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投資信託とは?5つの株式投資との違いなどを紹介!メリットやデメリット、手数料も解説!

2023 07.18この記事はPRを含みます

投資信託とは?

投資信託とは、運用の専門家が株式・債券・不動産などを組み合わせて運用する、パッケージ型の金融商品です。

 

専門家に任せられる安心感があり、複数の商品へ分散投資することでリスク回避を期待できるため、より安全に資産を運用したい方に適した商品でもあります。

 

元本保証はないため、購入する際には十分にリスクを理解する必要はありますが、預金金利だけでは資産を増やすことが難しい昨今、資産形成を始めたい方におすすめといえます。

投資信託と株式投資の5つの違いをわかりやすく紹介!

一般的に金融商品による資産運用というと、株式投資がメジャーですが、投資信託は株式投資と何が違うのでしょうか。

 

株式投資は自分の知識や経験から判断して投資しますが、投資信託は専門家に運用を任せることができるので、経験のない方でも気軽に投資しやすい商品といえます。

 

ここからは、投資信託と株式投資の5つの違いについてわかりやすく紹介していきます。

投資信託と株式投資の違い1:投資先の選び方

株式投資では、個別企業の業績や株価の動向を調べて、どの企業の株を購入するか判断しますが、投資信託では、投資対象や運用方法を見て投資先を選びます。

 

投資対象には、国内・先進国・新興国などの投資地域や、株式・債券・不動産・コモディティなどの投資資産があげられます。

 

運用方法には、日経平均株価やTOPIXと連動するよう設計されたインデックス型と、インデックス型を上回る成果を目指すアクティブ型という運用方法があります。

投資信託と株式投資の違い2:投資のタイミング

投資信託も株式投資も、安いときに購入して高いときに売ることで利益を得る点は共通しています。しかし、現実的には「安い」と思って購入してもさらに値下がりすることもあり、買い時・売り時を正しく判断するのは困難でしょう。

 

投資信託では、投信積立という一定の金額を継続投資するサービスを多くの証券会社で取り扱っています。投信積立は、時間を分散のリスク回避する効果や、買い付け単価を引き下げる効果があるといわれています。

投資信託と株式投資の違い3:投資金額

株式を購入するには、数万・数十万・数百万円という資金が必要ですが、投資信託は数千円から購入できる商品もあります。また、投資信託の積み立てであれば、最低100円から購入できる証券会社も数多くあります。

 

投資信託は、株式と比べわかりやすく、少額から気軽に始められる投資商品といえます。

投資信託と株式投資の違い4:手数料

株式投資では、売買するときの売買手数料がかかります。一方、投資信託はプロに運用を任せるため、購入時手数料・信託報酬・信託財産留保額といった手数料がかかります。

 

販売手数料とは、投資信託を購入するときに販売会社に支払う手数料で、購入代金に所定の料率をかけた金額です。「ノーロード型」投資信託ではこの販売手数料が無料です。

 

信託報酬とは投資信託を保有している間にかかるコストで、保有額に所定の料率をかけた金額が徴収されます。信託財産留保額とは、一般的に解約時に徴収されるものです。

投資信託と株式投資の違い5:利益

株式投資の利益をわかりやすくいうと、買ったときより高く売れたときに得られる譲渡益、会社が得た利益の還元である配当金、株主優待の3つです。

 

一方、投資信託で得られる利益とは、途中換金や償還時の値上がりによる利益、分配金の2つがあげられます。

投資信託のメリット5つをわかりやすく紹介!

投資信託と株式投資の違いについてみてきましたが、投資信託で資産運用を行うメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。

 

投資信託の5つのメリットを、これまで株式投資や投資信託への投資をした経験のない方にも、わかりやすく解説していきます。メリットを理解することで、投資信託の仕組みについて理解できるので、ぜひ参考にしてください。

投資信託のメリット1:分散投資でリスク抑制ができる

投資信託は、投資家から集めた資産を複数の商品に分散して運用するため、リスク分散効果を期待できます。

 

個人投資家が株式投資で分散投資しようとしても、複数の銘柄へ分散させるには多くの資金が必要となるため、むずかしい場合が多いです。

 

投資信託は、もともと分散投資の考えから生まれた商品ですので、リスクを押さえて資産形成をしたい個人投資家の方におすすめです。

投資信託のメリット2:運用はプロに任せられる

個人投資家が自分で運用を行うためには、株式・債券・外国為替などの投資に関する知識を身につける必要があり、投資初心者のハードルは高いでしょう。

 

投資信託は、投資先の選定や売買などの判断を、資産運用のプロに任せられるので、金融に関する知識を持たない初心者にもわかりやすく、気軽にスタートできます。

 

さらに、投資信託なら、個人では簡単に買えない海外の株式や債券にも投資できます。

投資信託のメリット3:小額からでも投資できる

投資信託は株式より小さい金額で購入することができますが、毎月決まった額を買い付ける積立を申し込めば、1,000円未満から始められる証券会社もあります。

 

