不動産投資が儲からないと言われる訳とは？メリットや利益を出すためのポイント6つを解説！
2023 09.1この記事はPRを含みます
不動産投資とは
誰かに自分が所有する不動産を貸し出し、その賃料を利益とする投資を不動産投資と言います。1部屋だけを所有して投資するワンルーム投資やアパートやマンションを丸々1棟所有して投資する1棟買い投資があります。
不労所得を得る方法として注目されていますが、不動産投資は儲からないと考えている人も多いです。
本記事では、不動産投資が儲からないと言われる訳や利益を出すためのポイントを紹介していきます。
不動産投資が儲からないと言われる訳11個
「不動産投資は儲からない」「不動産投資はリスクが高すぎる」など不動産投資に関してマイナスな意見を聞いたことがある人や不動産投資にあまり良いイメージを持っていないという人は多いでしょう。
不動産投資で利益を得ている人はいるはずなのに、なぜあまり良いイメージを持たれないのでしょうか。
どうして不動産投資が儲からないと言われるのか、その訳について見ていきましょう。
儲からないと言われる訳1：すぐに儲けられない
不動産投資が儲からないと言われる訳に、すぐに儲けられないということがあります。
不動産投資は株式投資やFXなどと違い1日で数十万円、数百万円といった利益を得られるものではありません。賃料を得ることができるのは月に1回程度で、すぐに儲けを出そうと思って手を出すと儲けが出ずにジレンマを抱えてしまうことになります。
儲からないと言われる訳2：利益を出すのに時間がかかる
不動産投資は儲からないと言われる訳には、利益を出すのに時間がかかるということもあります。
ワンルーム投資の場合、賃料からローン返済などの経費を引くと手元に残る利益はわずかです。利益を増やそうとすると単純に投資対象となる物件を増やす必要があります。
投資対象物件を増やすことは簡単ではありませんから、10年、20年という長い期間をかけて物件を増やし利益を出していくしかありません。
儲からないと言われる訳3：キャピタルゲインを狙いにくい
不動産投資が儲からないと言われる訳には、キャピタルゲインを狙いにくいということもあります。
キャピタルゲインとは、不動産を売買することで得られる値上がりした利益のことです。
不動産の価値は、人気や地価など社会的要因や経済的な要因で変わります。利益を得られるかどうかの見極めが難しく、購入価格よりも売却価格が下がるキャピタルロスを起こす可能性が高くキャピタルゲインを必ず狙えると言えません。
儲からないと言われる訳4：損益判断が必要となる
不動産投資が儲からないと言われる訳には、損益判断が必要となるということもあります。
当初はローン返済など経費を差し引くと利益を上げられていない物件でも、ローンの返済が終われば家賃収入と不動産という資産が残るとなれば、長期的な視点からは投資は成功ということになります。
利益を現在上げられているかどうかと単純に判断するのではなく、長期的に損益判断できるかどうかで儲けられるかが違ってきます。
儲からないと言われる訳5：マイナススタートから始まることがある
不動産投資が儲からないと言われる訳には、マイナススタートから始まることがあります。
不動産投資では、収支が必ずしもプラスではないということです。投資対象となる物件をローンで購入することが多いですが、ローンを完済するまでは利益が得られないということも考えられます。
物件の維持費が予想以上にかかるというようなことがあれば、マイナスが続くことも考えられます。
儲からないと言われる訳6：利回り10％以上の場合がある
不動産投資が儲からないと言われる訳として、利回り10％以上の物件でも儲からない場合が挙げられます。
広告に書かれた利回りはあくまで空室などのリスクは考えず、満室で得られるものです。利回り10％は不動産投資において一つの目安とされますが、10％以上の利回りがあるとされる物件でも空室などが発生すれば利益を上げることはできません。
空室が多い物件は売値が下がり、利回りが高く見えるので危険です。
儲からないと言われる訳7：空室リスクがある
不動産投資が儲からないと言われる訳には、空室リスクが挙げられます。
不動産投資にはさまざまなリスクがありますが、入居者を確保できずに空室が発生し賃料が得られなくなる空室リスクにもっとも注意しなければいけません。
物件の安さや表面利回りの高さにばかり注目し入居率をよく見ていないと、実は空室が多く思うように儲けられないということも考えられます。
儲からないと言われる訳8：投資目的を明確にしていないまま購入する
不動産投資が儲からないと言われる訳には、投資目的を明確にしていないまま購入することが挙げられます。
家賃収入や節税効果を得ること、老後のための資金調達法といったことが不動産投資の目的です。目的により儲けの感じ方が違います。
月の収入が僅かであるが節税効果が出ているという場合、節税効果があることを理解していないと儲けを感じられず、不動産投資＝儲からないという図ができてしまうのです。
儲からないと言われる訳9：投資スタイルが一括りである
投資スタイルが一括りであるということも、不動産投資が儲からないと言われる訳の一つです。
不動産投資の対象となる物件には中古や新築、ワンルームマンション、ファミリー向けマンションなどがあり、投資の方法も一棟買い投資やワンルーム投資があります。
不動産投資にはさまざまな種類があるということを知らない人が投資スタイルを一括りに語ることで、不動産投資＝儲からないというイメージがついてしまいます。
儲からないと言われる訳10：節税効果は限定的
節税効果は限定的であるということも、不動産投資が儲からないと言われる訳の一つです。
不動産投資では経費として投資費用の減価償却を計上することで節税できますが、節税の大きな恩恵を受けられるのは納税額が高額な人に限られます。
納税額がそれほどでもない人がワンルームマンション投資を行っても思うように節税できず、不動産投資は儲からないという結論に至ってしまいます。
