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コンテナ投資が注目される理由5つ|コンテナ投資の種類や必要なもの、発生するリスクを紹介

2023 09.7この記事はPRを含みます

コンテナ投資とは

コンテナ投資とは、コンテナを収納スペースとして貸し出して賃料収入を得る不動産投資の一種です。貸し出す相手は個人に限らず、企業・法人向けのタイプもあります。住居の狭い日本では需要が高く、都市部を中心にコンテナ投資による収納スペースが増加しています。

 

また、海外でも利用されることが増えています。アメリカは日本と比べて住居が基本的に広いのですが、セルフストレージという名称で普及しており、収納スペースとしても投資対象としても人気があります。

コンテナ投資とトランクルーム投資の違いとは?

コンテナ投資とトランクルーム投資は、どちらも収納スペースを貸し出して家賃収入を得る不動産投資です。しかし、貸し出す場所に違いがあります。コンテナ投資はコンテナ、トランクルーム投資は部屋を収納スペースとして他者に貸し出します。

 

コンテナは基本的に外に設置するものなので、貸し出し収納スペースの話では、屋外型をコンテナボックス・屋内型をトランクルームと区別することもあります。投資の話では、そもそもコンテナ投資とトランクルーム投資で区別されていることが多いです。

 

また、かかるコストにも違いがみられます。コンテナ投資はコンテナを購入して運用するので初期費用と撤去費用がかかり、トランクルーム投資では部屋を借りるので家賃が毎月かかります。

コンテナ投資の種類について

コンテナ投資には、自主管理型とフランチャイズ型の2種類が存在しています。この2つの明確な違いは運営方式で、その違いに伴いメリット・デメリットにもそれぞれの特徴がみられます。

 

どちらが適しているかは、個人の事情で異なります。自分に合ったコンテナ投資を行うためにも、まず基本知識として各種類の概要・メリット・デメリットを確認しておきましょう。

自主管理

コンテナ投資における自主管理型では、収納スペースとして貸し出すコンテナとその土地などの管理を投資家本人が行います。コンテナを設置する土地の準備から運用、リスク対策とトラブル発生時の対処まで投資を行っている本人が行う方法です。

メリット

コンテナ投資の自己管理型にあるメリットは、売上の取り分が全て投資家本人に入ることです。運用に関係するのは投資家本人だけなので、コンテナを収入のスペースとして貸し出すことで得た賃料は全て投資家本人だけの利益になります。

デメリット

コンテナ投資の自主管理型にあるデメリットは、管理運用における手間と空室時のリスクです。自主管理型では収納として貸し出すコンテナとその土地などの管理を全て自分で行うため、その分手間がかかります。また、空室時には収入がゼロになるリスクもあります。

フランチャイズ

コンテナ投資におけるフランチャイズ型では、収納スペースとして貸し出すコンテナとその土地などの管理を管理会社が行います。運営・管理に関する全ての業務を管理会社が行うので手間などは軽くなりますが、運営力や集客力は管理会社で差があるため、会社選びは重要です。

メリット

コンテナ投資のフランチャイズ型にあるメリットは、運営に関わる投資家本人が業務を行う必要がなく、空室時でも支払いの保証をしてくれることです。運営業務を行わなくて良いため、投資における手間を省くことができます。また、空室リスクも自主管理型より軽く済みます。

デメリット

コンテナ投資のフランチャイズ型にあるデメリットは、管理会社に支払う手数料と管理会社の質に関するリスクです。管理会社に運営を依頼するため、その手数料が取られると共に収益額も中程度になります。また、管理会社の運営力によっては不都合な事象が起こり得ます。

コンテナ投資が注目される理由5つ

不動産関連の投資方法には、コンテナ投資以外にも複数の手段があります。しかし、その中でも特にコンテナ投資は注目されているのです。ではなぜ、コンテナ投資が注目されているのか、以下にその理由を5つご紹介いたします。

コンテナ投資が注目される理由1:利回りが良い

コンテナ投資が注目される理由1つ目は、利回りの良さです。コンテナ投資は10%前後の利回りが標準となっています。

 

運用が上手くいけば、20%以上の利回りになることもあります。しかし利回り20%以上を目指すためには、土地・その周辺環境・賃料設定・ランニングコストなど、多方面での兼ね合いを考えなければなりません。不利益を生まず、利用者のためになる案が必要です。

コンテナ投資が注目される理由2:節税対策になる

コンテナ投資が注目される理由2つ目は、節税対策に使えることです。不動産投資では固定資産税の心配がありますが、コンテナは動かせるため動産扱いとなります。つまり、固定資産税の対象ではないため、コンテナ自体に不動産関連の税金は発生しません。

 

また、大型コンテナには、新品の場合で7年の法定耐用年数が設けられています。さらに法定耐久年数が終了した7年後は薄価を1円にすることができるため、これにより相続や贈与の際も税金の負担がありません。将来的に、誰かへ投資の権利を移行させたい方にも向いているのです。

耐用年数表 6 容器及び金庫

コンテナ投資が注目される理由3:安定した賃料が見込める

コンテナ投資が注目される理由3つ目は、安定した賃料収入が見込めることです。収納スペースとして貸し出すため、一度荷物を置けばそのまま放置状態になるケースが多く、他の不動産投資よりも賃料収入が安定する傾向にあります。

 

マンションなどを貸し出す一般的な不動産投資よりも契約が長期化しやすいため、場合によっては自主管理型でも空室リスクがカバーされることもあります。しかし、引っ越しなど一時的な理由で借りたり、何らかの理由で突然に解約者が出ることもあるため油断は禁物です。

