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ハウスメーカーが提案する収益物件の特徴5つ|投資をするメリットは?

2020 10.21この記事はPRを含みます

ハウスメーカーってなに?

ハウスメーカーとは、範囲の広い営業ネットワークを持った大手の住宅メーカーです。

投資用物件の購入を検討したことがある方は、ハウスメーカーという言葉を聞いたこともあるでしょう。ハウスメーカーでは住宅建設に用いる建材や設計、施工などを効率的にシステム化しています。

また、住宅販売だけでなく資金計画や投資用の土地探し、購入後のアフターサービスまで多岐にわたるサービスを行っているのが特徴でしょう。

ハウスメーカーの概要

ハウスメーカーは広い規模で展開している住宅建設会社です。

ハウスメーカーは正式な定義ではありませんが、一般的には積水ハウスやセキスイハイム、大和ハウス工業などの広範囲に展開している大手住宅メーカーを指します。

住宅の販売だけでなく部材の生産や設計、施工などすべて自社内で可能にしているため、生産効率が良い点が特徴ではないでしょうか。また、資金計画から家づくりにかかわる幅広いサービスを展開しているでしょう。

ハウスメーカーの戦略とは

ハウスメーカーは戸建てやアパートなどの住宅に特化しています。

一般的な地域に密着した工務店が地域の需要に応じて、住宅以外にも工場や倉庫、事務所なども建築するのに対し、ハウスメーカーは住宅に特化しています。

また、ハウスメーカーはデザイン性が高くコストパフォーマンスの良い住宅を提供可能です。さらに、部材の生産からシステム化することにより、より短い工期で品質の高い住宅を建築できるようにしています。

ハウスメーカーが提案する収益物件の特徴5つ

ハウスメーカーはどのような収益物件を提案するのでしょうか。

ハウスメーカーは小規模な建築会社である工務店とは異なり、家づくりにかかわる非常に幅広い事業を展開しています。

また、工務店が需要に合わせて倉庫や工場なども取り扱うのに対して、ハウスメーカーは名前の通り、戸建て住宅やアパートなどに特化しているという特徴があります。

ここではハウスメーカーが提案する、収益物件の特徴5つをご紹介します。

収益物件の特徴1:新築で一定のクオリティを保っている

ハウスメーカーが提案する投資物件は、新築で一定のクオリティを保っているものが多いでしょう。

ハウスメーカーが提案する投資物件は、一般的にハウスメーカーの自社物件です。前述のとおり、ハウスメーカーは自社で部材の生産から設計、建築まで行っているため、品質の良い住宅を早く建築できるのではないでしょうか。

そのため、一定以上のクオリティを保った新築の戸建てやアパートを提案することが可能です。

収益物件の特徴2:外観がコンパクトで見栄えが良い

ハウスメーカーが提案する投資物件は、コンパクトで見栄えの良い物件が多いでしょう。

ハウスメーカーが提案する投資用アパートは、コンパクトなマンションのような、外観の見栄えが良い物件が多いといわれています。

ハウスメーカーが建築している物件の特徴の1つとして、高いデザイン性が挙げられるため、ハウスメーカーの自社物件であれば、おしゃれで見栄えの良い投資用のアパートや、戸建てを紹介してもらえるかもしれません。

収益物件の特徴3:施工代金がリーズナブル

ハウスメーカーが提案する投資物件の施工代金は、リーズナブルであることが多いでしょう。

ハウスメーカーにもよりますが、大手ハウスメーカーが建築する物件の施工代金は、比較的リーズナブルといわれています。最近では、ローコスト住宅なども多く、ハウスメーカーの間でも価格を抑えた住宅の販売競争が行われているのではないでしょうか。

そのため、ハウスメーカーが建築している投資物件は、施工代金がリーズナブルになるケースが多いです。

収益物件の特徴4:新築アパートは原価で建築している

ハウスメーカーが提案する投資物件は、新築アパートを原価で建築が可能だといわれています。

大手ハウスメーカーは、住宅建設に利用する建材の生産から設計、施工などを効率的にシステム化しているため、新築アパートは原価での建築も可能です。そのため、ハウスメーカー自身が賃貸物件を取り扱う場合、安い賃料を設定できるかもしれません。

つまり、投資物件で収入を得ようと考えているオーナーからしてみると、ハウスメーカーはおすすめでしょう。

収益物件の特徴5:住宅設備機器は一般的

ハウスメーカーが提案する投資物件の住宅設備機器は、一般的なレベルが多いでしょう。

ハウスメーカーが建築するアパートや戸建ては、外観は見栄えの良いハイグレードアパートも多いですが、住宅設備機器に関しては普通のグレードになっていることが多いのではないでしょうか。

そのため、よくある高級住宅のハイグレードなキッチンをグレードダウンすることで、コストを下げるような対応は、できないケースがあります。

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をするメリット5つ

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をすることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここまでハウスメーカーの特徴についてご紹介してきましたが、ハウスメーカーは工務店とは大きく異なるスタイルの建築会社だということがわかったのではないでしょうか。

また、ハウスメーカーに依頼して不動産投資をする場合、さまざまなメリットがあると考えられます。ここではハウスメーカーに依頼して不動産投資をするメリットをご紹介します。

不動産投資をするメリット1:マニュアルでチェック項目が決まっている

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をすると、あらかじめマニュアルで決まったチェック項目を利用できるというメリットがあります。

