っています。ここでは、トレンド転換を見極める際に必要な知識を10個解説していきます。
トレンド転換を見極める際の必要な知識1:上昇トレンドを理解する
トレンド転換を見極める知識の1つが、上昇トレンドを理解することです。上昇トレンドとは、チャートが高値、安値を切り上げるような形状を作っている状況を指します。
相場は一直線に上昇、下降を行わず、必ず上下にスイングしながら形成されます。上昇トレンドはスイングしながら、右肩上がりにチャートが上昇していくのが特徴なので、この上昇トレンドの場合は「買い」を中心に動きましょう。
トレンド転換を見極める際の必要な知識2:下降トレンドを理解する
下降トレンドは、上昇トレンドとは逆に、チャート形状が右肩下がりの状況を指します。高値を切り下げ、安値も切り下げながら、チャートは下降していき、このチャート形状の場合は「売り」から入るのがセオリーです。
また、上昇を見込んで「買い」を入れていた場合には損切りをするなどして、ポジションを解消しましょう。下降トレンド中は、資産がどんどん減っていきますので、早めに損切りすることが重要です。
トレンド転換を見極める際の必要な知識3:レンジ相場を理解する
上昇でも下降でもない状況で、相場に動きがない状態をレンジ相場といいます。レンジ相場の場合、チャートはスイングを行っていますが、高値切り上げ、安値切り下げがバラバラで、相場の方向性が読みにくい状況です。
レンジ相場の状況で無理に売買を行うと次のトレンドの読みが外れた場合、損失を増やすことになるので、明確にトレンド転換の初動シグナルが見えるまで売買は行わず、静観しておく方がいいでしょう。
トレンド転換を見極める際の必要な知識4:チャートパターンを理解する
トレンド変換を見極める際には、チャートパターンの理解は重要です。FXや仮想通貨投資において、チャートパターンを読みきることで損失を減らし、利益を向上させることが可能です。
トレンド転換で覚えておきたいチャートパターンは主に4種類です。「ダブル系」「三尊」「レンジ」「V字」などです。チャートは難しいように思えますが、この4種類の基本を覚えるだけで、基本的なチャート分析は可能になるでしょう。
トレンド転換を見極める際の必要な知識5:ダウ理論を理解する
トレンド転換を見極めるための基本知識として「ダウ理論」があります。ダウ理論は6つの法則から成り立っています。
「トレンドは期間に応じて3種類」「平均は相互に確認」「トレンドは出来高も必要」「平均は全ての事象を含む」「主要トレンドは3つの段階が存在」「トレンドは明確なサインが発生するまで続く」といった理論になります。
ダウ理論はトレンド変換を読む基本であり、重要な知識の筆頭と言えるでしょう。
トレンド転換を見極める際の必要な知識6:トレンドラインを理解する
トレンド転換を見極めるには、トレンドラインを読む力も重要です。トレンドラインを読む場合には、ローソク足の高値同士か安値同士を線で結びます。安値を結んだ場合には「サポートライン」高値を結んだ場合には「レジスタンスライン」になります。
サポートラインやレジスタンスラインでは売買が活発化しますので、ラインを引くことで売買の戦略を立てられる他、トレンドの動きやトレンド転換の指標にできるでしょう。
トレンド転換を見極める際の必要な知識7:エリオット波動理論を理解する
トレンド転換を読む力として、エリオット波動論という知識もあります。エリオット波動論とは「相場は5つの上昇波と3つの下降波で完成する」という理論です。この理論でいくと上昇の場合、相場は上昇と下降を繰り返しながら、右肩上がりにチャートを形成します。
チャートのジグザクが5回発生しながら上昇を迎えると、上昇は天井の可能性があり、そこから下降のジグザクを3回発生させます。この形状がエリオット波動論です。
トレンド転換を見極める際の必要な知識8:ローソク足のプライスアクションを理解する
トレンド転換を読む場合には、ローソク足の組み合わせを読む「プライスアクション」も有効です。プライスアクションは「スラスト」「リバーサル」「インサイド」で形成されます。
前期間の高値を更新して終値を形成させたのかや、逆に安値を更新して終値を形成させたのかなど、ローソク足の形状で多くのことが読み取れるでしょう。多くの知識を覚える前に、先にプライスアクションを覚えることで、トレンド転換を読むことも可能です。
トレンド転換を見極める際の必要な知識9:移動平均線を理解する
トレンド転換を見極める際に、よく愛用されているのが移動平均線です。移動平均線にも種類は多々ありますが、よく使用されている移動平均線が単純移動平均線になります。単純移動平均線は、一定期間の終値を線で結んで形成させます。
移動平均線を形成させ、移動平均線を価格が下回った場合や、上抜けした場合に、トレンド転換と読むことができます。多くの投資家に使用されており、そこまで難しい知識は必要ないのが特徴でしょう。
トレンド転換を見極める際の必要な知識10:時間足を注視する
トレンド転換を見極める場合には、時間足を注視しましょう。時間足とは、5分や1時間、4時間や1日といった、その時間内での値動きを表したロウソク足です。時間足によっては、上昇トレンドであったり、下落トレンドであったりします。
簡単にいうと1時間の時間足でみた場合には、チャートは上昇であっても同じ時間帯で5分の時間足であったら下落であることもあります。このバランスが噛み合っているかを見るのも重要です。
トレンド転換を見極める際のタイミング6選
トレンド転換を見極めるには、トレンド転換を見極めることのできる知識と経験が必要です。経験の少ない初心者であっても、トレンド転換の見極め方を覚えることで、チャート分析は可能です。
