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株の資金は最低いくら必要?10万円前後で始めるメリット・デメリットや資金の作り方、注意点を紹介!

2023 10.3この記事はPRを含みます

目次

株式投資の資金は最低どれくらい必要?

株式投資を始めようと思った際に、資金はどのくらい必要になるでしょうか。企業の株価を見ていると、数百円から数万円のものが多く見られますが、こちらの金額で株式が購入できるわけではありません。

 

株取引は単元株数が設けられていますので、株価に単元株数を掛けた金額から取引ができます。

企業の株価と単元株数による

株取引を行う際は、企業の株価と単元株数を掛けた金額が最低限必要になります。当初は8種類存在していた日本株式の単元株数は、2018年10月より100株に統一されました。

 

これにより、株取引は企業の株価を100株単位で売買できます。例えばある企業の株価が1,000円でしたら、100株10万円、200株20万円というような金額で売買することができるのです。

売買単位の統一

初心者が少額でも投資できるミニ株もある

日本の株取引は100株の単元株数があるのですが、証券会社によってはミニ株という少額投資サービスが展開されています。ミニ株とは、本来100株単位で購入する株式を、100株以下の単位でも購入できるようにしたサービスです。

 

例えば、1,000円の企業の株の場合、100株の単元株数だと最低10万円が必要なところ、10株の1万円や、1株の1,000円から購入できるということです。

株式ミニ投資/ミニ株

資金10万円前後で株式投資するメリット4つ

ここでは10万円前後の資金で株式投資する4つのメリットを紹介します。

 

株式投資を始めるには最低でも100万円など、高額の資金が必要なイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし実際は、資金が10万円前後でも始められます。

 

10万円であれば資金調達のための借入なども必要なく、初心者でも比較的手軽に始めることができます。

資金10万円前後で株式投資するメリット1:無理なく投資できる

資金10万円前後で株式投資を始める大きなメリットとしては、無理なく投資ができるということです。

 

初めから100万円、200万円といった大金を使うとなると気が引けてしまう方も、10万円であれば日頃から少しずつ貯めたり、ボーナスを利用したりして、多くの方が余裕資金として準備できる金額ではないでしょうか。

資金10万円前後で株式投資するメリット2:損失を小さくできる

株式投資にはリスクがつきものですが、資金10万円前後から始めれば、損失を小さくできるということもメリットの1つです。

 

株式投資は貯金や保険と違い、投資した会社が倒産した場合は1円も戻ってこない可能性があるということを忘れてはいけません。

 

しかし10万円という余裕資金から始めた投資であれば、もし万が一投資した会社が倒産してしまったとしても、損失は10万円で済むということです。

資金10万円前後で株式投資するメリット3:株投資に慣れることができる

資金10万円前後で株式投資するメリットとして、株式投資を経験し、慣れることができるということも挙げられます。

 

初めて株式投資をする方がいきなり大金を投資するよりも、まずは取引に慣れるまで少額で行い、徐々に資金を増やしていくやり方の方がリスクが小さく済むでしょう。

 

続けているうちに流れを掴み、得た利益をもとに投資額を増やしていくという方法をとることで、損失を最小限に抑えることもできます。

資金10万円前後で株式投資するメリット4:東証一部銘柄も買える

資金10万円前後の少額投資でも、東証一部銘柄を買うことができます。東証一部銘柄とは、誰もが名前を知っている大企業が多く、社会的信用度の高い企業です。

 

東証二部やマザーズ、JUSDACに上場している企業が悪いわけではありませんが、リスクを減らし、安定した投資を求めるようでしたら、大手企業で安定している東証一部銘柄を選ぶと良いでしょう。

資金10万円前後で株式投資するデメリット4つ

ここでは、少額投資ならではのデメリット4つを紹介します。

 

資金10万円前後で株式投資する際、メリットがあればデメリットもあります。株式投資の初心者は、デメリットをしっかりと理解したうえで、どのように運用をするかということを考えましょう。

 

メリットだけではなくデメリットにも目を向けることで、より着実に資金を増やすことができるはずです。

資金10万円前後で株式投資するデメリット1:大きなリターンは期待できない

株式投資をするからには大きなリターンを期待してしまいがちですが、資金10万円前後で投資する際は、あまり大きなリターンを期待しない方が良いでしょう。

 

投資額が少ないということは、リスクが少ない反面、大きな利益を得る可能性も少なくなってしまいます。初めは少額で行い、慣れてきたら徐々に投資額を増やしていきましょう。