ハウスメーカーで投資物件を建築する場合、建築プランのバリエーションは豊富ですが、基本的なマニュアルが用意されているため、チェック項目が決まっていることが多いでしょう。

そのため、どの店舗で不動産投資を行う場合でも、マニュアルに沿った一定の品質のサービスを受けられるというメリットがあります。

不動産投資をするメリット2:メーカーのプランで費用が安く収まる

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をすると、メーカーのプランで費用が安く収まる可能性があるというメリットがあります。

ハウスメーカーはプランのバリエーションが豊富です。そのため、オーナーそれぞれの予算に見合ったプランを選ぶことも可能です。さらにメーカーがあらかじめ用意しているプランであれば、費用も大きく変わることはないでしょう。

逆にメーカーが用意しているプラン以外になると、高額になるケースもあるため注意しましょう。

不動産投資をするメリット3:モデルルームがある

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をすると、モデルルームを参考にできるというメリットがあります。

ハウスメーカーは一般的に、住宅展示場にモデルルームを出店しているため、ハウスメーカーで投資をする場合は、実際にモデルルームを見て参考にできるでしょう。

ただし、出店するハウスメーカーのモデルルームは、通常よりも豪華になっていることがあります。そのため、そのままの物件が手に入るわけではない点は押さえておきましょう。

不動産投資をするメリット4:賃貸経営に関するアドバイスを受けられる

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をすると、賃貸経営に関するアドバイスを受けられるというメリットがあります。

ハウスメーカーなら賃貸経営に関するアドバイスを受けることも可能です。仮に地元の工務店に依頼して投資物件を建築する場合、工務店にもよりますが、賃貸経営に関するアドバイスなどはハウスメーカーよりも弱くなるケースが多いかもしれません。

そのため、アドバイスを受けたい場合は、ハウスメーカーのほうがおすすめでしょう。

不動産投資をするメリット5:軽量鉄骨を扱える

ハウスメーカーで不動産投資をすれば、軽量鉄骨を扱えます。

軽量鉄骨とは厚さが薄い鋼材で作られた鉄骨のことです。ハウスメーカーは、建築に使う部材を工場で生産しているため、軽量鉄骨を使った住宅が建てられます。

軽量鉄骨の法定耐用年数は19年ですが、メンテナンスで寿命を延ばすことも可能です。また、ハウスメーカーごとに軽量鉄骨造の耐用年数は異なるため、確認してみてはいかがでしょうか。

耐用年数(建物/建物附属設備)|国税庁

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をするデメリット2つ

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をする場合、いくつかのデメリットもあります。

ここまでハウスメーカーに依頼して不動産投資をするメリットをご紹介しましたが、一方でデメリットもあります。実際にハウスメーカーに不動産投資を依頼する場合は、メリットだけでなくデメリットに関しても知っておくようにしましょう。

ここではハウスメーカーに依頼して、不動産投資をするデメリット2つをご紹介します。

不動産投資をするデメリット1:提案時と担当者が変わってしまうことが多い

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をする場合、提案時と担当者が変わる場合も多いでしょう。

大手ハウスメーカーの場合、どうしても提案時の担当者と、実際に施工などを担当する担当者が変わるケースも多いです。投資を成功させるためには、優秀な担当者についてもらえるかどうかが重要ではないでしょうか。

そのため、同じ担当者に担当してもらいたいという方は、最初の段階でずっと担当をしてもらえるのかどうか確認したほうが良いでしょう。

不動産投資をするデメリット2:敷地形状の制約を受ける可能性がある

ハウスメーカーに依頼して不動産投資をする場合、敷地形状の制約を受ける可能性もあるでしょう。

ハウスメーカーが提案する住宅は規格品が多いため、所有している土地の形状によっては、敷地形状の制約を受ける可能性もあります。

また、敷地の形状でハウスメーカーが提案できるプランの制約を超えてしまった場合、料金が上がってしまうこともあるため注意が必要です。

ハウスメーカーに依頼する際の注意点

ハウスメーカーに依頼する場合は、気を付けたほうが良い点もあります。

ハウスメーカーに依頼して不動産投資を行う場合、メリットやデメリットではなく、1点気を付けたほうが良いポイントがあります。それは「共益費」などの取り扱いについてです。

ここではハウスメーカーに依頼する際の注意点をご紹介しますので、ハウスメーカーに不動産投資を依頼しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

共益費などの取り扱いに気を付ける

ハウスメーカーに依頼する場合は、共益費が吸い上げられていないかチェックしましょう。

ハウスメーカーで投資用のアパートを建築して、一括借り上げをする場合、一般的な借り上げ手数料はプランなどにもよりますが、賃料の約10%~15%になるようです。

手数料は安いものの、共益費などの費用もオーナーから吸い上げるケースがあります。そのため、ハウスメーカーが共益費などの費用を、オーナーから吸い上げていないか、事前に確認するように気を付けましょう。

ハウスメーカーに依頼する投資方法も検討してみよう

ハウスメーカーに依頼して不動産投資を行ってみましょう。

ハウスメーカーは、一定のクオリティで収益物件を建築することができ、さらにハウスメーカーなら賃貸経営のアドバイスなどもしてくれます。ただし、場所によっては敷地形状の制約を受けるケースもあるでしょう。

この記事で紹介した、ハウスメーカーに不動産投資を依頼する場合のメリットやデメリット、注意点などを参考に、ぜひ不動産投資を成功させてみてはいかがでしょうか。

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