チャート分析の知識を学びつつ、経験を積むことで「だまし」を回避しながら、利益を上げていくことができます。ここではトレンド転換を見極める際のタイミングを6つ、解説していきますので参考にしてみてください。
トレンド転換を見極める際のタイミング1:上昇トレンド→レンジ
トレンド転換を見極める際のタイミングの1つが、上昇トレンドからレンジ相場になった場合です。この状況は「高止まり」という状況で、直近の高値や安値どちらにも抜けずに、その範囲でチャートが動いている状態になります。
上昇トレンド、下降トレンドの最中にこの状態になった場合には、いったんトレンドが終了した可能性があります。ポジションを解消し、様子を見るのが得策の状態でしょう。
トレンド転換を見極める際のタイミング2:上昇トレンド→下降トレンド
チャートが直近の安値を下回った場合、上昇トレンドが終了し、下降トレンドに転換した可能性があります。上昇トレンドの最中は、直近の安値、高値を切り上げて上昇を繰り返しますので、その価格を下回ってきた場合には、売りの圧力が強まってきている状況です。
この状態にチャートが形成された場合には、様子見で半分利確したり、場合によっては損切りすることも視野に入れておきましょう。
トレンド転換を見極める際のタイミング3:レンジ→上昇トレンド
チャートがレジスタンスラインやサポートラインを抜けない状態で揉み合っている最中に、急にレジスタンスラインを上抜けした場合、上昇トレンドに転換した可能性があります。その場合、現在のレジスタンスラインが次のサポートラインになるでしょう。
レンジからの上昇トレンドは、だましの可能性もありますので、多少、様子見をして、確実に上抜けをした時点でポジションをとることで、確実に利益を得られる可能性が増えます。
トレンド転換を見極める際のタイミング4:レンジ→下降トレンド
レンジからサポートラインを下抜けになった場合、下降トレンドに突入した可能性があります。レンジ相場では、上のラインがレジスタンスライン、下のラインがサポートラインです。
ここでチャートが下抜けをしてしまった場合、今度はサポートラインがレジスタンスラインになります。完全にチャートが下抜けした場合には、さらに深堀する可能性もありますので、損切りも視野に入れておきましょう。
トレンド転換を見極める際のタイミング5:下降トレンド→レンジ
下降トレンドから、高値、安値、どちらにも抜けない状態が続き始めた場合、下降トレンドからのレンジ相場になった可能性があります。この状態は「下げ止まり」という状態です。いったん、下降トレンドが終了したように見えますが、今後の動きは定かではありません。
急にまた、下降トレンドに転換する場合もありますし、逆に上昇トレンドに転換する可能性もあります。この状態の時は、様子見しておくほうがいいでしょう。
トレンド転換を見極める際のタイミング6:下降トレンド→上昇トレンド
高値や安値を切り下げる状況でチャートが推移しているなか、急にチャートが変動し直近の高値を抜けてきた場合、下降トレンドが上昇トレンドに転換した可能性があります。レンジ相場ではなく急にこの動きがでてきた場合、直近で強い買いが入った可能性が高いです。
急に高値に転換した場合、直近ではつられて買いが増える傾向があります。上昇の勢いは強いですので、この動きは見逃さないようにしましょう。
トレンド転換をする際の注意点3選
トレンド転換を見極める基本知識を得た場合でも、実践するにあたっては、十分に注意することがあります。相場は予測通りには動きませんし、急激な変動を起こす可能性もあります。
お約束通りには動くことはありませんので、リスクヘッジは重要です。ここでは、トレンド転換をする際の注意点を3つ解説していきますので覚えておきましょう。
トレンド転換をする際の注意点1:損切りは必ず注文する
トレンドを見極めてポジションを持つ場合には、必ず損切り注文も入れておきましょう。損切り注文は、予想通りに相場が動かなかった場合の損失を最低限に抑えるためには重要です。損切りができずに損失を拡大させることは、相場から退場する一番の原因です。
現在は逆指値注文やOCO注文、IFO注文といった損切り注文が設定できますので、確実に損切り設定を行い損失を減らすようにしておきましょう。
トレンド転換をする際の注意点2:だましを避ける
相場には「だまし」が存在します。だましとは、大口の投資家や機関投資家といった大量の資金を持った投資家たちが大量の資金で売買することで、相場がセオリー通りに動かない状況です。
この場合、予想と反した動きに相場が動きますので、損切りをするか確実にトレンド転換するまで様子見をするかという判断が必要になるでしょう。
トレンド転換をする際の注意点3:時間帯に気をつける
市場を見る際は、時間帯にも注目しましょう。市場の境目である時間帯には、取引が活発化しやすい傾向がありますので、トレンド転換が起きやすくなります。
東京市場やニューヨーク市場、ロンドン市場といった、世界的に有名な市場の時間帯の境目は覚えておくといいでしょう。
FXでトレンド転換を活用していきましょう
FXや株、仮想通貨といったチャートを用いて相場分析を行う投資では、トレンド分析が重要です。
トレンド転換の基礎知識を学ぶことで、利益を上げられる可能性が高まります。ただし、相場は予想通りには動きませんので、必ず損切りを入れるなどしてリスクヘッジは行いましょう。
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