コンテナ投資が注目される理由4:ランニングコストが少ない

コンテナ投資が注目される理由4つ目は、ランニングコストの少なさです。一度設置してしまえば運用にかかる主なコストは管理手数料くらいなので、他の不動産投資に比べて基本的なコストカットは実現されます。

 

特に自主管理型では管理手数料も発生しないため、ランニングコストはほぼかかりません。運用で継続的にかかるコストが少ないことは、賃料収入の安定化にも寄与しています。メンテナンスや修繕費も長期的にかからないので、マンションなどよりも扱いやすいでしょう。

コンテナ投資が注目される理由5:土地が有効活用できる

コンテナ投資が注目される理由5つ目は、土地が有効活用できることです。住宅には向かないと考えられる狭小地・変形地・空きが目立つ月極駐車場・利便性が悪いなど、マンションなど住宅としての経営には心配がある土地もコンテナ投資なら活用することができます。

コンテナ投資に必要なもの3選

コンテナ投資を始めるにあたって必要になるのは、土地・資金・ランニングコストです。収納スペースとして貸し出すコンテナは屋外設置で提供するため、まず土地が必要になります。コンテナと土地の準備に伴い費用も発生するので、事前に確認しておきましょう。

コンテナ投資に必要なもの1:初期費用

コンテナ投資に必要なもの1つ目は、初期費用です。運用規模などによりますが、諸経費をトータルした初期費用は600~1500万円が相場となっています。一番のコストはコンテナで、1基あたり150万円前後するため、設置数が増えるほど初期費用も大きくなります。

コンテナ投資に必要なもの2:土地

コンテナ投資に必要なもの2つ目は、土地です。コンテナを設置するための場所として土地が必要になります。もともと持っている土地の中でコンテナ投資に使用したい場所があるならそれを使いますが、ない場合は買う・借りるといった形で用意します。

 

コンテナ投資で使う土地は、借地が一般的です。広さはコンテナ1基あたり10畳程度の広さが必要になるため、土地を買う・借りる場合には、置きたいコンテナの数やかけられる初期費用などに合わせて土地の広さも考えましょう。

コンテナ投資に必要なもの3:ランニングコスト

コンテナ投資に必要なもの3つ目は、ランニングコストです。コンテナ投資でかかるランニングコストは他の不動産投資と比べて少ない傾向にありますが、フランチャイズ型では管理手数料がかかります。手数料額は管理会社で異なるため、多面的に考慮して良い会社を選びましょう。

コンテナ投資に発生するリスク3選

コンテナ投資を行う時には、リスクも踏まえた上で運用の仕方を考える必要があります。起こり得るリスクとしてよく挙げられる内容は、倒壊・盗難・荷物の置き去りです。これらの事態に対して適切な対応と対策が行えるよう、各リスクの内容を把握しておきましょう。

コンテナ投資に発生するリスク1:地震などによる倒壊

コンテナ投資に発生するリスク1つ目は、地震などによる倒壊です。基本的に収納スペースとして用いられるコンテナはそれなりに強固ですが、主要構造の状態や基礎の作りなどによっては地震などの影響で容易に倒壊する可能性があります。

 

倒壊リスクとなる主な原因は、サビなどによる主要構造部の腐食と、コンクリートや同等の強度を持つ基礎上に設置されていないことです。また、コンテナを重ねて設置する場合には、コンテナ同士を接続して安全性を高める必要があります。

コンテナ投資に発生するリスク2:窃盗などが発生する可能性

コンテナ投資に発生するリスク2つ目は、窃盗などが発生する可能性です。防犯対策をしていない状態では、コンテナの扉を開けるだけで簡単に中の物を取り出せてしまいます。そのことから窃盗の目的で訪れる悪い人もいるため、セキュリティ管理にも注意が必要です。

 

行うべき対策は、壊されにくい鍵を選ぶことです。可能であれば防犯カメラやフェンスを設置すると、セキュリティ性が向上し借り手もつきやすくなるでしょう。資金にゆとりがあれば、警備システムや循環警備も取り入れると高い賃料設定でも需要があります。

コンテナ投資に発生するリスク3:不要物の置き去り

コンテナ投資に発生するリスク3つ目は、不要物の置き去りです。荷物をコンテナに預けたまま、その借り手がいなくなってしまうこともあります。

 

物によっては劣化で大変なことになる場合もあるため、その点の管理は契約書などに記した上で、口頭でもちゃんと説明しておきましょう。

コンテナ投資に向く人とは

他の投資方法と同様に、コンテナ投資にも人それぞれ向き不向きがあります。その中でコンテナ投資がおすすめされるのは、手持ち自己資金だけで高い利益を得たい人や、できるだけ手間をかけずに不動産投資を行いたい人です。

 

コンテナ投資は全てのコンテナが稼働すれば高収益が見込める上に、他の投資方法よりも収益率が高くて安定している傾向にあります。また、リスク対策なども踏まえて設置を行えば後にやることは多くないので、比較的に手間なく安定した不労所得が見込めます。

コンテナ投資について詳しく知り運用してみましょう

住宅の面積が狭い日本では、自宅以外の場所で自分の物を保管するサービスに需要があります。そのため、コンテナを収納スペースとして提供して賃料収入を得るコンテナ投資は注目されており、実際に活用している方も多い人気な投資方法でもあります。

 

しかし、コンテナ投資にもメリットとデメリットがあります。今人気で需要が高いからと焦って実行に移すのではなく、基本的な特徴・運用の仕方・良い点・悪い点・起こり得るリスクなど詳細を学んだ上で運用してみましょう。

 

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