中には、100円からスタートできる証券会社もあるので、投資初心者でも気軽に始めやすく、投資について学びながら運用できるのが魅力です。

投資信託のメリット4:資産価値や値動きが分かりやすい

投資信託は、原則として毎日基準価格が公表されるため、資産価値や値動きがわかりやすくなっています。基準価格とは、投資信託の値段のことです。投資信託では口数単位で取引を行いますが、1口当たりの値段を基準価格といいます。

 

また、目論見書には、基準価額の推移、純資産総額の推移、分配金の推移、年間収益率の推移など、過去の運用実績がグラフなどでわかりやすく掲載されているので、チェックしてみるのも良いでしょう。

投資信託のメリット5:債券投資も選べる

一般的に国内株式と国内債券は逆の値動きをするといわれていますので、株式に加えて債券にも投資しておくことで、リスクを分散できると考えられます。

 

投資信託には、株式だけでなく債券を投資先にしているものも多くあります。国内株式型の投資信託を購入するのであれば、国内債券型の投資信託を購入しておくことで、リスク分散効果を期待できるといえます。

 

また、複数の資産や市場へバランス良く投資する「バランス型投資信託」であれば、1つの商品で分散させることもできます。

投資信託のデメリット3つをわかりやすく紹介!

分散投資によるリスク低減効果を期待できる投資信託ですが、投資信託への投資で気を付けなければいけないことにはどのようなことがあるのでしょうか。

 

投資信託へ投資する前に知っておきたい、投資信託への投資のデメリット3つをわかりやすく解説します。

投資信託のデメリット1:委託費用がかかる

投資信託への投資には、購入時手数料・信託報酬・信託財産留保額といった3つの手数料がかかります。

 

この中でも特に気を付けたいのが信託報酬です。信託報酬は保有額に所定の料率がかかりますが、運用資金から徴収されるため、運用中には見えづらくわかりにくいコストとなります。

 

少しの料率の違いであっても、長期運用すると大きな差につながる可能性もあるので、注意が必要です。

投資信託のデメリット2:元本保証がない

投資信託は元本が保証された銀行預金と異なり、値動きのある株式・債券などに投資するため、基準価額は変動します。投資信託の運用成績が悪ければ、購入時の基準価額を下回り、元本割れになる可能性もあります。

 

投資信託の商品によって、リスクの種類や大きさは異なります。目論見書には、リスクについてわかりやすく記載されているので、確認することは欠かさないでください。

投資信託のデメリット3:売買のタイミングが制約されている

投資信託の中には、「クローズド期間」という一定期間解約できない期間を設けている商品があります。

 

また、投資信託を換金する場合、原則としていつでも申し込みできますが、MMFやMRFなどの日々決算型の投資信託以外は、申し込みからお金が振り込まれるまで4営業日かかります。

 

購入時には、換金時の制約についてもチェックすることをおすすめします。

換金はいつでもできるの?

投資信託で必要となる3つの手数料をわかりやすく紹介!

投資信託で必要な手数料についてすでにご説明しましたが、大事なことですので改めてわかりやすくご説明します。ここでは3つの手数料をご紹介します。本記事を参考に不明な点や曖昧な点をクリアにしてください。

投資信託の手数料1:購入時手数料

購入時手数料とは、投資信託を購入するときに、販売会社に支払う手数料です。金額は、購入代金に所定の料率を掛けて算出します。

 

最近は、この販売買付手数料を無料にした「ノーロード型」商品も増えています。積み立て投資などで、複数回に分けて投資する場合、購入時の手数料が無料となるのは大きな魅力となります。

 

ただし、「ノーロード型」で無料になるのは、購入時の手数料だけですので、注意が必要です。

投資信託の手数料2:信託報酬

信託報酬は運用管理費用ともよばれ、投資信託を保有している期間に発生します。金額は保有額に所定の利率をかけたもので、運用資金の中から徴収されます。販売手数料のように、投資家が直接負担しないため、気づかない内にひかれてしまうものです。

 

長期投資すると、数%の差が大きな差につながる可能性もあるので、目論見書で信託報酬の利率をチェックするようにしましょう。

投資信託の手数料3:信託財産留保額

投資信託を解約する際には、信託財産留保額が徴収される投資信託があります。

 

投資信託を換金する際には事務手数料がかかりますが、信託財産留保金を徴収しないと、残存する受益者が負担することになってしまいます。この不公平を避けるために信託財産留保額が徴収されます。

投資信託とは?わかりやすく言えばプロに資産運用を委託すること!

投資信託とは、投資先の選定や売買タイミングなどをプロに任せて、資産運用を行うものです。

 

投資信託では、株式投資にはかからない管理手数料や解約手数料などのコストがかかりますが、金融知識がない方や投資経験のない方でも、投資先を分散してリスクを低減させながら資産形成を行えるメリットがあります。

 

これから投資を始めるのであれば、投資方法として投資信託も候補にしてみるとよいでしょう。

投資信託に関する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

投資信託とは|投資信託はいくらから始められるのか?4つのポイントなどを紹介

投資信託とは?メリット6つや知っておきたい知識をわかりやすく解説

 

また、株式投資に関する記事を以下のリンク先にまとめていますので、興味がある方はご参照ください。

株式投資をする人たちの株式の管理方法とは?おすすめのアプリ12選をご紹介

 

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