資金10万円前後で株式投資するデメリット2:株を放置しやすい

少額で購入した株の値動きがあまりないと、株式投資の関心が薄れて株を放置しやすいというデメリットがあります。

 

高額を投資した場合は、利益を得たいとか、損失は最低限で押さえたいという強い気持ちから、株価のチェックを欠かしません。

 

しかし10万円前後で購入した株は少しくらいの値動きでは評価損益は大して変わらないため、株価のチェックを怠り、売り時や買い時のタイミングを逃してしまうことがあるかもしれません。

資金10万円前後で株式投資するデメリット3:下落リスクに鈍感になる

資金10万円前後で株式投資するデメリットに、下落リスクに鈍感になる、ということもあります。これは、購入した株が値下がりしても、元が少額なため評価損益にはさほど響かないことで、株価のチェックを怠ってしまうということです。

 

塵も積もれば山となるという諺がある通り、たとえ少しずつの損失でも時間の経過とともに大きな損益になってしまう可能性があることを忘れないようにしましょう。

資金10万円前後で株式投資するデメリット4:分散投資しにくい

株式投資をする際は、リスクを減らすため1銘柄に絞らず、異なるセクターの銘柄も購入するといった分散投資をすることが知られていますが、資金10万円前後で株式投資する場合は少額のため分散投資がしにくくなってしまいます。

 

分散投資ができないリスクも念頭に置いて、購入する銘柄選びには慎重になりましょう。

株の投資資金の作り方と注意点4つ

実際に株式投資をはじめる際、投資資金が必要になりますが、いくらから始めたらよいか、どのくらいが目安かが気になる方も多いでしょう。前述したリスクを考えると、融資やローンを受けてまで資金集めをすることはおすすめできません。

 

ここでは株の投資資金の作り方と注意点を紹介します。無理のない範囲で、自分に合った資金から株式投資をスタートしましょう。

株の投資資金の作り方と注意点1:生活費に手を付けない

株式投資の資金には、生活費に手を付けないということは鉄則です。誰もが増やすつもりで投資をしますが、株価は上がることもあれば下がることもあります。予想できないニュースや自然災害により、株価が急落することもあるのです。

 

生活費を投資してしまい、その後どうしてもお金が必要になった場合に、損失が確定している状態で株式を売却することは避けたいものです。

 

株の投資資金には生活費に手を付けず、余裕資金で行いましょう。

株の投資資金の作り方と注意点2:給料から少しずつ貯めておく

株の投資資金の作り方としては、給料から少しずつ貯めておくことが着実です。

 

株式投資を始める際、毎月の給料から必要なお金を差し引いた残金の全てを費やすことはおすすめできません。

 

例えば、残金の半分は減るリスクのない預金に、残りの半分は減るリスクはあるが増えるチャンスもある株式投資に使うというように、株の投資資金はあくまで余裕資金で行うようにしましょう。

株の投資資金の作り方と注意点3:貯金の3割以下にする

株式投資を行う際に投資資金を貯金から捻出する方は多いと思いますが、貯金を使う場合は3割以下にとどめましょう。

 

株価は常に変動しており、購入してから値下がりして価値が下がってしまう可能性も多くあります。

 

コツコツ貯めてきた貯金を全て使うことはリスクが高いので、貯金を使う場合は3割以下にしておきましょう。

株の投資資金の作り方と注意点4:大金は投じない

銀行預金は元本1000万円までとその利息が預金保険制度によって保証されていますが、株式は元本保証がありません。大金で株式を購入した企業が万が一倒産した場合は、その価値はゼロになってしまいます。

 

また、日々の値動きが激しい株取引において、大金を一度に投資してしまうと資金の流れが見えづらくなり、資金管理がしにくくなってしまいます。

 

株式投資に初めから大金を投じることはやめましょう。

元本(元本保証・元本割れ)とは

株式投資は余裕のある資金の範囲で始めよう!

新型コロナウィルスやウクライナ情勢の影響で株価の値動きが激しくなり、株式投資はますます注目を浴びています。近年の株式投資は楽天証券などのインターネットを使った証券会社で簡単に口座を開設して手軽に取引ができるので、副業や主婦の方で始める方も増えてきました。

 

今後の株価がどうなるかは、誰にも予測がつきません。一部上場企業が突然倒産する可能性もあるということを忘れずに、株式投資は余裕のある資金の範囲で始めましょう。

 

株式投資に関する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

株式投資をする人たちの株式の管理方法とは?おすすめのアプリ12選をご紹介

 

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