儲からないと言われる訳11：物件の対応が必要
不動産投資が儲からないと言われる訳として、物件の対応が必要になることが挙げられます。
不動産投資は、物件を所有し入居者が見つかればあとは家賃収入が得られるという簡単なものではありません。入居者からのクレーム対応や物件の修繕・管理など、必要に応じてしっかり対応しなければ入居率の低下に繋がります。
物件対応の煩わしさがあることが、不動産投資が儲からないというイメージになっています。
不動産投資のメリット2つ
株式投資やFXには短期間で大きな利益を得られることがメリットですが、不動産投資は短期間で大きな利益を得られる投資方法ではありません。
不動産投資は、長い時間をかけて安定的に家賃収入を得られることがメリットですが、それだけではありません。
不動産には、安定的な家賃収入以外にも2つのメリットがありますので紹介します。
ローンを組める
不動産投資のメリットの1つ目は、自己資金が必要な株式投資やFXと違いローンが組めるという点です。
不動産投資で投資の対象となる物件を購入する場合は、ローンを利用できます。物件を購入するための多額の資金をローンで賄えるので、自己資金がない人でも投資可能です。
また、ローンを利用すれば自己資金がある人でも資金以上の物件を購入できるので、レバレッジを効かせた投資ができます。
資産になる
不動産投資のメリット2つ目は、不動産投資の対象となる物件が現物資産になるということです。
株式は発行会社が倒産してしまうと価値がなくなるというリスクがありますが、不動産の場合は社会情勢の変化や経済の変化で価値がなくなることはありません。
また、不動産は現物資産ですからインフレや金融危機が起きても、金融資産のように急激な価値の変化が起こりにくいというメリットがあります。
不動産投資で利益を出すためのポイント6つ
不動産投資で利益を出すためにはおさえておかなければならないポイントがあります。ポイントを事前に知り、不動産投資を始めることで、リスク回避でき利益を出すことにつなげられます。
最後に、不動産投資で利益を出すためのポイントを6つ紹介していきます。ポイントをおさえて少しでも利益を出せるようにしましょう。
不動産投資のポイント1：長期的に計画を立てる
1つ目に挙げる不動産投資で利益を出すためのポイントは、長期的に計画を立てるです。
不動産投資は10年、20年という長い期間をかけるものであり、その場しのぎの計画では利益を出すことができません。投資を開始する前に、必ず長期的に計画を立てておくことが重要です。
不動産投資の目的は何か、いつまでにどれぐらいの利益が欲しいのか、それを得るためにどうしたらいいのか長期的に計画を立てましょう。
不動産投資のポイント2：リスクの範囲の明確化
2つ目に挙げる不動産投資で利益を出すためのポイントは、リスク範囲の明確化です。
不動産投資には、空室リスク・家賃滞納リスク・賃料下落リスク・金利上昇リスク・物件の老朽化などさまざまなリスクがあります。
リスクがあることを投資を始める前に理解し、リスクが生じた場合にどうするか対策を考えておくことで余力を残しながら投資できます。
不動産投資のポイント3：投資の勉強
3つ目に挙げる不動産投資で利益を出すためのポイントは、投資の勉強をすることです。
不動産投資でいきなり物件を探しはじめても、失敗する可能性が高くなるだけです。事前に、投資に関する基礎知識を身に着けるために勉強しましょう。
不動産投資の仕組み、専門用語などできるだけ多くの知識を身に着けておくと判断材料として有効に働きます。勉強は独学でも可能ですが、セミナーを活用するとより多くの知識を身に着けることができます。
不動産投資のポイント4：物件選び
4つ目に挙げる不動産投資で利益を出すためのポイントは、物件選びです。
物件の選び方しだいで不動産投資が成功するかどうかが変わってきます。選び方のポイントを押さえて物件を購入しましょう。
選ぶポイントとしては、好立地・入居者に合わせ充実した設備・エリアに合った間取りです。大学が近いでは単身向けの間取りにし、単身者が好む設備を揃えるなど工夫することで、入居率や利益を上げられます。
不動産投資のポイント5：不動産会社選び
5つ目に挙げる不動産投資で利益を出すためのポイントは、不動産会社選びです。
不動産投資の初心者が誰の手も借りずに物件探しをするのは難しいことで、目には見えないリスクを抱える物件を選んでしまう可能性があります。
プロの見地から物件選びをサポートし、的確なアドバイスをくれるような信頼できる不動産会社を選びましょう。
不動産投資のポイント6：表面利回りに左右されない
6つ目に挙げる不動産投資で利益を出すためのポイントは、表面利回りに左右されないことです。
表面利回りは年間の家賃収入を物件価格で割っただけで、空室リスクや管理・維持にかかる経費が考慮されていません。表面利回りが高いということは、何か問題があり物件価格が低く設定されている可能性があります。
購入したら問題があり空室だらけということも考えられますから、表面利回りに惑わされないようにしましょう。
不動産投資の知識を深めよう
今回は、不動産投資が儲からないと言われる訳や不動産投資で利益を出すためのポイントについて紹介してきました。
不動産投資は儲からないというイメージが強く嫌われがちですが、長期的な投資であることなどを理解しておけば安定した収入を望むことができる投資法です。
不動産投資に関する基礎知識を身に着けてから投資を行うようにしましょう。
不動産投資に関連する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。
サラリーマン投資家におすすめ！不動産投資の人気ブログ10選！
マンション購入の10のポイント｜不動産投資で失敗しないための注意点
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